• 検索結果がありません。

行政サービス

ドキュメント内 lΏۂƂ_Yfroegx̒Ăƕ] (ページ 30-33)

第 4 章 FIT-PCA の行政情報システムの設計と リスク評価リスク評価

4.2 行政情報システムの設計

4.2.2 行政サービス

FIT-PCAが日本に導入された場合,さまざまな派生サービスの誕生が予想され,そ

の発展によって行政情報サービスの種類や形式が変化することも考えられるが,設計 段階の現時点における行政情報システムの役割を以下にあげるものに限定する.

(i) 世帯が保有する排出許容枠の残高照会

(ii) エネルギー源の購入時と代金支払時における排出許容枠使用による口座簿データ の更新

(iii) エネルギー源の購入時と代金支払時における排出許容枠の販売

(iv) 余剰排出許容枠の買取

(v) 排出許容枠配布月における排出許容枠の口座への排出許容枠補充 (vi) 出生・死亡・結婚・住居移転に伴う個人情報変更

エネルギー販売事業者

(電力・都市ガス・プロパンガス・ガソリン・軽油・灯油) 業務委託窓口

(金融機関・コンビニエンスストア) 利用者(日本在住者)

口座簿管理センター 業務委託

行政情報システム

図 4.1: FIT-PCAの情報システム領域概念図

(i)世帯が保有する排出許容枠の残高照会

世帯が保有する排出許容枠の残高は,管理を委託された世帯主ならば,金融機関を 通して確認することができる.その形式は,以下の3通りとする.

・金融機関が提供するWebサービスによる閲覧

・金融機関やコンビニのATMでの確認

・電気とガス使用への代金支払い時またはガソリン・灯油・軽油の購入時に確認

(ii)エネルギー源の購入時と代金支払時における排出許容枠使用による口座簿データ の更新

家庭でのエネルギー源の使用(電力・都市ガス・プロパンガス)による代金の支払時 や,エネルギー源の購入(ガソリン・軽油・灯油)に対し,個人または世帯全体が保有 している排出許容枠を使用する場合,口座簿のデータの更新が確認できなければ,消 費者と業務委託窓口またはエネルギー事業者は取引を終了できないこととする.

(iii)エネルギー源の購入時と代金支払時における排出許容枠の販売

業務委託窓口およびエネルギー販売業者は,家庭でのエネルギー使用(電力・都市ガ ス・プロパンガス)による代金の支払時や,エネルギー源(ガソリン・軽油・灯油)の購 入に対し,排出許容枠をもちいない,あるいは不足している場合において,消費者に 政府が定めた価格の排出許容枠を販売しなければならない.

(iv)余剰排出許容枠の買取

消費者は業務委託窓口から,排出許容枠を口座簿管理センタに不要な排出許容枠を 政府が定めた価格で売却することができる.「エネルギー源の購入時と代金支払時にお ける排出許容枠使用による口座簿データの更新」と同じく,口座簿のデータの更新が 確認できなければ,取引を終了することができない.

(v)排出許容枠配布月における排出許容枠の口座簿への排出許容枠補充

排出許容枠は口座簿管理センタによって毎月日本在住者すべての口座簿に配布され る.具体的には全口座簿データに政府が定めた数値が加算されることとなる.

(vi)出生・死亡・結婚・住居移転に伴う個人情報変更

FIT-PCAでは,個人情報として性別・年齢・生年月日・住所を扱い,住民基本台帳[19]

に変更が確認された場合に自動的に切り替わるシステムとする

4.2.3 情報通信ネットワークへの要求仕様

ガソリン・軽油・灯油は,その場で排出許容枠への決済を必要とするケースが多い ため,365日24時間の運用が必要であり,消費の現場の妨げとならないよう,排出許 容枠に関する決済は高速でなくてはならない.また,現段階ではFIT-PCAの行政情報 サービスはATMや窓口でのみを想定しているが,将来的に利用者の要求の高まりや新 たな決済手段の必要性,FIT-PCAが対象とするCO2排出が拡大する可能性を考慮す る必要がある.FIT-PCAの行政情報システムにおける通信ネットワークへの要求仕様 をまとめ以下に列記する.

365日24時間の運用

口座簿への書き換え情報の即時入手

将来的な決済チャネルの多様化に対応

ドキュメント内 lΏۂƂ_Yfroegx̒Ăƕ] (ページ 30-33)

関連したドキュメント