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7.1. 整流回路の確認

調整・確認は電源関係から行った。まず、全ての電解コンデンサへの接続を外した上で電源 ON し、

整流回路から引き出している線の正負の確認、脈流なので正しく測定できないが電圧出ているかを 確認。次に、一旦電源 off した後、電解コンデンサに整流回路出力を接続。この時、定電圧回路へ の配線は外しておいた。配線誤りがないかを十分確認した上で電源 ON。ここで、再度電圧測定を行 い正常値(トランスの AC 端子の 倍)の電圧がでているか確認した。再度電源 off し、電解コンデ ンサを数 56Ωの抵抗で放電した後、定電圧回路に接続。電源 ON して電圧を測定。正常である事を確 認した。

7.2. Ioの調整

待ちわびた夏が来た。室温 32℃。出力にダミーロー ドを接続し、入力をショート。そして、汗をかきかき 測定を行った。Io は 22mA。サーミスタが効きすぎて いる。そこで、サーミスタとのパラ抵抗を 200Ωとし、

シリーズに 75Ωを繋いで再測定したところ 45mA とな った。ただ、これ以上傾きを小さくすると、サーミス タを使用している意味が無くなる。そこで、春の時点 の温度での Io がずれてしまうが、この段階で半固定 50Ωを調整して 65mA とした。そこで、春の時点の温

度にして測定する為に、エアコンの温度を下げ、室内をガンガンに冷やそうとしたが、妻に「電気 代がもったいない」と阻止され、実現しなかった。秋まで待つか…。

7.3. Voの調整

Vo が 0V になる様に調整。100μV 以下まで調整できそうなのだが、3 回転の TM-7P だとつらい。20 回転ぐらいの半固定を使った方が良さそうだ。

7.4. 保護回路の確認

No.209 DC パワーアンプの記事に記載されている確認方法で確認。問題ない。

7.5. パワーONディレイ回路の効果の確認

バッテリーで駆動している時は電源 off 直後、電源 on するとノイズが発生したが、電源が電解コン デンサでバックアップされるのでノイズは出ず、全く問題無い事がわかった。

0 100 200 300 400 500 600

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65 70 75 80 85

抵抗(Ω

サーミ スタの検出温度(℃)

単独 430Ωパラ 200Ω+追加

7.6. 発振対策

これまで、ボリュームを絞ってみた事が無かったが、ネット検索すると、ボリュームを絞ると発振 するという報告が散見されたので、試しに絞ってみた。やはり、ご多分に漏れず、時計の 10 時ぐら いの角度まで絞ると Io が急激に流れだし、発振した。明らかに帰還量が大きくなり、高域の位相の ずれ(位相回転)による発振だ。

窪田氏の「半導体アンプ作成技法」には、対策として以下が記載されている。

① 2段目トランジスタの B-C 間にコンデンサを付け、高域を減衰させ、スタガー比を確保する。

② 帰還抵抗 3.9KΩにコンデンサ CNFを付けて帰還分の位相を進め、元と位相を合わせ込む。

③ NFB を多量にかけ過ぎないようにする。→ボリュームを 500Ωにして最大 NFB 量を減らす。

今回の現象の対策は②を採用。手持ちで双信製ではないが 5PF のディップマイカがあったので、と りあえず取り付けたところ、ぴたりと止まった。測定器が無いので位相がどのぐらいになっている かわからないが、対策はできた。もう少し、小さな容量でも良いかもしれない。

7.7. レタリング

フロントパネルとリアパネルにレタリングを施した。フロントパネルはサンハヤトのレタリングシート No.271 と No.273 を用いて行い、リアパネルは、テプラの透明テープを使って行った。テプラの透明シー ルは、透明と言っても多少白濁している。張り付けた時の質感は、A-oneの転写シール(品番51112)と 同等。A-one の転写シールは、糊が残って白濁するが、それと同じ感じ。張り替え出来るので使い勝手 は、テプラの透明シールの方が勝っていると判断した。リアパネルなのでこれで充分だと思う。剥がせ ると思うと、少し、乱雑になってしまった。

下段は、2010年作成した安井氏設計の回路を使用して作成したプリアンプ

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