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‑記

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内閣

一本

には

︑大

和宣

旨物

語と

あり

大和宣旨は︑中納言平惟仲の女にて︑大和守藤原義定の妻なLッ︒和歌作者部類に︑﹁大和宣旨︑三健太

皇大后宮女房︑中納言惟仲女︑大和守義忠潟妻之故︑抜大和︑﹂と見えたり︒三健太皇大后官は︑回融天皇

后道子の御事な

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︒この日記も今俸はら子︒古書に引きたるものも見え今︒

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抄 一 巻

彰考

飴一

本︑

及び

松弁

一本

・﹃

菅原

怨長

ιと

註し

たり

教訓の書なり︒その篇目を十項に亦もて︑各その賃例を和漢の歴史にとりて︑書きたるらのなり︒品位

設は序文にち一一一審としたれど︑寓本には︑三巻としたるものと︑五容としたるものとあり︒板本は︑五冊

とし︑或は十冊としたれE︑いづれも亦冊したるものなり︒その篇目は︑左の如し︒

上容

第一

可施

人恵

事一

に可

定心

操振

努事

とあ

り 第二可離惰慢事

第三不可侮人倫事

第四可誠

人上多言事

中巻

第五可撰朋友事

第六可存忠信廉直旨事

第七可専思慮事 下 巻 第八可堪忍子諸事事

第九可停懇望事

第十可痕幾才能襲業事

この書撰録の主旨は︑

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六六

序文に︑よき方をばこれをすLめ︑あしきすぢをば︑これを誠めつ弘︑いまだこの道を皐ぴしらぎら

ん少年のた﹁ひをして︑'心をつ︿る便となちしめんがために︑試に十段の篇を亦もて︑十訓抄と名

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︑則三巻の文として︑三飴の窓にお︿となり︑・

と見

えた

り︒

この書の著作年代︑及び著者についても︑

序文に︑抑かゃうの手すさびのおこりを思ふに︑口業の因はなれ

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ば︑賢良の諌にたがひ︑偽設に

そむりるに似たりと錐ども︑閑に諸法買相の理を案守るに︑かの狂言締語の戯かへLYて︑讃偽乗の

総也︑いはんやまたおとれるをきらひ︑直しきをす︑むる旨︑おのづから法門の意に相叶はぎらん

ゃ︑芳何の樺かあらん︑これによりて︑建長四とせの各︑紳無月の宇ばの比︑おのづから暇ゐき︑心閑

なる折節にあたりつL︑草の庵ぞ東山の麓にしめて︑遠の墓を西土の軍一戸に望む翁︑念偽のひまにこ

れをしるし移ることしか

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となんいへる︑

とあり︒これによれば︑建長四年十月になりたるものにて︑洛束に世を遁れて︑念備に飴念なき老翁の

筆すさぴなる事は明なり︒

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この老翁はいかなる人か︑この著者に就いては︑三説あり︒

一は

今著聞集の著者橘成季なるべしといへり︒号︑は︑この書の文盟若間集と類似しi且っその記事も共通じ

たるものあるにより一て︑推定したるものなり︒されE︑他に明詮もな︿︑成季は従五位上にて︑世すて人

のさまにもあらねば︑従ひ難し︒二は菅原籍長の著といへ

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こは徹書記の清巌茶話に見えたれE

︑ 震

長は

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書の

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たる建長四年より七年以前︑却も寛元四年︑八十九歳にて亮じたる事︑公卿補任に瓦

えたれば︑その謬なる事は論を侯たで三は六波羅二蕗左衛門入選の著といへ

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︒こ

は︑

如資

本臭

事官

に︑

或人

云︑

六波

羅ニ

蕗左

衛門

入選

作戦

耕一

一得

主あるによれり︒六波羅は洛束にあれば︑序文に東山の麓とあるにあぴ︑入道とあるも︑序文にあへば︑

この説可なるに似たれども︑六波羅二蕗左衛門入遣は︑いかなる人か︑北僚長時︑時茂に事へたるものな

れど︑その姓名明ならやヲ︒黒川道結の遼碧軒随筆には︑﹁六波羅一蕗四郎衛門作と云﹂と見えたれE

︑ぞ

も明

なら

や'

この書は︑古刊本︑及び元職六年︑享保六年の刻本あ

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園史大采︑日本文皐金書︑以下の叢書にも︑これを攻めたり︒

この書に就いては︑藤岡龍平氏の十訓抄考あ

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︒また野村氏の近古時代説話丈皐論︑及び坂口氏の日本文皐書目解説にも︑その考設をのせた

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この書の註程書︑参考書は︑左の如し︒

十 訓 抄 詳 解

倫 賢 十 訓 抄 典 故

岡 本 保 学

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楽 府 和 歌 二 巻

穴式四

今俸はらねば詳なら中︒奨府は漢詩の一睦にて︑文選︑白氏文集等に︑梁府の詩あり︒但し御堂開白

道長が︑文集の楽府の文を諾請したる事︑祭事物語一音楽の巻に見え︑行成大納言が︑扇に楽府を草控にて

香し︑後一候天皇に奉'りたる事︑大鏡に見えたるが如︿︑諾書に奨府とあるは︑白兵文集の楽府な

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︒ 骨 ︑

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れば︑この書色︑文集の繋府によ

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て詠じたる和歌なるぺし︒

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