6 課題分析( MBH / MFH )
(4)TTC/FMN活動 への適合性 (5)日本の強みが 発揮できる事情 (6)既存技術との 親和性
(7)時間的な妥当 性
【目的4】
先進性・正 当性アピー
ル
(1)標準化目的の
明確度合い 中 1Tbps級のリンク確立/レート制御のリンク確立の標準化は 先進性がある。
(2)産業的インパ
クトの大きさ 中 光伝送装置としては確立されている。
(3)既存検討との
ギャップ 高 仮想制御によるトランスポート(資源)の最適化は新しい。
(4)TTC/FMN活動
への適合性 高 基幹NWの伝送技術は情報転送専門委員会がある。
(5)日本の強みが
発揮できる事情 高 高速光伝送技術は得意分野である。
(6)既存技術との
親和性 NA システムの独立性が高いため、バックワードコンパチビリテ ィを考慮する必要がない。
(7)時間的な妥当
性 中 400G-Ethernetが標準化検討されているため、1Tbpsの実現
は先進性がある。
6.1.2 セルの大容量化(MFH 大容量伝送)【1-MBH/MFH-2】
技術課題
現状のCPRIでは端末側10Gbpsに対し約160Gbps(16倍)の伝送容 量が必要
(機能分割による非CPRI技術の適用)
標準化目的 評価軸 評価 説明
【目的1】
相互接続
(1)標準化目的の
明確度合い 高 RRHとBBUが分離するのであれば、IFの標準化は必要とな る。
(2)産業的インパ クトの大きさ 高
C-RAN方式により、基地局サイトの小型化、低消費電力化、
基地局間協調の観点が考えられ、その観点から普及に対する ニーズは高い。(課題が解決されれば広く普及する。)
(3)既存検討との ギャップ 中
ITU-T SG15ではWDM上のオーバレイ等の議論があるがL1レ ベル限定である。研究会レベルでは種々の方式が検討されて いる。
(4)TTC/FMN活動
への適合性 高 Wireless機器側関係者と連携必要である。
(5)日本の強みが
発揮できる事情 高 安価なアクセス系ファイバインフラが普及していることによ
りC-RANが普及しやすい背景がある。
(6)既存技術との
親和性 高 基本的に既存技術を伝送技術として流用するか、新規技術と なると思われるため、既存技術との親和性は小さい。
(7)時間的な妥当
性 高 伝送レートの増加に応じて必要なファイバ数が増大してお り、重要度は高くなる。
【目的2】
コスト高騰 回避・安定 調達・市場
拡大
(1)標準化目的の
明確度合い 高 標準化によるコスト低減効果が期待される。
(2)産業的インパ
クトの大きさ 高 スモールセル化に伴う基地局数増加により、低コスト大容量 MFHの実現が市場普及のカギとなりインパクトは大きい。
(3)既存検討との
ギャップ 高 研究会レベルでは検討されているが、製品化レベルでは検討 されていない。
(4)TTC/FMN活動
への適合性 中
モジュールコスト低減が求められ、TTC/FMN活動としては適 合性が低い。新規インタフェースもWireless側の検討が必 須。課題定義としては検討の価値がある。
(5)日本の強みが
発揮できる事情 高 整備された日本の光ファイバインフラ活用が期待できる。
(6)既存技術との
親和性 高 光伝送技術としては確立されている。低コスト化に向けた改 良程度であり、インパクトは低い。
(7)時間的な妥当
性 高 C-RAN方式採用が拡大している時期であり妥当である。
【目的3】
規制対応
(1)標準化目的の
明確度合い 高 PONの伝送波長については規定の重要度が高い。
(2)産業的インパ
クトの大きさ NA この評価項目は規制対応とは相関がない。
(3)既存検討との
ギャップ 低 PONの伝送波長についてはITU-T SG15にて既に議論済みであ る。
(4)TTC/FMN活動
への適合性 NA この評価項目は規制対応とは相関がない。
(5)日本の強みが
発揮できる事情 NA この評価項目は規制対応とは相関がない。
(6)既存技術との
親和性 NA この評価項目は規制対応とは相関がない。
(7)時間的な妥当
性 NA この評価項目は規制対応とは相関がない。
【目的4】
先進性・正 当性アピー
ル
(1)標準化目的の
明確度合い 中 無線と有線の連携にフォーカスすれば先進性があるが、伝送 レートの削減については無線の要求条件に依存する。
