12 ごみ収集及び処理状況……… 56 13 一般廃棄物処理業者(ごみ関係)一覧表
(1) 委託業者……… 58 (2) 許可業者……… 58
第 6 章 ごみ処理事業
1 概 説
本市のごみ処理事業は、全市域を処理区域として、直営及び委託の方法により、家庭から排出されるご みを中心に、その処理を行っている。
事業活動に伴って排出される一般廃棄物については、本市が処理を行うもののほか、事業者又は許可業 者が収集・運搬し、その処理は本市処理施設で行っている。
これら収集されたごみは、焼却、破砕及び埋立により処分されているが、埋立処分場の確保・拡充等が 必要であり、本市においてもごみの減量化、リサイクルの推進に積極的に取り組んでいるところである。
2 収 集
ごみの収集は、市内の処理区域を直営区域と委託区域(表1)に区分し、ごみを8体系に分類(表2)
して収集している。
直営区域の収集・運搬業務は、平成24年度末で北部環境センターを廃止したため、平成25年度から 市内2ヶ所の環境センターが行っている。
本市のごみ収集の特徴としては、地形的条件で車両通行範囲が限定される地域があり、これらの地域で はステーションに出されたごみを大かご、軽自動車等に移し、車両積込地点まで引き出し、車両に積み込 む方法を実施している。
平成28年度におけるごみの総排出量は年間 152,528 トン(1日平均 418 トン) このうち直営及び委 託による収集量は 101,174 トン(1日平均 277 トン)、民間搬入等は年間 51,354 トン(1日平均 141 ト ン)となっている。
表1 直営区域と委託区域 平成 29 年 10 月1日現在
直 営 地 区 委 託 地 区 以 外 の 区 域 収集車 59台
委 託 地 区
小ヶ倉地区、土井首地区、深堀地区、茂木地区、三重地区、
式見地区、戸町地区、滑石地区、住吉地区、香焼地区、伊 王島地区、高島地区、野母崎地区、外海地区、三和地区、
琴海地区、市中心部
委託業者 19業者 収集車 105台
表2 ごみ収集区分
種 別 収 集 対 象 収 集 方 法 収 集 回 数 処 分 方 法
燃 や せ る ご み 野菜く ず・料 理ごみ等 ステー ション方 式 週 2 回 焼 却 古 紙 類 新聞・ 雑誌等 ・段 ボール等 ステー ション方 式 週 1 回 再 生 処 理 燃 や せ な い ご み 金属類 ・ガラ ス・陶磁 器類 ステー ション方 式 週 1 回 埋 立
粗 大 ご み 家具・ 家電製 品等 申 込 方 式 随 時
破 砕 処 理
焼 却
埋 立
再 生 処 理 資 源 ご み 缶・びん・ペットボトル・鍋・釜・や
かん・フライパン ステー ション 方式 週 1 回 再 生 処 理
プラスチック製容器包装
プラスチック製容器包装 ステー ション方 式 週 1 回 再 生 処 理有 害 ご み
使用済 み電池 及びボタ ン電池 ステー ション 方式
週 1 回
(排出は随時)
再 生 処 理
廃蛍光 管 ステー ション方 式 週 1 回
動 物 の 死 が い 犬・猫 等 申 込 方 式 随 時 焼 却
(注)ステーション方式とは、一定の場所に集積されたごみを収集することをいう。
(1) ご み ス テ ー シ ョ ン
計 画 収 集 ( 直 営 ・ 委 託 ) に お い て は 、 ご み の 散 乱 、 臭 気 を 防 止 し 、 地 域 の 良 好 な 衛 生 環 境 の 維 持 ・ 向 上 を 図 る た め 、 公 共 用 地 ( 道 路 、 公 園 な ど ) 等 を 利 用 し 、 ご み ス テ ー シ ョ ン を 設 置 す る な ど 、 必 要 な 改 善 措 置 に 努 め て い る 。
ご み 種 類 別 ス テ ー シ ョ ン 数 調 べ
H29.10.1現 在 区 分
地 区
燃やせるごみ・古紙類
燃やせないごみ・資源ごみ プ ラ ス チ ッ ク 製 容 器 包 装
合 計 構造物
ステーション
路 上 その他
うちクリーン
ボックス等 計
構造物 ステーション
路 上 その他
うちクリーン ボックス等 計
東 部 559 1,023 739 1,582 556 630 584 1,186 2,768
中 央 413 1,287 859 1,700 410 463 394 873 2,573
