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第5章  日常の保守

5.3  装置の移動・輸送について

本装置を移動または輸送する際は、次の手順に従ってください。

1 ドライブにカートリッジが入っていないことを確認してください。

2 ドライブにカートリッジが入っている場合は、カートリッジをアンロード(イジ   ェクト)します。バックアップ用ソフトウェアのマニュアルを参照するか、フロ   ントパネルキーを使用してください(「3.5 パネルキーの操作」を参照)。

3 オートローダからすべてのカートリッジを取り出します。

重要

インターフェースが非アクティブな状態になるまでオートローダの電源は切ら ないでください。バスがアクティブな状態のときにSCSI周辺機器の電源を切 ると、データが失われたり、不安定なバス状態になることがあります。コンピ ュータがLANに接続されているときは、電源を切る前に必ずシステム管理者に 連絡してください。

4 オートローダの電源を切ります。

5  AC電源ケーブル、SCSIケーブルおよび終端抵抗コネクタを取り外します。

6 マガジンを収納してから、ドアをロックします。

ヒント

本装置を輸送する場合は、購入時の梱包箱と梱包材で装置を梱包してください。

梱包材がない場合は、輸送の際に装置に衝撃を与えないよう緩衝材などを使っ て装置を梱包してください。

6章 故障および異常時の対処

次の表は、オートローダのトラブルシューティングの方法を示しています。本装置をご使 用中に「故障かな?」と思われる症状が発生したときは、表の内容を参考にチェックして ください。項目に無い症状が発生したり、各項目内の回復方法を実施しても症状が復旧し ない場合には、お買いあげの販売店または保守サービス会社までお問い合わせください。

サーバ/ワークステーションまたはアプリケーションソフトウェアに関連する問題につい ては、サーバ/ワークステーションやアプリケーションソフトウェアのマニュアルを参照 してください。

ヒント

電源の入切をする前に、システム管理者に問い合わせてください。アクティブ なデバイスがSCSIバス上に接続されている間は、電源を一度切ったら再度入 れないようにしてください。SCSI バスがアクティブな状態でこのような操作 をすると、データが消失したり、ホストシステムが停止する場合があります。

現象 回 復 方 法

電源

オートローダに電源が入 らない

・AC電源コードの接続をチェックします。

・電源スイッチがONになっているかどうかを確認します。

・コンセントに電源が流れているかどうかを確認します。別  の使用可能なコンセントで試します。

・電源コードを交換します。

・オートローダ背面にあるファンが回転しているかどうかを  確認します。

電源投入テストに失敗し た。前面パネルの液晶ディ スプレイにエラーメッセ ージが表示される。

・全てのカートリッジがマガジンおよび固定スロットに完   全に挿入され、マガジンがオートローダ内部に正しく取り  付けられているかどうかを確認します。

・トランスポーター固定ネジが取り除かれているかどうかを 確認します。

・フロントドアがきちんと閉じられているかどうかを確認し  ます。

オートローダの電源等投 入の失敗時にドライブに 挿入されていたテープが、

電源投入後も動作可能状 態に戻らない。

・オートローダ背面にあるファンが回転しているかどうかを  確認します。

・オートローダの電源を切り、再度電源を入れます。

メッセージがディスプレ イに表示されない。

・アクティブなコンセントに AC 電源コードが接続されてい るかどうかを確認します。

・電源スイッチがオンになっているかどうかを確認します。

・オートローダの背面のファンが回転しているかどうかを  確認します。

現象 回 復 方 法 カートリッジの動き

カートリッジがトランス ポーターにつまっている。

・ ローラーのクリーニングを実施してください。「項 5.1.2 ローラーのクリーニング」を参照してください。

・ ローラークリーニングを実施しても再発するようであれば お買い求めの販売店、または保守サービス会社にご連絡く ださい。

カートリッジのロード/

アンロードを失敗する。

カートリッジがドライブ から取り出せない。

・ ローラーのクリーニングを実施してください。「項 5.1.2 ローラーのクリーニング」を参照してください。

・ ローラークリーニングを実施しても再発するようであれば お買い求めの販売店、または保守サービス会社にご連絡く ださい。

接続

ホストがオートローダを 検出しない。

・オートローダに終端コネクタが装着され、ケーブルが正し  く取り付けられているかどうかを確認します。

・終端コネクタとホストバスアダプタカードが、オートロー  ダおよびSCSIバスの種類と互換性があるかどうかを確認  します。

・オートローダがオペレーティングシステムで認識されてい  るかどうかを確認します。

・SCSIホストバスアダプタカードとバックアップ用ソフト  ウェアが、オートローダと互換性があるかどうかを確認し  ます。

ホストのバックアップソ フトアプリケーションが オートローダを検出しな い。

・バックアップ用ソフトウェアがドライブを検出してもオー  トローダを検出しない場合、オートローダモジュール、ま  たはチェンジャオプションがバックアップソフトに付属し  ているかどうかを確認します。ほとんどのソフトウェアパ  ッケージには、オートローダロボティクスと通信するため  の追加モジュールが必要です。

