• 検索結果がありません。

複数のコンソールのセットアップ

ドキュメント内 SD Series Software Reference Manual_V (ページ 94-112)

第 3 章 :接続と複数のコンソールのセットアップ

3.2  複数のコンソールのセットアップ

3.2.1 FOH とモニターでステージ DiGiRack を共有する場合(MADI)

ラックの 2 組の MADI ポートを使用して、2 台の SD7 コンソール間でリモート DiGiRack からの入力を共有することが可能です。

この場合、マイクプリアンプのゲインや、ファンタム電源 ON/OFF などのラック機能をコントロールできるのは一方のコンソールの みです。

2 台の SD7 コンソールで同じラックを共有する場合の推奨セットアップは、以下のとおりです。

DiGiRack を MADI 接続で使用する場合、各 SD7 は 2 つのエンジンを搭載しているため、ラックの MAIN および AUX MADI OUT 信号をスプリットして 2 台目のコンソールの MADI IN ポートに送る必要があります。

モニター・コンソールとステージ・ラックの推奨接続方法として、ステージ・ラックの AUX MADI OUT をコンソールの MADI 1 IN に接続します。

FOH(マスター・コンソール)は、MADI IN/OUT 経由でステージ・ラックと接続します。

モニター・コンソールでゲイン・コントロールし、FOH コンソールでゲイン変更をトラッキングする場合も同様の方法で接続できます。

ステージ・ラックの AUX MADI OUT は、FOH コンソールの MADI 1 IN に接続します。

モニター(マスター・コンソール)は、MADI IN/OUT 経由でステージ・ラックと接続します。

共有ステージ・ラック

AUX MADI

IN/OUT MAIN MADI IN/OUT

MADI のみを使用して、

FOH とモニターで DiGiRack を共有

単方向ゲイン・トラッキング FOH がアナログ・ゲインをコントロールし、

モニターはこれをトラッキング可能

SPLITMADI

SPLITMADI

エンジン A MADI ポート 1

IN

エンジン B MADI ポート 1

IN

エンジン A MADI ポート 2

IN/OUT

エンジン B MADI ポート 2

IN/OUT

ローカル・ラック

(オプション)

MAIN MADI IN/OUT

AUX MADI IN/OUT

エンジン B MADI ポート 1

IN/OUT

エンジン A MADI ポート 1

IN/OUT

エンジン B MADI ポート 2

IN/OUT

エンジン A MADI ポート 2

IN/OUT MAIN MADI

IN/OUT AUX MADI IN/OUT

ローカル・ラック(オプション)

モニター

Audio Sync = ポート 1 の MADI IN

FOH

Audio Sync = マスター

1) 「Setup」>「Audio I/O」パネルを開き、ポートのリストから共有ラック・ポート(Port 1 など)を選択し、そのラックの「Shared」

ボタンを押します。この手順を両方のコンソールで行うと、ラック・コントロール機能「isolate」/「receive only」/「full control」が設定可能になります。

2) 一方のコンソールは、「Setup」>「Audio I/O」パネルの「full control」ボタンを使用して共有ラックと接続する必要があります。

3) 十分なヘッドルームを確保しながらアナログ・ゲイン・レベルを設定します。

4) もう一方のコンソールは、「receive only」モードで共有ラックと接続する必要があります。

5) 「receive only」モードのコンソールは、共有している全てのチャンネルに対して、ゲイン・トラッキング(入力チャンネル画面の最 上部にある「Track」ボタン)を ON にすることができます。

6) 「マスター」コンソールでアナログ・ゲイン・コントロールを操作すると、その変化が「スレーブ」コンソールのアナログ・ゲインに反映され、

デジタル・トリム・コントロールが逆方向に同じ量だけ動くことで補正されます。

相対ゲイン・トラッキング - Snapshot Recalls Total Gain

「相対ゲイン・トラッキング」は、「Snapshot Global Scope」パネルの最下部にある「Snapshot Recalls Total Gain」として実 装されています。スナップショットで入力チャンネル・トリムを呼び出した場合、保存されているアナログ・ゲインとチャンネル入力 ソケットの現在のゲインが比較され、差がある場合、トリムによって呼び出された値がオフセットされます。これは、ソケットのラッ クが「receive only」の場合、またはアナログ・ゲインが「Recall Scope」に入っていない場合にのみ実行されます。

