第3章 各種資料 1 教育行政
Ⅱ 調査結果の機要
本報告書は、県内市町村教育委員会についての調査結果をまとめたものである。
また、この集計は島根県集計であり、後日公表される文部科学大臣の公表が確定数である。
1.教育委員会
平成25年5月1日現在の市町村教育委員会数は19教育委員会である。
組織別にみると、本県の場合は「6人制」が2市、「5人制」が17市町村である。
表1 類型別の教育委員会数とその推移
総 数 54 54 54 54 54 54 54 54 56 56 56 56 56 56 56 29 21 21 21 21 19
市 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8
町 38 38 38 38 38 38 38 38 40 40 40 40 40 40 40 18 12 12 12 12 10
村 6 6 6 6 6 6 6 6 7 7 7 7 7 7 7 3 1 1 1 1 1
共同設置 2 2 2 2 2 2 2 2 1 1 1 1 1 1 1 - - - - -
-11 13 15 17 18 19 21 23 25 年 別
類型別 昭和 9 10
62 63 平成 3 4 5 6
元 2 7 8
2.教育委員
市町村教育委員会の教育委員の年齢、性別、職業等についてみると、次のとおりである。
なお、教育委員数には、教育長である委員は含めていない。
(1)教育委員の年齢と性別及び保護者の別
教育委員の年齢は、60〜64歳が最も多く24.4%(前回11.9%)で、65〜69歳が16.7%(同28.6%)、
70歳以上が12.8%(同10.7%)となっている。
また、教育委員の平均年齢は58.6歳(前回58.9歳)となっている。
教育委員の在職年数は、2〜4年未満が最も多く25.6%(前回33.3%)で、次いで1年未満が 19.2%(同16.7%)4〜6年未満が15.4%(同16.7%)となっている。
また、教育委員の平均在職年数は4.1年となっている。(前回4.2年)
未成年者の保護者である教育委員の割合は30.8%(24人)で、前回32.1%(27人)と比べて1.3 ポイントの減少となっている。
また、教育委員のうち、女性の割合は34.6%(27人)で、前回35.7%(30人)と比べて1.1ポ イントの減少となっている。
40歳未満 2 2.6%
40〜49歳 16 20.5%
50〜54歳 9 11.5%
55〜59歳 9 11.5%
60〜64歳 19 24.4%
65〜69歳 13 16.7%
70歳以上 10 12.8%
図1 年齢別教育委員数
1年未満 15 19.2%
1〜2年未満 11 14.1%
2〜4年未満 20 25.6%
4〜6年未満 12 15.4%
6〜8年未満 11 14.1%
8〜12年未満 6 7.7%
12〜16年未満 2
2.6% 16年以上 1 1.3%
図2 在職年数別教育委員数
教育委員総数
78人
教育委員総数
78人
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(2)教育委員の職業と教職経験
教育委員の職業は、「無職」が42.3%(前回42.9%)を占め最も多く、次いで「管理的職業 従事者」が19.2%(同16.7%)、「専門的・技術的職業従事者」が15.4%(同22.6%)となっ ている。
また、教員の職歴を持つ委員(教員の勤務経験1年以上)は29人で、全体の37.2%(同38.1%)
である。これを職業別にみると「無職」の委員のうち教員の職歴を持つ委員が69.7%(同66.7%)
を占めている。
9
14
6 9
1 0
10 3
1
0
0
2
23
0 5 10 15 20 25 30 35
専門的・技術的職業従事者 管理的職業従事者 事務従事者 販売・サービス・保安職業従事者 農林漁業従事者 生産工程従事者︑輸送・機械運転︑建設・採掘︑運搬・清掃・包装等従事者 無職
図3 職業別の教育委員数
教職経験あり 教職経験なし
3.教育長
市町村教育委員会の教育長の年齢、性別、保護者の別、在職年数、職歴の状況をみると次のと おりである。
(1)教育長の年齢と性別及び保護者の別
教育長の年齢は、「60〜64歳」が11人(総数に占める割合57.9%)と最も多く、次いで「65
〜69歳」が3人(同15.8%)となっている。
また、教育長の平均年齢は61.9歳(前回61.9歳)となっている。
教育長の性別は、19人中17人が男性である。
また、保護者である教育長は1人(総数に占める割合5.3%)である。
(2)教育長の在職年数
教育長の在職年数は、「2年以上4年末満」が5人で全体の26.3%(前回47.6%)と最も多 く、次いで「1年未満」が4人で21.1%(同14.3%)となっている。
また、平均の在職年数は4.7年(前回4.1年)となっている。
40〜49歳 1
5.3% 55〜59歳 2 10.5%
60〜64歳 11 57.9%
65〜69歳 3 15.8%
70歳以上 2 10.5%
図4 年齢別教育長数
教育長総数 19人
1年未満 4 21.1%
1〜2年未満 2 10.5%
2〜4年未満 5 26.3%
4〜6年未満 3 15.8%
6〜8年未満 2 10.5%
8〜12年未満 1 5.3%
16年以上 2 10.5%
図5 在職年数別教育長
教育長総数 19人
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(3)教育長の直前歴
教育長の直前歴をみると、「地方公務員」「教職員」が各5人で全体の各26.3%(前回各33.3%)
と最も多く、「教育委員会関係職員」が4人で21.1%(同19.0%)の順となっている。
4.事務局職員
市町村教育委員会事務局の本務職員数(派遣社会教育主事を含む。)は517人で前回511人に比 べて6人増加している。
内訳をみると、「事務職員」が最も多く、407人で全体の78.7%(前回406人、79.5%)を占め ている。次いで指導主事が46人で8.9%(同38人、7.4%)、派遣社会教育主事が22人で4.3%(同 4.3%)の順となっている
.教育長 1 5.3%
教職員 5 26.3%
教育委員会 関係職員
4 21.1%
地方公務員 5 26.3%
国家公務員 1 5.3%
その他 3 15.8%
図6 前歴別教育長
指導主事 46 8.9%
充て指導主事 11
2.1% 社会教育主事 11 2.1%
派遣社会教育 主事
22 4.3%
事務職員 407 78.7%
技術職員 11 2.1%
労務職員 8 1.5%
図7 市町村教育委員会事務局の職種別職員 教育長総数
19人
社会教育 主事補
1 0.2%
〔統計表〕