︼
( ) 以下︑本 稿で 妖怪 現象 とい う場 合は
︑特 定の 名称 と姿 形を 持つ
﹁妖 怪﹂ と区 別し
︑名 づけ 以前 の現 象か ら︑ 特定 の名 1 称を もっ て認 識さ れる まで の広 範な ヴェ クト ルを 意味 する
︒引 用し た論 者の 行論 上︑
﹁妖 怪﹂ とい う語 を用 いる こと もあ るが
︑特 定の キャ ラク ター とし ての
﹁妖 怪﹂ と妖 怪現 象は 区別 され る︒ ( ) 千葉 幹夫
﹁全 国妖 怪語 辞典
﹂︵ 谷川 健一 編﹃ 妖怪
︵日 本民 俗文 化資 料集 成⑧
︶﹄ 三一 書房
︑一 九八 八年
︑五
〇六 頁︒ ( 2 ) 村上 賢司
﹃妖 怪事 典﹄ 毎日 新聞 社︑ 二〇
〇〇 年︑ 一〇 五︱ 一◯ 六頁 参照
︒ ( 3 ) 佐々 木宏 幹﹃ 聖と 呪力 の人 類学
﹄講 談社
︑一 九九 六年
︑一
〇九
︱一 一〇 頁︒ ( 4 ) 谷川 健一
﹃日 本の 神々
﹄岩 波書 店︑ 一九 九九 年︑ 二頁
︒ ( 5 ) 同書
︑三
︱五 頁参 照︒ ( 6 ) 同書
︑五 頁︒ ( 7 ) 同書
︑六 頁︒ ( 8 )9
Tim Ingold, “Earth, Sky, Wind and Weather,” Journal of the Royal Anthropological Institute ,13 ,Apr 2007 ,p .31 .
( )10
ibid .p .31 .
( )11
ibid .p .31 .
( )12
Michael Dyran Foster. Pandemonium and Parade: Japanese Monsters and the Culture of Yokai .University of California
なお
︑引 用に 際し ては 下記 の翻 訳を 適宜 参照 した
︒マ イケ ル・ ディ ラン
・フ ォス ター 著・ 廣田 龍平
Press. 2009 .p,2 1.
訳﹃ 日本 妖怪 考︱
︱百 鬼夜 行か ら水 木し げる まで
︱︱
﹄森 話社
︑二
〇一 七年
︒ ( )13
ibid ,p,2 1.
( ) 動物 が妖 怪と され てい る諸 例に つい ては 下記 に詳 しい
︒香 川雅 信﹁ 妖怪 とし ての 動物
﹂︵ 山中 由里 子・ 山田 仁史 編﹃ こ 14 の世 のキ ワ︱
︱︿ 自然
﹀の 内と 外︱
︱﹄ 勉誠 出版
︑二
〇一 九年
︶︑ 一二 四︱ 一三 七頁
︒ ( ) 妖怪 につ いて
︑か つて 拙著 では
﹁不 在の 現前
﹂と 定義 した
︒し かし 正確 には
﹁不 在﹂ では なく
﹁非 在﹂ であ ろう
︒な 15 ぜな ら客 体的 な対 象物 とし てそ の有 無を 問う 場合 の﹁ 無い
﹂で はな く︑ 対象 化で きず
︑名 辞以 前の 段階 にお いて 対象 物と して の輪 郭が
﹁な い﹂ とい うこ とだ から であ る︒ この こと につ いて は以 下の 行論 で明 らか にな るだ ろう
︒﹁ 不在 の現 前﹂ とい う定 義に つい ては 拙著
﹃水 木し げる と妖 怪の 哲学
﹄イ ース トプ レス
︑二
〇一 六年
︑四 一︱ 四五 頁参 照︒ ( ) クリ エー ター とし ての 水木 しげ るの 影響 の大 きさ につ いて は︑ 漫画 研究 の立 場か らの 指摘 も多 いが
