6. WWW とホームページ作成 1. WWW とは
6.4. 設定の変更など
① 起動時の動作
「Safari」→「環境設定」からブラウザの様々な動作の設定を行うことができます。図 6-4
に、起動した時に表示する Web ページ、ダウンロードファイルの保存先などを設定する「一 般」の画面例を示します。「一般」の「ホームページ」では、起動時に表示したいページの設定 ができます。みなさんの場合には http://www.s.kyushu-u.ac.jp/が設定されていると思います が、これを変更することで、Safariを起動した時に表示される画面を別のものに変更すること ができます。「現在開いているページを指定」にすると、現在表示しているページが次回からの 起動時に表示されるようになります。例えばGmailを頻繁に使用すると思えば、Gmailのログ イン画面を表示して、「現在開いているページを指定」にすると、Safari を起動した時にいき
なりGmailを読むためのログイン画面になります。
「セキュリティ」を選択すると、図 6-5に示すように、詐欺サイトの排除、Webコンテンツ の表示に関連してJava、JavaScript、プラグインの使用の是非、Cookiesの取り扱いなどを指 定することができます。
② 一時ファイル(キャッシュ)の削除
「インターネット一時ファイル」(キャッシュ)はブラウザで表示するために転送してきたペ ー ジの内容を手元のパソコンに蓄積したものです。こうすることによって、同じページを何度 も表示しようとした時に元々のサイトまでページの内容を改めて取りに行く必要がなくなり、
すばやく表示できるようになります。昔、インターネットの帯域が十分になかったときには重 宝した機能でした。しかしながら、キャッシュがあまりにたくさん蓄積されると、ディスクの 使用容量が増える、あるいはキャッシュを探すのに時間がかかるようになるなど、いくつかの 弊害もあります。そこで、時々、「Safari」→「キャッシュを空にする」を選択してキャッシュ を削除すると、 ディスクを空けることができ、また軽やかに動作するようになります。
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図 6-4 Safariの環境設定の「一般」
図 6-5 Safariの環境設定の「セキュリティ」
③ クッキーの削除
オンラインショッピングなどを行うと連続した通信であることを確認するためにクッキー
(Cookie)と呼ばれる機能を使用します。また、クッキーを利用するとログイン名やパスワー
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ドを自動的に補足してくれるなど、便利なこともありますが、重要な個人情報が記録されたま まになり、外部から不法に読み出される可能性があります。したがって、重要な個人情報を使 った通信を行った後では、この「Cookie」を削除しておいた方が安全です。「環境設定」→「セ キュリティ」で、「Cookiesを表示」をクリックし、Cookiesの一覧を表示し、どれかを選択し て「取り除く」をクリックすると選択したCookie を削除できます。あるいは画面下の「すべ てを取り除く」をクリックすると、すべてのCookiesを削除することができます。
④ 履歴の削除
Safari はこれまで何処をアクセスしたかという履歴を記憶しています。この履歴を消すタ
イミングは「環境設定」→「一般」の「履歴からの削除」で設定されています。自動的に削除 するようにしておくか、手動で自分で意識的に削除するか、どちらにするかを決めます。自分 の意志で履歴を削除するためには、「履歴」から「履歴の消去」を実行すると、すべての履歴を 消去し、何処をアクセスしたかを他人に知られることがなくなります。ただし、この履歴の機 能が働いていると、「アドレス」部分にURLを入力する時に、候補を表示してくれるので、個 人で占有して使用しているパソコンなどでは、その候補の中から必要な URLを選択すること で、楽をすることができます。
⑤ パスワードなどの記録
「環境設定」→「自動入力」で、「ユーザ名とパスワード」にチェックをつけておくと、ユー
ザ名とパスワードを記憶してくれ、次回から入力しなくても済むようになります。ただし、こ の設定を有効にしておくと、ユーザ名やパスワードをプログラムが記憶してしまい、他の人が 勝手にログインできるようになったりするので、注意が必要です。インターネットカフェなど で、この機能でパスワードなどを記憶させる状態では絶対に使用してはいけません。
6.5. 知っていると良い機能
① 文字列のコピーと貼り付け
表示されているページの中から一部または全部の文字列をクリップボード(一 時的な保管場 所)にコピーして、その文字列を別の場所に張り付けることができます。例えば表示している ページのコピーしたい部分をマウスでドラッグすると、その部分が選択されます。このとき、
文字列の表示が反転するので、どこが選択されているかを確認することができます。選択し終 わったらクリックを解除し、「編集」→「コピー」を選択するか、Controlキーを押しながらマ ウスをクリックして「コピー」を選択するか、Command+C をキー入力すると、選択した文 字列をクリップボードにコピーすることができます。クリップボードに取り込まれている文字 列は「編集」から「ペースト」 を実行するか、Controlキーを押しながらマウスをクリックし て「ペースト」を選択するか、Command+V キー を入力することでカーソルがある場所に
