本計画の推進については、次のような体制で行うとともに、進行管理の考え方については、
「加須やぐるまマネジメントサイクル」に基づき、計画(Plan)、実施(Do)、点検・評価(Check)、・ 改善・見直し(Action)により、各事業の進捗状況を毎年度点検・評価し、その結果を踏まえ各 取組の進め方(指標・目標を含む)を毎年度見直します。また、計画期間満了時に改めて向こ う5年間の計画を策定するとともに、社会情勢等に応じて臨機応変に見直します。
(1)市民・事業者・土地建物所有者等・関係機関との連携
犯罪のない安全で安心して暮らせる加須市を実現するため、市・市民・事業者・土地所有 者・建物所有者などが、それぞれの責務や役割を果たし、警察及び関係機関と連携して地域 防犯活動を推進します。
(2)加須市みんなでつくる防犯のまちづくり推進協議会による推進
計画を推進するに当たり、市民の代表者、防犯関連事業所等の関係者、防犯活動団体等の 関係者、関係機関の職員などからなる「加須市みんなでつくる防犯のまちづくり推進協議会」
を組織し、防犯のまちづくりを総合的かつ計画的に推進するための体制を整備するとともに、
各施策における取組の進捗状況に関する評価や計画の変更等必要事項について調査審議を 行い、各施策を効果的に推進します。
(3)加須市防犯のまちづくり推進計画庁内推進委員会による推進
本計画に掲載した施策と取組を全庁的に推進するため、「加須市防犯のまちづくり推進計 画庁内推進委員会」を開催し、加須市みんなでつくる防犯のまちづくり推進計画に位置づけ た各施策の取組が確実に実施されるよう進行管理を行うとともに、活動指標の目標を達成す べく実施されているか実績を把握のうえ評価を行い、防犯体制の強化を図ります。
【加須やぐるまマネジメントサイクルによる計画推進の概念図】
○本計画に基づく各取組の実施(市・関係機関・団体等)
○市民・事業者・土地建物所有者等による取組 計 画
(Plan)
実 施 (Do)
改善・見直し (Action) 点検・評価
(Check)
○各取組の進め方(指標・目標を含む)の改善
○計画の見直し
○各指標による各取組の進捗状況の点検・評価
○加須市みんなでつくる防犯のまちづくり推進協 議会への報告及び意見聴取
○加須市みんなでつくる防犯のまちづくり推進計画(見直し後)
○各取組の進め方(改善後) 計
画の見直し(計画期間満了時等)
各取組担当課による改善(毎年度)
加須市みんなでつくる防犯のまちづくり推進条例
平成 22 年3月 23 日 条 例 第 122 号 私たちのまち加須市は、埼玉県東北部に位置し、恵まれた豊かな自然環境のもと、市民が安全 で安心して生活できるようにするために、防犯のまちづくりを推進している。
本市では、防犯灯の整備促進をはじめ、青色回転灯による防犯パトロールや携帯電話の機能を 活用し、市民に犯罪情報などを配信する「かぞホッとメール」、そして自治会による自主防犯パ トロールなど、ハード・ソフトの両面から様々な防犯活動に取り組んでいる。
しかし、近年、自転車盗や車上ねらいなどの街頭犯罪や空き巣などの侵入盗などが多発傾向に あり、私たちの日常生活を脅かしている。また、犯罪内容も多様化、凶悪化、低年齢化してきて いる。
このような犯罪を未然に防止するためには、市、市民、事業者、警察などの関係機関が連携を 密にしながら協働し、犯罪を起こさせにくい環境づくりが必要である。つまり、地域総ぐるみで 様々な防犯活動に取り組み、犯罪者に「ここでの犯行は無理だ」と思わせるまちにする必要があ る。
ここに、私たちは、地域住民や関係機関などと協働しながら犯罪の防止に力を合わせて更に取 り組み、犯罪がなく誰もが住み続けたくなるような「安全で安心なまち加須市」を築くため、た ゆまぬ努力を傾けることを決意し、この条例を制定する。
(目的)
第1条 この条例は、防犯のまちづくりを推進するため、基本理念を定めるとともに、市、市民、
事業者及び土地建物所有者等の役割を示し、もって市民が安全で安心して暮らすことのできる 地域社会の実現に寄与することを目的とする。
(定義)
第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところ による。
(1) 市民 市内に居住し、若しくは滞在し、又は通勤し、若しくは通学する者をいう。
(2) 事業者 市内において事業活動を行うすべての者をいう。
(3) 土地建物所有者等 市内に所在する土地又は建物その他の工作物を所有し、又は管理す る者をいう。
(4) 関係機関 埼玉県、市の区域を管轄する警察機関及び市内において防犯に関する活動を 行う団体をいう。
(基本理念)
第3条 防犯のまちづくりは、市、市民、事業者及び土地建物所有者等が、自らの地域は自らで 守るという連帯意識のもとに、それぞれが人権を尊重しつつ、役割を担い、密接な連携を図り ながら協働することにより、自主的な防犯活動が積極的に推進され、犯罪のない地域社会を実 現することを基本理念として、推進するものとする。