3.2.2 FOH とモニターでステージ SD Series ラックを共有する場合(MADI)

SD Rack を使用するセットアップも非常によく似ていますが、SD Rack は外部スプリッターなしでスプリットが可能です。SD Rack は 2 系統のスプリット出力を備えており、それぞれ 56 チャンネルの 48kHz MADI ストリームを伝送できます。さらに、SD Rack のスプリット機能には、自動的にゲイン・トラッキングされた MADI ストリームを出力するように設定できる利点もあります。

この設定はラック自体でも、コンソールの「Audio I/O」パネルからでも行えます。そのため、受信側コンソールがゲイン・トラッキ ング機能を装備していなくてもかまいません。

ゲインをコントールする側のコンソールは Setup / Audio Sync = マスターに設定し、トラッキングする側のコンソールは Setup / 共有ステージ・ラック

AUX MADI

IN/OUT MAIN MADI IN/OUT

MADI(48KHz)のみを使用して、

FOH とモニターで SD Rack を共有

単方向ゲイン・トラッキング FOH がアナログ・ゲインをコントロールし、

モニターはこれをトラッキング可能

エンジン B MADI ポート 1

IN/OUT

エンジン A MADI ポート 1

IN/OUT

エンジン B MADI ポート 2

IN/OUT

エンジン A MADI ポート 2

IN/OUT MAIN MADI

IN/OUT AUX MADI IN/OUT

ローカル・ラック(オプション)

モニター

Audio Sync = ポート 1 の MADI IN

FOH

Audio Sync = マスター 48KHz MADI SPLIT × 2

エンジン A MADI ポート 1

IN

エンジン B MADI ポート 1

IN

エンジン A MADI ポート 2

IN/OUT

エンジン B MADI ポート 2

IN/OUT

ローカル・ラック

(オプション)

MAIN MADI IN/OUT

AUX MADI IN/OUT

3.2.3 FOH とモニターで DiGiRack を共有する場合(Opto V220)

2 台の SD7 と DiGiRack を光ケーブルで接続する場合のセットアップは、以下のとおりです。

エンジン B MADI ポート 2

IN/OUT

エンジン A MADI ポート 2

IN/OUT MAIN MADI

IN/OUT AUX MADI IN/OUT

ローカル・ラック(オプション)

モニター

Audio Sync = Optocore

FOH

Audio Sync = Optocore

エンジン A MADI ポート 2

IN/OUT

エンジン B MADI ポート 2

IN/OUT

ローカル・ラック

(オプション)

MAIN MADI IN/OUT

AUX MADI IN/OUT

光ケーブルで DiGiRack と接続

(Optocore V220)

ラック OPTO ID 30 ラック OPTO ID 32

リダンダント・ループ

(オプション)

Optocore ファームウェア・バージョン 220 の場合、このセットアップは 4 台の SD7 エンジン(2 台のコンソール)と 4 台の Optocore 接続ラックに制限されます。システムはサンプルレート 48kHz でのみ動作します。

Optocore 接続ラックの出力を使用できるコンソールは 1 台のみで、このコンソールを Optocore ID1(エンジン A)と ID2(エン ジン B)に設定しなければなりません。もう一方のコンソールは ID3(エンジン A)と ID4(エンジン B)に設定する必要があります。

これらの ID の設定はマスター画面の「Network」パネルで行います。

4 台のラックの Optocore ID は ID30 ~ ID33 の範囲で自由に設定可能です。上記の例では ID30 と ID32 を使用しています。これ らの ID の設定はラック自体で行います。

接続方法は上の図のとおりに行う必要があります。

ループ上の各機器の間を光ケーブルで接続します。「ポート A」を「ポート B」に接続します。A-A または B-B の構成で光ケーブルを 接続してはなりません。リダンダント・ループを正常に動作させるには、各機器の間にケーブルを接続してクローズド・ループを形成 する必要があります。

また、図のように各コンソールのローカル MADI を BNC MADI ケーブルで DiGiRack に接続します。

DiGiRack の MAIN MADI ポートをエンジン A のいずれかの MADI ポートに接続し、AUX MADI ポートをエンジン B の同じ番号の ポートに接続します。

「Setup」>「Audio Sync」で「Audio Synchronisation」パネルを開き、「sync source」を「Optocore」に設定します。この 手順を両方のコンソールの両方のエンジンで行います。各コンソールのエンジン A でセッションを保存し、エンジン B に送信した後、