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張り付けることができます。なお、ペー ジ全体を選択したいときは、「編集」から「すべて選 択」でも良いです。
② 文字列の検索
表示されているページの中から特定の文字列(用語など)を探したいときは、 「編集」→
「検索」を実行すると、検索用のウィンドウ が開きます。そこで検索した い文字列を入力してからreturnキーを押すと、文字列を検索して、見つかったら文字列の表示 が反転するので、大量の文章の中で特定の文字列を容易に探すことができます。
③ ソースコードの表示
WWWのページはHTML (Hyper Text Mark-Up Language)という言語で記述されています。
あるページが具体的にどのように記述されているかを知りたいとき、「表示」→「ソースを表 示」で、その Web ページのソーステキストを表示することができます。これで、どのような 書き方がなされているかを知ることができ、HTMLの記述の仕方を勉強することもできます。
ただし、アプリケーションプログラムが生成したHTMLのページはやたらと余計な修飾が行 われていて、とても読みにくいことがあります。 例えばMicrosoft PowerPointで作成したフ ァイルをWebページとして保存した場合にソースを表示してみて下さい。
④ 表示文字の大きさ
表示しているページの文字の大きさを変更することができます。「表示」→「文字を拡大」
か「文字を縮小」で、読みやすい大きさになるように設定します。文字が小さすぎて読めない 場合には役に立ちます。ただしページの書き方としてフォントの大きさを絶対値で指定してあ るページでは効果がない場合があるようです。ページを印刷する時にも文字の大きさは影響し ます。「表示」→「文字を標準サイズにする」で元に戻すことができます。
6.6. 検索エンジンの使い方
① WWW情報の特徴
インターネットは情報の宝庫です。ありとあらゆる情報がインターネット上に存在します。
おかげで最新の情報(製品、ニュース、経済活動など)をオンラインで簡単に検索できます。
あるいは古い情報も検索することができます。一方、インターネットはゴミの山でもあります。
WWWでは、発信コストが低い分、全体としては情報の質が低下します。新聞やTVで情報を 発信するコストと比べて見てください。研究という視点から見ると、ありとあらゆる研究に無 関係な情報がインターネット上に存在します。家族やペットの紹介は本人には大事でも、研究 には普通は全く役に立ちません。その逆もあり得ます。
インターネットから得られる情報は次のような特徴を持っています。
• 国境がない。(国内、国外を問わず情報を発信、入手できる)
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• 情報の入手に時間がかからない。
• 発信も受信もコストが安い。
• オンラインで検索できる。したがって、再利用も容易である。
• 最新のデータを自分で保持する必要がない(各種統計データなど)。ただしものによって は、その情報がいつなくなるか分からない。
② 検索エンジン
こうした情報を上手に使いこなすためには、情報の検索の仕方に「こつ」が必要です。検索 したいキーワードが明確な場合には検索エンジンを活用して速やかに検索することができます
(電話帳型検索)。 一方、ぼんやりした検索(最近の XXの傾向など)では、カテゴリ別に分 類してあるWWWサイトを活用すると良いでしょう(ガイドブック型検索)。いずれにしても
「検索エンジン」と呼ばれる仕組みを利用して必要な情報を探します。これがインターネット の世界を大きく変えました。
インターネットには様々な情報が存在しますが、それらの情報が何処にあるかが分からない と役に立ちません。必要な情報が何処にあるかを調べるための機能が「検索エンジン」と呼ば れている機能で、利用者からの要求にしたがって情報を調べて存在場所のURLを教えてくれ ます。この検索エンジンはその仕組みから二種類のものがあり、「ディレクトリ型」と「ロボッ ト型」と呼ばれています。最近では双方の長所を取り入れた複合型も増えています。
「ディレクトリ型」というのは世界中の WWW サイトの情報を入手した上で、人がある約 束ごとにしたがって整理し、利用者から探しやすく配置しているものです。有名なものにYahoo があります。 一方、「ロボット型」と呼ばれるものは世界中の WWW サイトから情報を収集 し、それらの中からキーワードを抽出して、データベースに登録しておき、利用者からの要請 に応じてデータベースを検索し、検索に指定されたキーワードを含むページを表示するもので す 。 有 名 な も の と し て Google が あ り ま す 。 こ ち ら は 実 物 を ア ク セ ス し て も ら え ば
(http://www.google.co.jp/)わかるようにキーワードを入力するだけで、Yahooのようにメニュー
がありません。データベースを検索した結果をどのような順番で表示すると利用者の希望に添 えるかが重要で、様々な方式が研究され、実用化されています。例えば、たくさんのリンクが 張られているページは値打ちがあるとかいった評価尺度で順番を決めるわけです。
特定のキーワードを含むページを検索するには検索エンジンを使用すると便利です。ここで
はGoogleを例にキーワードを使った検索方法を説明します。
• キーワードを複数指定するときには語と語の間を半角の空白(スペース)で区切ります。
Googleではすべての単語を含むページを表示します。
• 指定したキーワードで表示された結果で、さらに絞り込をする場合にはキーワードを追 加して、検索します。