直営計 972 2,310 1,598 3,282 966 1,093 978 2,059 5,341
委託計
1,601 (70)
5,387 (895)
2,984 (848)
6,988 (965)
1,491 (70)
3,002 (895)
2,290 (848)
4,493 (965)
11,481 (1,930)
合 計 2,573 7,697 4,582 10,270 2,457 4,095 3,268 6,552 16,822
ステーション数
区 分
ステーション数
ステーションの形態別数
構造物 路上・その他 うちクリーンボックス
ごみ種類別
燃やせるごみ用
10,270 2,573 7,697 4,582
燃やせないごみ・資源ごみ プラスチック製容器包装用
6,552 2,457 4,095 3,268
計
16,822 5,030 11,792 7,850
【参考】
ごみステーション設置件数
10,568件 (965件)
2,640件 (70件)
7,928件 (895件)
4,692件 (848件)
※ 構 造 物 ス テ ー シ ョ ン と は , ブ ロ ッ ク 構 造 、 金 網 フ ェ ン ス 構 造 等 を い う 。
※ ク リ ー ン ボ ッ ク ス 等 と は 、 散 乱 や 猫 、 か ら す か ら の 被 害 を 防 止 す る た め に 設 置 し た ご み 収 納 箱 等 を い う 。
※( )は 、平 成 1 7 年 以 降 に お け る 合 併 町( 香 焼 、伊 王 島 、高 島 、野 母 崎 、外 海 、三 和 、 琴 海 ) 管 轄 分 で あ る 。
(2) 直 営 収 集 の 体 制
市内を中 央 環 境 セ ン タ ー( 1 地 区 1 1 台 )及 び 東 部 環 境 セ ン タ ー( 1 地 区 1 1 台 )の 収 集 車 を 配 車 し て 、 収 集 ・ 運 搬 を 行 っ て い る 。
ア 燃 や せ る ご み
生 ご み 、 紙 く ず 、 木 切 れ 、 プ ラ ス チ ッ ク 製 品 等 の 燃 や せ る ご み は 、 市 域 を 2 分 区 に 分 け 、 各 々 の 分 区 に 収 集 曜 日 を 指 定 し 、 週 2 回 塵 芥 車 で 収 集 し て い る 。 収 集 方 法 は 、 ス テ ー シ ョ ン 方 式 を 採 っ て い る 。
イ 古 紙 類
新 聞 ・ 雑 誌 ・ 段 ボ ー ル 等 の 古 紙 類 は 、 市 域 を 2 分 区 に 分 け 、 各 々 の 分 区 に 収 集 曜 日 を 指 定 し 、 週 1 回 塵 芥 車 で 収 集 し て い る 。 収 集 方 法 は 、 ス テ ー シ ョ ン 方 式 を 採 っ て い る 。
ウ 燃 や せ な い ご み
金 属 類 ・ 陶 磁 器 類 ・ ガ ラ ス 類 ・ 刃 物 類 等 の 燃 や せ な い ご み は 、 市 域 を 3 分 区 に 分 け 、 収 集 曜 日 を 指 定 し 、週 1 回 塵 芥 車 で 収 集 し て い る 。収 集 方 法 は 、ス テ ー シ ョ ン 方 式 を 採 っ て い る 。 エ 資 源 ご み
空 き 缶 ・ 空 き び ん ・ ペ ッ ト ボ ト ル ・ 鍋 ・ 釜 ・ や か ん ・ フ ラ イ パ ン の 資 源 ご み は 、 市 域 を 3 分 区 に 分 け 、 収 集 曜 日 を 指 定 し 、 週 1 回 塵 芥 車 で 収 集 し て い る 。 収 集 方 法 は ス テ ー シ ョ ン 方 式 を 採 っ て い る ( 詳 し く は 第 7 章 参 照 ) 。
オ プ ラ ス チ ッ ク 製 容 器 包 装
プ ラ ス チ ッ ク 製 容 器 包 装 は 、 市 域 を 3 分 区 に 分 け 、 収 集 曜 日 を 指 定 し 、 週 1 回 塵 芥 車 で 収 集 し て い る 。 収 集 方 法 は ス テ ー シ ョ ン 方 式 を 採 っ て い る 。
平 成 1 3 年 1 0 月 か ら 一 部 の 地 区 を 対 象 に 分 別 収 集 を 開 始 し 、 平 成 1 5 年 6 月 に は 人 口 比 約 5 0 % の 地 区 で 実 施 し 、 平 成 1 6 年 4 月 か ら は 市 内 全 域 で 実 施 し て い る 。
