被写体の色合いは、被写体を照らしている光の特性によって異なりま す。太陽光のもとで白く見えるものを基準にすると、下図のように色 合いが変化します。
天候や照明 晴れ 曇り 蛍光灯 電球
光の特性 白 青みがかる 緑がかる 赤みがかる
見た目どおりに色合いを調整する機能を、ホワイトバランスといいま す。画像の色合いが思ったとおりにならなかったときや、意図して色 合いを変化させて雰囲気を表現したいときに使います。
ご注意
水銀灯やナトリウムランプのみが光源の場合、光の特性上、正確なホワイト バランスが得られないため、フラッシュを発光して撮影してください。
DSLR-A300/A350 4-105-173-01 (1)
撮影機能を使う
光源を選んで調整する
(オート
/プリセットホワイトバランス)
Fn
ボタン
[ホワイトバランス]
希望の設定を選ぶ。[AWB]以外を選んだときは、必要に応じて、十字キーの/で色合 いを微調整できる。+側にするほど赤みが強く、−側にするほど青 みが強くなる。
AWB(オート ホワイトバラン ス)
光源が自動判別され、適した色合いになる。
(太陽光) 被写体を照らしている光源を選ぶと、選んだ光 源に適した色合いになる(プリセットホワイト バランス)。
(日陰)
(曇天)
(白熱灯)
(蛍光灯)
(フラッシュ)
撮影のテクニック
選んだ設定では、思ったような色が出ないときは、ホワイトバラン スブラケット撮影を行う(95ページ)。
[5500K](色温度)または、[00](カラーフィルター)などを選ぶと、
希望の数値に設定できる(86ページ)。
(カスタム)を選ぶと、設定したホワイトバランスを登録できる
(86ページ)。
DSLR-A300/A350 4-105-173-01 (1)
色温度とフィルター効果を設定する
(色温度
/カラーフィルター)
Fn
ボタン
[ホワイトバランス]
[
5500K] (色温度)、また
は[
00] (カラーフィルター)を選ぶ。
色温度を設定するには、/で数値を選ぶ。
カラーフィルターを設定するには、/で補正する方向を選ぶ。
ご注意
カラーメーターは、フィルムカメラ用のため、蛍光灯/ナトリウム灯/水銀灯 の光源下では、異なった値になります。カスタムホワイトバランスの使用 または、試し撮りをおすすめします。
5500K*1
(色温度)
ホワイトバランスを色温度で設定する。
数値が高いほど赤みが強く、低いほど青みが強くな る。
00*2
(カラーフィル ター)
写真用のCC(色補正フィルター)と同様の効果が得 られる。
設定した色温度を基準にG(Green)方向、または、
M(Magenta)方向に色を補正できる。
*1数値は、現在設定されている色温度
*2数値は、現在設定されているカラーフィルター
色合いを登録する(カスタムホワイトバランス)
複数の種類の光源で照明されている場合などで、より正確に白さを表 現したいときは、カスタムホワイトバランスの使用をおすすめします。
1
Fnボタン
[ホワイトバランス]
を選ぶ。
2 十字キーの
/で[ SET]を選ぶ。
DSLR-A300/A350 4-105-173-01 (1)
撮影機能を使う
3 白く写したいものがスポット測光サークルを覆うようにカメ ラを構えてシャッターボタンを深く押し込む。
シャッター音がして、取り込んだ値(色温度とカラーフィルター)が表示さ れる。
4 十字キーの中央を押す。
登録したカスタムホワイトバランス値が設定された状態で、撮影情報画面 に戻る。
この操作で登録したカスタムホワイトバランス値は、次に別の値が登録 されるまで保持される。
ご注意
「カスタムWB設定エラー」というメッセージが表示されたときは、値が想定 外であることを表します(近距離でフラッシュを発光させた場合や、鮮やか な色の被写体に向けた場合など)。値は登録され、液晶モニターの撮影情報 画面の 表示が黄色になります。撮影はできますが、設定し直すことを おすすめします。
登録したカスタムホワイトバランスを呼び出すには
Fn
ボタン
[ホワイトバランス]
(カスタム)を選ぶ。
ご注意
シャッターボタンを押すときにフラッシュを発光させると、フラッシュ光 でカスタムホワイトバランスが登録されます。呼び出したあとの撮影でも フラッシュを発光させて撮影してください。
DSLR-A300/A350 4-105-173-01 (1)