・バックアップソフトがオートローダを検出してもドライブ  を検出しない場合、正しいバックアップソフトドライバが  インストールされているかどうかを確認します。

変更したドライブの SCSI ID がホストコンピュータ で認識されない。

・同じバスにあるSCSIデバイスに、それぞれ異なるID番号  割り当てられているかどうかを確認します。

・ホストを再起動します。

オートローダへの接続後、

応答速度が遅くなるか、ま たは停止する。

・ホストに接続されているすべてのデバイスでSCSI IDの競  合がないかどうかを確認します。

・バックアップソフトではSCSI IDを特定の順序にする必要  はありません。

現象 回 復 方 法 オートローダのパフォーマンス

オートローダでのデータ のバックアップの効率が 悪い。

オートローダドライブが専用のSCSIバスに接続されており、

ほかのテープドライブまたはハードドライブとディジーチェ ーン接続されていないかどうかを確認します。

動作

テープに書き込みができ ない。

・ファイルシステムに対するホストデバイスのアクセス権限  をチェックします。

・使用しているテープ種類が正しいかどうかを確認します。

・テープの書き込み禁止タブをチェックして、書き込み可能  状態になっているかどうかを確認します。

・新しいテープに取り替えます。

クリーニング

クリーニングメッセージ が繰り返し表示される。

・既存のクリーニングテープを新しいテープと交換します。

・ドライブのクリーニング後も液晶ディスプレイでクリーニ  ングを要求するメッセージが表示される場合は、クリーニ  ングテープを交換します。

よく使用した古いテープ をロードすると、クリーニ ング後すぐにクリーニン グアイコンが再度表示さ れる。

・次の手順に従ってテープが読み取り可能かどうかを確認し  ます。

  −エラーメッセージをクリアします。

  −テープをもう一度読み取ります。

・データテープの読み取りが可能な場合は、損傷したテープ  からデータのバックアップをとり、損傷したテープを廃棄  します。

・クリーニングテープを交換します。

Alerm LEDが点滅し、

“REQ  CLNROL”メ ッ セ

ージが表示される。

・ローラーのクリーニングを実施する。

その他

カートリッジがドライブ に残っている。

・ バックアップアプリケーションの設定を確認してくださ い。(バックアップ終了後、Eject する指定に変更する) 

・ オペパネ Eject を実行する。 

・ ローラーのクリーニングを実施してください。「項 5.1.2 ローラーのクリーニング」を参照してください。 

・ ローラークリーニングを実施しても再発するようであれば お買い求めの販売店、または保守サービス会社にご連絡く ださい。 

エラーコード 原因 回復手順 CMer****21〜 

CMer****27 

ドライブからカートリッジをアン ロード中(イジェクト中)に駆動シ ステムがエラーを検出しました。

・ ローラーのクリーニングを実施してくださ

い。「項5.1.2 ローラーのクリーニング」を

参照。

CMer****2B  CMer****2E 

ドライブとの通信中にエラーを検 出しました。

・ オートローダ電源を切って、再度電源を投入 します。

CMer****2C  ドライブ゙との通信中にエラーを検 出しました。

・ ドライブクリーニング中の場合は、新しいク リーニングカートリッジに交換して下さい。

・ オートローダ電源を切って、再度電源を投入 します。

CMer****31〜 

CMer****39  CMer****3A〜 

CMer****3F 

ドライブへカートリッジをロード 中に駆動システムがエラーを検出 しました。

CMer****51〜 

CMer****55 

固定スロットからカートリッジを アンロード中(イジェクト中)に駆 動システムがエラーを検出しまし た。

CMer****5A〜 

CMer****5F 

マガジンからカートリッジをアン ロード中(イジェクト中)に駆動シ ステムがエラーを検出しました。

CMer****61〜 

CMer****69  CMer****6F 

固定スロットにカートリッジをロ ード中に駆動システムがエラーを 検出しました。

CMer****71〜 

CMer****79 

マガジンにカートリッジをロード 中に駆動システムがエラーを検出 しました。

・ ローラーのクリーニングを実施してくださ

い。「項5.1.2 ローラーのクリーニング」を

参照。

CMer****C0  CMer****C1 

エラー復旧中に駆動システムがエ ラーを検出しました。

・ オートローダ電源を切って、再度電源を投入 します。

CMer****D0〜 

CMer****D4 

Y駆動システム初期化中に駆動シ ステムがエラーを検出しました。

・ トランスポーターに異物がないことを確認 します。

・ オートローダ電源を切って、再度電源を投入 します。

CMer****D7〜 

CMer****D9 

カートリッジのインベントリ中に、

駆動システムがエラーを検出しま した。

・ オートローダ電源を切って、再度電源を投入 します。

CMer****DA〜 

CMer****DC 

トランスポーターのY駆動中に駆 動システムがエラーを検出しまし た。

・ トランスポーターに異物がないことを確認 します。

・ オートローダ電源を切って、再度電源を投入 します。

CMer****E0  P駆動システム初期化中にケーブ ルの断線を検出しました。

・ オートローダ(Drive Sled Assemblyを除く)

を交換します。

 

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