(2)産業的インパ
クトの大きさ 中 光伝送装置としては確立されている。
(3)既存検討との
ギャップ 高 MFH容量削減の観点では、検討が進められておらず先進性は ある。但し、有線・無線の横通しの検討の場が必要である。
(4)TTC/FMN活動
への適合性 高
次世代フロントホールインタフェース(NGFI)を主導する組 織が明確でないため、何らかの活動を示すことの先進性アピ ールへの貢献の意味は大きい。
(5)日本の強みが
発揮できる事情 低 ダークファイバの利用が可能だが、先進性はない。
(6)既存技術との
親和性 NA システムの独立性が高いため、バックワードコンパチビリテ ィを考慮する必要がない。
(7)時間的な妥当
性 高 現状、MFHの検討を行う団体は少なく、技術要件の検討結果 をアピールするには適当なタイミングである。
6.1.3 スモールセル化(スモールセルへの効率的伝送)【1-MBH/MFH-3】
技術課題 P2P構成を使用しているためファイバ数や装置数が増大し、NWコス トの高騰、消費電力増となる。
標準化目的 評価軸 評価 説明
【目的1】
相互接続
(1)標準化目的の
明確度合い 高 ONUのマルチベンダ化のニーズは高く、相互接続性を目的と した標準化の要求は高い。
(2)産業的インパ
クトの大きさ 高 スモールセルの大規模展開が想定されるため、産業的なイン パクトは非常に大きい。
(3)既存検討との ギャップ 中
既存技術をPON技術、WDMと考えた場合、技術的には同期機 能も含めて検討済。ただし、PONの遅延課題、PONのMFHへ の適用の意味ではギャップがある。
(4)TTC/FMN活動
への適合性 高 光アクセス網関連の標準化方針と合致する。
(5)日本の強みが 発揮できる事情 高
技術的には日本の優位性は無いが、安価なアクセス系シェア ドファイバインフラが普及していることによりPON技術が導 入しやすい背景がある。
(6)既存技術との
親和性 高 既存網との共存を考えなければインパクトは少ない。
(7)時間的な妥当
性 高 スモールセルの大規模展開は5G以前に3.5GHz帯で必要にな る可能性がある。
【目的2】
コスト高騰 回避・安定 調達・市場
拡大
(1)標準化目的の
明確度合い 高 標準化によるコスト低減効果が期待される。
(2)産業的インパ
クトの大きさ 高 スモールセル化に伴う基地局数増加により、安定調達が必要 となる。
(3)既存検討との
ギャップ 高 研究会レベルでは検討されているが、製品化レベルでは検討 されていない。
(4)TTC/FMN活動
への適合性 高 産業界への影響を考慮して検討していく意味がある。
(5)日本の強みが
発揮できる事情 低 量産によるコスト低減では、日本は強みを発揮しづらい。
(6)既存技術との
親和性 高 新たな設置とするのであれば、インパクトは小となる。
(7)時間的な妥当
性 高 C-RAN方式採用が拡大している時期であり妥当である。
【目的3】
規制対応
(1)標準化目的の 明確度合い NA
これらの評価項目は規制対応とは相関がない。
(2)産業的インパ クトの大きさ NA (3)既存検討との ギャップ NA (4)TTC/FMN活動
への適合性 NA (5)日本の強みが 発揮できる事情 NA (6)既存技術との 親和性 NA (7)時間的な妥当
性 NA
【目的4】
先進性・正 当性アピー
ル
(1)標準化目的の
明確度合い 高 精度が求められるシステムに対するPON方式を適用する場 合、必須となる。
(2)産業的インパ
クトの大きさ 低 C-RAN方式自体は目新しい技術ではない。
(3)既存検討との ギャップ 高
これまでの基地局システムに対応する伝送方式に関しては、
ITU-T SG15で検討済みである。ただし、次世代基地局システ
ム対応については、未検討である。
(4)TTC/FMN活動
への適合性 高 光アクセス網関連の標準化方針と合致する。
(5)日本の強みが
発揮できる事情 高 製造技術、加工技術という観点で日本が優位である。
(6)既存技術との
親和性 NA システムの独立性が高いため、バックワードコンパチビリテ ィを考慮する必要がない。
(7)時間的な妥当
性 高 2020年の5G商用化に向けて必要となる。