カ 粗 大 ご み
家 具 ・ 家 電 製 品 ・ 自 転 車 等 の 粗 大 ご み は 、 申 込 方 式 を 採 用 し 、 申 込 時 点 で 排 出 場 所 及 び 日 時 等 を 決 め 、 戸 別 に 収 集 し て い る 。
旧 長 崎 市 区 で は 、 平 成 1 3 年 1 0 月 か ら ㈱ 長 崎 衛 生 公 社 ( 平 成 2 4 年 4 月 か ら 一 般 財 団 法 人 ク リ ー ン な が さ き ) に 全 部 委 託 す る と 同 時 に 、 手 数 料 改 定 と ス テ ッ カ ー 制 及 び 戸 別 収 集 へ の 変 更 を 行 っ た 。
ま た 、 合 併 地 区 の 粗 大 ご み に つ い て は 、 合 併 前 の 方 式 に よ り 収 集 し て い た が 、 平 成 1 9 年 4 月 か ら 各 地 区 の ご み 収 集 委 託 業 者 に 委 託 し て 、旧 長 崎 市 区 と 同 様 に 戸 別 収 集 を 行 っ て い る 。 キ 有 害 ご み ( 使 用 済 み 電 池 及 び ボ タ ン 電 池 ・ 廃 蛍 光 管 ・ 水 銀 含 有 廃 棄 物 )
使 用 済 み 乾 電 池 は 、 昭 和 5 9 年 7 月 か ら 分 別 収 集 を 開 始 し 、 燃 や せ な い ご み ス テ ー シ ョ ン 付 近 に 回 収 缶 を 置 き 随 時 回 収 し て 燃 や せ な い ご み の 日 に 収 集 し て い る 。 収 集 後 は 処 理 施 設 内 に て ド ラ ム 缶 に 一 時 保 管 後 、 再 生 工 場 へ 移 送 し 再 資 源 化 を 図 っ て い る 。 平 成 2 8 年 度 は 1 2 9 ト ン を 再 生 工 場 へ 移 送 し た 。
ま た 、 平 成 2 9 年 度 か ら は ボ タ ン 電 池 に つ い て も 回 収 缶 に よ る 随 時 回 収 を 開 始 す る と と も に 、 水 銀 血 圧 計 や 水 源 体 温 計 等 の 水 銀 含 有 廃 棄 物 の 拠 点 回 収 を 開 始 し 、 乾 電 池 と あ わ せ て 処 理 を 行 っ て い る 。
廃 蛍 光 管 は 、 平 成 1 3 年 1 0 月 か ら 分 別 収 集 を 開 始 し 、 使 用 済 み 乾 電 池 の 回 収 缶 付 近 に 回 収 箱 を 置 き 、 紙 箱 等 に 入 れ て 燃 や せ な い ご み の 日 に 排 出 さ せ 、 収 集 車 に 取 り 付 け た 専 用 の 回 収 袋 に 入 れ 運 搬 し て い る 。 収 集 後 は 処 理 施 設 内 に て 専 用 コ ン テ ナ に 投 入 し 、 再 生 業 者 が 搬 出 再 生 処 理 し て い る 。 平 成 2 8 年 度 は 4 5 ト ン を 再 生 処 理 し た 。
ク 動 物 の 死 が い
道 路 上 等 の 公 の 場 所 で 発 生 し た 猫 ・ 犬 等 の 死 が い は 、 ご み 収 集 時 の 発 見 時 又 は 市 民 か ら の
連 絡 等 に よ り ご み と し て 収 集 し て い る 。 (3) ふ れ あ い 訪 問 収 集 事 業
高 齢 者 等 及 び 身 体 障 害 者 等 の ご み 出 し に 際 し 、 ご み ス テ ー シ ョ ン ま で の ご み 出 し が 常 時 困 難 な 方 を 対 象 に 生 活 支 援 の 一 環 と し て 、福 祉 部 へ の 申 請 に よ り ご み の 戸 別 回 収 を 行 っ て い る 。
( 平 成 2 9 年 8 月 末 日 現 在 、 2 , 1 6 9 件 ) 3 運 搬
収集したごみのうち、燃やせるごみは、焼却処分するため市内2ヶ所の清掃工場(東工場・西工場)に 運搬される。燃やせないごみや粗大ごみは、埋立処分するために、直接埋立処分場へ搬入されるもの、中 間処理をするため破砕処理施設へ搬入されるものがある。
また、「資源ごみ」は市内2ヶ所のストックヤード(東工場内、三京クリーンランド内)に搬入、または 選別処理施設に直接搬入し、専門のリサイクル業者に搬出及び選別処理を委託している。