︑さ しあ たり 妖 16 怪関 係に つい ては 以下 の論 考を 参照
︒清 水潤
﹁一 九七
〇年 代の 妖怪 革命
︱︱ 水木 しげ る﹃ 妖怪 なん でも 入門
﹄﹂
︵清 水潤
・怪 異怪 談研 究会 編﹃ 鏡花 と妖 怪﹄ 青弓 社︑ 二〇 一八 年︶
︑一 二九
︱一 四七 頁︒ ( ) 水木 しげ る﹃ 妖怪 なん でも 入門
﹄小 学館
︑一 九七 四年
︑一 六頁
︒ (17 ) 同書
︑一 六頁
︒ (18 ) 一八 世紀 の﹁ 妖怪 革命
﹂に つい ては
︑以 下が 詳細 をき わめ てお り参 考と なる
︒香 川雅 信﹃ 江戸 の妖 怪革 命﹄ 河出 書房 19 新社
︑二
〇〇 五年
︒ ( ) 香川 雅信
﹁鬼 魅の 名は
︱︱ 近世 前期 にお ける 妖怪 の名 づけ
︱︱
﹂︵
﹃日 本民 俗学
﹄三
〇二 号︑ 二〇 二〇 年︶
︑一
︱三 五 20 頁参 照︒ 香川 の論 考は タイ トル から も筆 者と 問題 関心 が近 いよ うに 見え るが
︑香 川の 場合 は個 々の 妖怪 現象 の命 名 の構 造で はな く︑ それ らの 名称 がど のよ うに 流布 して いっ たか を追 求す るこ とに 関心 がお かれ てい る︒ ( ) 香川 雅信
﹁伝 承か ら表 象へ
︱︱ 現代 妖怪 イメ ージ の起 源︱
︱﹂
︵﹃ ニッ ポン の妖 怪文 化﹄ ユリ イカ 第四 八巻 九号
︑青 土 21 社︑ 二〇 一六 年︶
︑六 八︱ 七四 頁参 照︒ ( ) 小松 和彦
﹃妖 怪文 化入 門﹄ せり か書 房︑ 二〇
〇六 年︑ 一〇
︱一 七頁 参照
︒ (22 ) 伊藤 龍平
﹃何 かが 後を つい てく る︱
︱妖 怪と 身体 感覚
︱︱
﹄青 弓社
︑二
〇一 八年
︑二 一頁
︒ 23
( ) 同書
︑二 一頁
︒ (24 ) 同書
︑一 二頁 参照
︒ (25 ) 同書
︑一 四︱ 一五 頁参 照︒ (26 ) 同書
︑二 二頁
︒ (27 ) 同書
︑一 四頁
︒ (28 ) 山田 厳子
﹁目 の想 像力
/耳 の想 像力
︱︱ 語彙 研究 の可 能性
︱︱
﹂︵
﹃口 承文 芸研 究﹄ 第二 八号
︑二
〇〇 五年
︶︑ 一二 四 29
︱一 二五 頁参 照︒ ( ) 同論 文︑ 一二 五︱ 一二 六頁 参照
︒ (30 ) 同論 文︑ 一二 七頁 参照
︒ ( 31 ) 飯倉 義之
﹁﹁ 名付 け﹂ と﹁ 知識
﹂の 妖怪 伝承
︱︱ ケサ ラン パサ ラン ある いは テン サラ バサ ラの 一九 七〇 年代
︱︱
﹂︵
﹃口 32 承文 芸研 究﹄ 第二 九号
︑二
〇〇 六年
︶︑ 一二 六︱ 一三 二頁 参照
︒ ( ) 同論 文︑ 一三 四頁
︒ (33 ) 同論 文︑ 一三 四頁
︒ (34 ) 京極 夏彦
﹁モ ノ化 する コト
︱︱ 怪異 と妖 怪を 巡る 妄想
﹂︵ 東ア ジア 恠異 学会 編﹃ 怪異 学の 技法
﹄臨 川書 店︑ 二〇
〇三 35 年︶
︑三 五頁
︒ ( ) 同書
︑二 三︱ 二五 頁参 照︒ (36 ) 同書
︑二 八︱ 二九 頁参 照︒ (37 ) 柳田 国男 著・ 小松 和彦 校注
﹃新 訂 妖怪 談義
﹄角 川学 芸出 版︑ 二〇 一三 年︑ 二五 三頁
︒ (38 ) 京極 夏彦
﹁モ ノ化 する コト
︱︱ 怪異 と妖 怪を 巡る 妄想