エンジンの各ペアをミラーリングします。

次に、両方のコンソールのエンジン A で「Setup」>「Audio I/O」パネルを開き、左下隅の「Conform All Ports」ボタンを押します。

接続された光ケーブルが順番に検索され、検出可能な全てのラックが自動認識されます。この例では 2 台のステージ・ラックが検出 されます。この機能は、各コンソールのエンジン B に自動的にミラーリングされます。

このデフォルト・セットアップでは、Optocore 接続の DiGiRack はいずれも共有として設定されていません。つまり、いずれかの

コンソールからラックをコントロールし、マイクプリアンプのゲインやファンタム電源、出力パッドなどを調整することが可能です。

それで問題なければデフォルト設定のままでかまいませんが、このデフォルト状態に変更を加えて各ラックの共有ステータスを設定す ることも可能です。ラックを「full control」に設定した場合、そのコンソールはラックを完全にコントロールできます。ラックを「receive only」モードに設定した場合、そのコンソールはマイクプリアンプのゲインなどを変更できますが、もう一方のコンソールは変更の確 認しかできません。ゲイン・トラッキングを機能させるには、このモードに設定する必要があります。「isolate」モードに設定した場合、

そのコンソールから変更を行うことも、他の誰かが行った変更を確認することもできません。ラックを「isolate」モードに設定した場合、

ゲイン・トラッキングは機能しません。

コンソールをラックのマスター・コントローラーとして設定するには、まず「Audio I/O」パネルで目的のステージ・ラックを選択します。

「Splits & Sharing」ボタンを押し、「Selected Rack」セクションの「shared」ボタンを押します(デフォルトは「isolate」)。次に「full control」ボタンを押し、警告画面の「Yes」を押します。必要な場合、2 台目のステージ・ラックについてこの手順を繰り返します。

ラックを「receive only」モードに設定するには、まず「Audio I/O」パネルで目的のステージ・ラックを選択します。「Splits &

Sharing」ボタンを押し、「Selected Rack」セクションの「shared」ボタンを押します(デフォルトは「isolate」)。次に「receive only」ボタンを押し、警告画面の「Yes」を押します。必要な場合、2 台目のステージ・ラックについてこの手順を繰り返します。

3.2.4 FOH とモニターで SD Series ラックを共有(Opto V221)

エンジン B MADI ポート 2

IN/OUT

エンジン A MADI ポート 2

IN/OUT MAIN MADI

IN/OUT AUX MADI IN/OUT

ローカル・ラック(オプション)

モニター OPTO ID 3/4 Audio Sync = Optocore

FOH OPTO ID 1/2 Audio Sync = Optocore

エンジン A MADI ポート 2

IN/OUT

エンジン B MADI ポート 2

IN/OUT

ローカル・ラック

(オプション)

MAIN MADI IN/OUT

AUX MADI IN/OUT

光ケーブルで SD Series Rack と接続

(Optocore V221)

リダンダント・ループ

(オプション)

1 つのループで最大 14 台の SD Series ラック

光ケーブルを使用して、最大 5 台の DiGiCo コンソール間でリモート・ステージ SDRack からの入力を共有することが可能です。ま た、SDRack の出力カードをカード単位でコンソールに割り当てることも可能です。

以下、2 台のコンソールとステージ・ラック・ペアを FOH +モニター構成でセットアップする場合の手順について説明します。接続 は上の図のとおりに行う必要があります。

ループ上の各機器の間を光ケーブルで接続します。「ポート A」を「ポート B」に接続します。A-A または B-B の構成で光ケーブルを 接続してはなりません。リダンダント・ループを正常に動作させるには、各機器の間にケーブルを接続してクローズド・ループを形成 する必要があります。

また、図のように各コンソールのローカル MADI を BNC MADI ケーブルで SDRack に接続します。この場合、BNC MADI ケーブル・

ペアを使用して、コンソールのいずれかの MADI ポートを SDRack の MAIN MADI ポートに接続します。さらに、追加のリダンダ ント MADI ケーブルを使用してコンソールのリダンダント MADI ポートを SDRack の AUX MADI ポートに接続することも可能です。

ドキュメント内 SD Series Software Reference Manual_V (ページ 94-112)

関連したドキュメント