4 中間処理
中間処理とは、廃棄物を減容化、安定化、無公害化することを目的として、焼却、破砕、圧縮その他の 物理的、化学的変化等を行わせる手段で、最終処分に至る前に行う一連の操作をいう。
(1) 焼 却
焼 却 処 理 は 、 ご み の 体 積 を 小 さ く す る ば か り で な く 、 病 原 菌 や 害 虫 を 殺 菌 す る こ と が で き る 衛 生 的 な 処 理 方 法 で あ る 。
本 市 に は 、 東 工 場 、 西 工 場 、 伊 王 島 工 場 、 高 島 工 場 及 び 野 母 崎 工 場 の 5 ヶ 所 の 清 掃 工 場 が あ っ た が 、 平 成 1 8 年 3 月 に 高 島 工 場 と 、 平 成 1 9 年 3 月 に 伊 王 島 、 野 母 崎 工 場 の 3 ヶ 所 を 廃 止 し 、 現 在 で は 東 ・ 西 工 場 の 2 ヶ 所 で あ る 。 平 成 2 8 年 6 月 ま で の 1 日 の 処 理 能 力 は 、 東 工 場 が 300ト ン ( 150t/ 24h×2 基 ) 、 西 工 場 が 400ト ン ( 200t/ 24h×2 基 ) の 計 700ト ン で 、 平 成 2 8 年 7 月 か ら の 1 日 の 処 理 能 力 は 、新 し い 西 工 場 が 240ト ン( 120t /24h ×2 基 )で あ る た め 東 工 場 と 合 わ せ 計 540ト ン で あ る 。
平 成 2 8 年 度 に お い て 、 計 画 収 集 分 208t/ 日 、 自 己 搬 入 分 等 ( 災 害 ご み 含 む ) 118t/ 日 、 計 326t/ 日 を 焼 却 処 分 し て い る 。
焼 却 施 設 で は 、公 害 防 止 に 万 全 を 期 す と と も に 、発 電・冷 暖 房 等 の 余 熱 利 用 も 行 っ て い る 。 (2) 破 砕
東 工 場 内 及 び 新 し い 西 工 場 内 の 破 砕 施 設 は 、せ ん 断 破 砕 機( 東 工 場 は 昭 和 6 3 年 4 月 設 置 : 能 力 6 t/ h 、 西 工 場 は 平 成 2 8 年 1 0 月 設 置 : 能 力 3 t /h ) が あ り 、 燃 や せ る 粗 大 ご み は 、 そ の ま ま で は 焼 却 で き な い た め 、 せ ん 断 破 砕 機 で 焼 却 処 理 可 能 な 大 き さ に 破 砕 処 理 し て い る 。
平 成 2 8 年 度 に お い て は 、 1 日 平 均 東 工 場 は 2 2 t、 西 工 場 は 2 t を 破 砕 処 理 し て い る 。 5 最 終 処 分
最 終 処 分 と は 、 埋 立 の 方 法 で 、 廃 棄 物 を 自 然 界 に 還 元 す る こ と を い う 。
本 市 で は 、 現 在 、 不 燃 物 や 焼 却 灰 を 、 昭 和 6 2 年 1 月 供 用 開 始 し た 三 京 ク リ ー ン ラ ン ド 埋 立 処 分 場 で 、 サ ン ド イ ッ チ 方 式 及 び セ ル 方 式 に よ り 埋 立 処 分 し て い る 。
平 成 2 8 年 度 に お い て 、計 画 収 集 分 2 2 t/ 日 、自 己 搬 入 分 等 4 t/ 日 、焼 却 灰 4 4 t/ 日 、資 源 等 残 渣 1 t/ 日 、 計 7 1 t/ 日 を 埋 立 処 分 し て い る 。
6 民 間 ・ 許 可 業 者 に よ る 搬 入
事 業 所 等 の 事 業 活 動 に 伴 い 排 出 さ れ る ご み ( 産 業 廃 棄 物 等 を 除 く ) は 、 排 出 者 に お い て 自 己 処 理 又 は 処 理 施 設 へ 搬 入 さ せ て い る が 、 処 理 施 設 へ 自 己 搬 入 が で き な い も の 、 市 に よ る 収 集 が 困 難 な も の は 、 一 般 廃 棄 物 収 集 運 搬 業 の 許 可 を 得 た 業 者 が 収 集 ・ 運 搬 を 行 っ て い る 。
な お 、 処 理 施 設 に 搬 入 す る に あ た っ て は 、 搬 入 許 可 制 を 導 入 し 、 搬 入 券 を 発 行 し て い る 。