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藷11 6261川’

200日以上’100~200日

%18.8%

iiIii

2,500ドル未満 2,500~2万ドル

2~4万 4~10万 10万ドル以上

28.5 6.7

1974CensusofAgriculture,VoLII,Part7,ValueofProducts,Valueof Products,ValueofSalesGroup,OtherIncomeより作成。

①「経営主の主な職業」は「1974年に貴方の仕事時間の過半を農業にあてた か,又は,農業以外の職業にあてたか」という質問に対する経営主の回答。

108アメリカ農業の構造変化と統計体系再編の方向

当然のことだが,この割合も販売階層が低くなるほど高く,2,500ドル 未満層では経営主の約60%が100日以上農外に雇用されていたことになる。

もう一つ,農務省の資料によって農産物販売規模別に1農場世帯あたり の総所得とその構成を表2に示しておこう。

これに明らかなとおり,農場規模が小さいほど農外所得にたいずろ依存 度は顕著に高まり,1978年には,農産物販売額2万ドル未満の小規模農場 では農外所得は総所得の6割以」二となる。

しかし農場規模のいかんにかかわらず,全体として農外所得の割合は増 大の傾向を示している。農外所得は多様な源泉から成るが,単独項目で最 大のものは農外賃金・俸給である。

このような農場兼業化のひろまりと深まりのなかで,現在,つぎのよう な見解がほぼ一般に認められている。

それは「1950年代と1960年代の時期には,兼業農業(part-timefarming)

は農業から農外雇用への過渡的手段か,又は,専業農業(full-timefarming)

へ参入する資本を蓄積するための手段として役立てるための一時的な事情 とみられていた。しかし,だんだん兼業農業が本来の目的になってきたか

表2販売額規模別にふた1農場世帯あたり所得

1970 1978

農産物販売額、」総所得|農業所得|農外所得|総所得|農業所得|農外所得

へ」

千ドル

831

jiI 讓%l篝%’ iP1ii1

2.5千ドル未満 2.5~5千 5千~1万 1~2万

91.0 89.5 80.5 63.1

~4万

~10万

24 13.8

21.3

60.0 76.1

40.0 23.9 75.4

81.7

24.6 18.3

19.5 28.5

10万ドル以上’48.2184.2115.8163.2182.8117.2 U,SDept・ofAgriculture,ESCS,FarmlncomeStatistics,Au9.1979よ

り作成。

1農場=1世帯と仮定

に思える。

今日の小規模農場と中規模農場の大多数にとって,経営主又は,その家 族員の農外雇用は農業を全くやめてしまわないためにとりうる選択なので ある。

同様に,又,それは専従に拘束されずに農業に関係をもちたいと望む農 外の雇用従事者にとっての一つの選択でもある」(1)というものである。

注)さいきん農務省ESCSのスタッフがとりまとめた「アメリカ農業構造の諸 問題」の中にも同様の見解が述べられている。

すなわち「かつては農業に入るか出るかの通路とふられていた兼業農業は,

いよいよ普通のことになっており,兼業じたいが明らかに目的になっている」(2) 兼業農業が農業階梯をのぼって専業自作農に至る経過的形態を意味する のでもなく,又,完全な農外雇用に至る過渡的手段なのでもなく,それ自 体が目的になってきているということは,兼業形態をとった小規模農場の 滞留のつよまりが着目されるようになってきたという事実の半面を示して いる。

これを裏づける統計的事実も指摘されている。すなわち,「1954年と1974 年の間に合衆国農場の総数は52%減少したが,この20年間に経営主が200 日以上農外で働くと報告した農場数は36%減少した。ところが一方,経営 主が200日以下農外で働くと報告した農場数は56%減少した。この期間の 農場数における減少の80%以上は経営主が200日以下農外で働いたグルー プにおいて生じた」(3)

農外就業200日以上という農外所得への高い依存が逆に小規模農場経営 の存続を可能にしているという兼業農場滞留の一端が示されていると言っ てよい。

同じ筆者もこれについて「パートタイムの農業と農外の仕事との結合が 多くの農民にたいして農業に残留する耐久力を与える」(4)と解説している。

兼業農業化のひろまりと深まりが,同時に兼業形態での小規模農場の滞 留傾向を伴っているという事実と合せて,さらにもう一つの注目すべき事

11oアメリカ農業の構造変化と統計体系再編の方向 実にふれておこう。

それは農場居住世帯と農場経営者世帯との実体的な乖離の拡大という事 実である。

1974年農業センサスには,農産物販売額2,500ドル以上の農場について,

農場経営主の居住場所を示す統計が作成されている。まず,これを整理し て表3に掲げる。

これによれば,農場経営主のうち自己の経営する農場外に居住するもの が約20%に達している。

販売額階層別にふると,自己の経営農場に居住する割合は中規模農場の ところが高く,これにたいして,小規模兼業農場と資本家的農場の両極で は自己経営農場に居住しないものの割合が高くなっている。

農場外居住でも,とくに都市地域居住者の割合は,富農層および資本家 的経営において著しく高く,ついで小規模兼業農場が高い。中規模家族農 場を中心としたところが経営主の自己経営農場居住の割合がもっとも高く なっているのである。

表3農場経営主の居住場所(1974農業センサス)

経営主の居住場所

川己迩農場|伽農場|

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