• 検索結果がありません。

評価システム全体の構成

LCOS

4.3 評価システム全体の構成

Eye

Rotating diffuser

Light source

Beam splitter Sensor Lens

Hartmann plate Secondary light source

Wave front from fundus

図 4.5 Shack-Hartmann波面センサを用いた測定器の光学原理

図 4.6 使用した測定器(出典: [47])

の仕様を表4.3に示す.この測定器は赤外LEDとカメラを搭載しており,被験者 から1 m離れた位置から測定を行う.眼球運動の測定は,調節測定と同じ画像か ら角膜反射法を使用して行われる.サンプリングレートは50Hzであり,サッケー ドのような高速な眼球運動の測定には向かないが,最大でも30度/sほどである輻 輳の測定には十分である.

表 4.3 使用した測定器の仕様

Spherical range -7.00 – 5.00 D in 0.01 D steps Pupil size 4.0 – 8.0 mm in 0.1 mm steps (± 10 % )

Pupil distance 1.0 mm steps (± 10 % )

Time per measurement 0.02 s (50 Hz sampling rate)

置と実視標,測定器をすべて組合せる必要がある.これには,ハーフミラーを2枚 用いて3方向からの光を被験者の眼に入射させる方法が考えられる.しかし,測 定器からの光がハーフミラーを経由すると,眼底での反射光が減衰してしまい測 定が不可能となる.今回の実験では,3方向すべて同時に被験者の眼に入射させる 必要はなく,それぞれの実験で2方向ずつで良い.そこで,測定系全体を図4.7の ような構成とした.この構成では,被験者の眼前にあるミラー(M1)を変更するこ とにより,3種類の実験すべてを行うことができる.ここで,ホットミラーは赤外 光を反射し可視光を透過するもの,コールドミラーは赤外光を透過し可視光を反 射するものであり,どちらもダイクロイックミラーの一種である.図4.8に実際に 作成した測定システム全体を示す.また,各実験の際の光学系をCGモデル化し,

各装置からの光路を示したものを図4.9に示す.

まず主観評価実験の際には,再生像と実物体の光路を確保する必要があるため,

図4.9(a)のようにM1にハーフミラーを配置する.この場合,実物体からの光は

コールドミラーとハーフミラーによって反射されて,再生像からの光はハーフミ ラーを透過して被験者の眼に届く.

次に,再生像に対する応答測定の際には,再生像と測定器の光路を確保する必 要があるため,図4.9(b)のようにM1 にホットミラーを配置する.この場合,測 定器からの光は最上部のミラーに反射され,コールドミラーを透過し,ホットミ ラーに反射されることで最小限の減衰で被験者の眼に届く.また,再生像からの 光はホットミラーを透過して被験者の眼に届く.

最後に実物体に対する応答測定の際には,実物体と測定器の光路を確保する必 要があるため,図4.9(c)のようにM1にミラーを配置する.この場合,測定器から

の光は図4.9(b)の場合と同様に最小限の減衰で被験者の眼に届く.また,実物体

からの光はコールドミラーとミラーに反射されて被験者の眼に届く.

Reconstruction system of electro-holography Measuring device Real targets M

2

Cold mirror

Viewer

Half mirror Hot mirror Mirror

M1 : Selected from

図 4.7 測定システムの概略図(出典: [41])

Measuring device

LCDs

Subject

図 4.8 作成した測定システム(出典: [47])

Reconstructed image Real Target

Cold Mirror

M1(Half mirror) Viewer

(a)主観評価の際の光学系

Reconstructed image

M1(Hot mirror) Viewer

Measuring device M2

Cold Mirror

(b) 再生像に対する応答測定の際の光学系

Viewer

Measuring device

Real Target

M1(Mirror) Cold Mirror M2

(c) 実視標に対する応答測定の際の光学系 図 4.9 各実験の際の測定システムの配置

関連したドキュメント