(市の役割)
第4条 市は、前条に定める基本理念(以下「基本理念」という。)に基づき、防犯のまちづく りを推進するために、次に掲げる事項について必要な施策を策定し、総合的かつ計画的に実施 するものとする。
(1) 「自分たちの地域は自分たちで守る」という防犯意識の高揚を図ること。
(2) お互いが支え合う地域社会の形成を図ること。
(3) 子どもを犯罪被害から守ること。
(4) 安全な都市環境の整備を図ること。
(5) 規範意識の高揚を図ること。
2 市は、前項の施策を実施するに当たっては、市民、事業者、土地建物所有者等及び関係機関 と連携を図るものとする。
(市民の役割)
第5条 市民は、基本理念に基づき、次に掲げる事項を実施するよう努めるものとする。
(1) 日常生活における安全の確保 (2) 安全確保のために必要な防犯措置 (3) 地域における防犯活動への積極的な参加 (4) 防犯教育のための講演会、研修会等への参加
(5) 前各号に掲げるもののほか、地域における防犯活動を推進するために必要な事項 2 市民は、市が実施する防犯のまちづくりを推進するために必要な施策に協力するよう努める
ものとする。
(事業者の役割)
第6条 事業者は、基本理念に基づき、事業者が所有し、若しくは管理する施設又は事業活動に 関し、次に掲げる事項を実施するよう努めるものとする。
(1) 事業活動における安全の確保 (2) 施設等の防犯対策
(3) 従業員への防犯意識の啓発 (4) 地域における防犯活動への協力
(5) 前各号に掲げるもののほか、地域における防犯活動を推進するために必要な事項 2 事業者は、市が実施する防犯のまちづくりを推進するために必要な施策に協力するよう努め
るものとする。
(土地建物所有者等の役割)
第7条 土地建物所有者等は、基本理念に基づき、土地建物所有者等が所有し、又は管理する土 地又は建物その他の工作物に関し、次に掲げる事項を実施するよう努めるものとする。
(1) 安全確保のために必要な防犯措置 (2) 地域における防犯活動への協力
(3) 前2号に掲げるもののほか、地域における防犯活動を推進するために必要な事項 2 土地建物所有者等は、市が実施する防犯のまちづくりを推進するために必要な施策に協力す
るよう努めるものとする。
(推進体制の整備)
第8条 市は、市民、事業者、土地建物所有者等及び関係機関と連携し、防犯のまちづくりを推 進するための必要な施策について、総合的かつ計画的に推進するための体制を整備するものと する。
(推進計画の策定)
第9条 市は、防犯のまちづくりを推進するために必要な施策を総合的かつ計画的に実施するた めの計画を策定するものとする。
(委任)
第10条 この条例の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。
附 則
この条例は、平成 22 年3月 23 日から施行する。
加須市みんなでつくる防犯のまちづくり推進協議会設置要綱
(平成23年11月15日市長決裁)
(設置)
第1条 加須市みんなでつくる防犯のまちづくり推進条例(平成22年加須市条例第122号)第 8条及び第9条の規定に基づき、防犯のまちづくりを総合的かつ計画的に推進するための体制 を整備し、加須市防犯のまちづくり推進計画(以下「推進計画」という。)の策定等を行うた め、加須市みんなでつくる防犯のまちづくり推進協議会(以下「協議会」という。)を設置す る。
(所掌事務)
第2条 協議会は、次に掲げる事務を所掌する。
(1) 推進計画の策定に関すること。
(2) 防犯のまちづくりの更なる推進に関すること。
(3) 前2号に掲げるもののほか、防犯のまちづくりに必要な事項に関すること。
(組織)
第3条 協議会は、委員25人以内をもって組織する。
2 委員は、次に掲げる者のうちから市長が委嘱する。
(1) 市民の代表者
(2) 防犯関連事業所等の関係者 (3) 防犯活動団体等の関係者 (4) 関係機関の職員
(5) その他市長が必要と認める者
(任期)
第4条 委員の任期は、2年とする。ただし、委員に欠員が生じた場合の補欠委員の任期は、前 任者の残任期間とする。
2 委員は、再任されることができる。
(会長及び副会長)
第5条 協議会に会長及び副会長を置き、委員の互選によりこれを定める。
2 会長は、会務を総理し、協議会を代表する。
3 副会長は、会長を補佐し、会長に事故があるとき、又は会長が欠けたときは、その職務を代 理する。
(会議)
第6条 協議会の会議は、会長が招集し、会議の議長となる。
2 協議会は、委員の過半数の出席がなければ会議を開くことができない。
3 協議会の議事は、出席委員の過半数をもって決し、可否同数のときは、議長の決するところ による。
4 協議会は、必要があるときは、委員以外の者の出席を求め、その説明又は意見を聴くことが できる。
(庶務)
第7条 協議会の庶務は、環境安全部市民安全課において処理する。