﹂︵ 東ア ジア 恠異 学会 編﹃ 怪異 学の 技法
﹄臨 川書 店︑ 二〇
〇三 39 年︶
︑三
〇︱ 三一 頁参 照︒ ( ) 同書
︑三 一︱ 三二 頁参 照︒ (40 ) 同書
︑三 四頁
︒ (41 ) レー ン・ ウィ ラー スレ フ著
・奥 野克 巳・ 近藤 祉秋
・古 川不 可知 訳﹃ ソウ ル・ ハン ター ズ︱
︱シ ベリ ア・ ユカ ギー ルの 42 アニ ミズ ムの 人類 学︱
︱﹄ 亜紀 書房
︑二
〇一 八年
︑二 九八
︱三
〇三 頁参 照︒ ( ) 同書
︑三
〇四 頁︒ 43
( ) 同書
︑三
〇四 頁参 照︒ (44 ) 西条 勉﹃ 古代 の読 み方
︱︱ 神話 と声
/文 字︱
︱﹄ 風間 書院
︑二
〇〇 三年
︑二 一四 頁︒ (45 ) 同書
︑二
〇九 頁︒ (46 ) 同書
︑三 二〇 頁︒ (47 ) 同書
︑二 二〇 頁参 照︒ ( 48 ) 同書
︑二 二二
︱二 二四 頁参 照︒ (49 ) 同書
︑二 二六 頁参 照︒ (50 ) 同書
︑二 二八
︱二 二九 頁参 照︒ (51 ) 和 哲郎
﹁﹁ もの のあ はれ
﹂に つい て﹂
︵﹃ 和 哲郎 全集
﹄第 四巻
︑岩 波書 店︑ 一九 六二 年︶
︑一 四四
︱一 五五 頁参 照︒ (52 ) 和 哲郎
﹁日 本語 と哲 学の 問題
﹂︵
﹃和 哲 郎全 集﹄ 第四 巻︑ 岩波 書店
︑一 九六 二年
︶︑ 一四 四︱ 一五 五頁 参照
︒ (53 ) 長谷 川三 千子
﹃日 本語 の哲 学へ
﹄筑 摩書 房︑ 二〇 一〇 年︑ 二三 二頁
︒本 書で は﹁ もの
﹂と
﹁こ と﹂ につ いて 第四 章と 54 第五 章を 割い て詳 細な 語意 の分 析が なさ れて いる
︒ ( ) 以下 の井 上円 了か らの 選集 収載 のテ クス トの 引用 は︑
﹃井 上円 了選 集﹄
︵東 洋大 学︑ 一九 八七
︱二
〇〇 四年
︶に よる
︒ 55 引用 に際 して は︵ 巻数
:ベ ージ 数︶ のよ うに 記す
︒た とえ ば︵
︶は 第一 巻三 五頁 であ る︒
1:35
( )﹁ クネ クネ
﹂の ネッ ト上 にお ける 伝播 につ いて は︑ 伊藤 龍平
﹃ネ ット ロア
︱︱ ウェ ブ時 代の ハナ シの 伝承
︱︱
﹄青 弓 56 社︑ 二〇 一六 年︑ 一七
︱四 二頁 参照
︒ ( ) 村上 賢司
﹃妖 怪事 典﹄ 毎日 新聞 社︑ 二〇
〇〇 年︑ 四二 頁参 照︒ (57 ) 井上 円了
﹃哲 学道 中記
﹄哲 学書 院︑ 一八 八七 年︑ 九七 頁参 照︒ (58 ) 同書
︑一 一〇 頁参 照︒ ( 59 ) 村上 賢司
﹃妖 怪事 典﹄ 毎日 新聞 社︑ 二〇
〇〇 年︑ 二七 五頁 参照
︒ (60 ) 化野 燐﹁
﹁妖 怪﹂ を選 ぶ﹂
︵東 アジ ア恠 異学 会編
﹃怪 異学 の地 平﹄ 臨川 書店
︑二
〇一 八年
︶︑ 二一 九︱ 二二
〇頁 参照
︒ (61 ) 同書
︑二 二五
︱二 二六 頁参 照︒ (62 ) 柳田 國男
﹁感 覚と 言葉
﹂︵
﹃柳 田國 男全 集﹄ 第三
〇巻
︑筑 摩書 房︑ 二〇
〇三 年︶
︑二 三六 頁︒ (63 ) 柳田 国男 著・ 小松 和彦 校注
﹃新 訂 妖怪 談義
﹄角 川学 芸出 版︑ 二〇 一三 年︑ 二四 三頁
︒ (64 ) 同書
︑二 四三 頁参 照︒ 65