・船底構造
・外板
・甲板
・肋骨
・縦強度
・機関室 等
・船底構造
・外板
・甲板
・肋骨
・縦強度
・トラス
・倉口
等 4 編(引船及び押船の構造及び艤装)
5 編(はしけの構造及び艤装)
制定内容
Smooth Water Serviceとして 波浪荷重(平水以下)
外洋航行
環境条件,運航形態の見直し(鋼船規則CS編及びQ編ベース)
河川航行
腐食環境(淡水)
腐食予備厚の緩和 海洋環境 淡水環境
淡水のため,
腐食しにくい 環境
例えば…深水タンク隔壁の板厚
制定内容
4 編(引船及び押船の構造及び艤装)
5 編(はしけの構造及び艤装)
グラブ補強に関する要件
) ( 0 . 5 8
.
3 S d mm
二重底内底板に補強を行った船舶
“GRAB”を付記
鋼船規則Q編と同等の要件 を規定
グラブ荷役を行う船舶の内底板の板厚
グラブ補強の要件は,機械的な損傷に対する 補強要件であり,航行区域とは無関係
制定内容
• 倉口は風雨に対して適切に保護されなければならない。
現地の実情を考慮し
「本会の適当と認める措置を講じる場合」とは…
・ 倉内に適切な排水設備を設ける場合
・ 風雨時の適切な運航計画を策定する場合 等
• ただし,本会の適当と認める措置を講じる場合は,倉口の 保護を省略して差し支えない。
倉口の保護に関する要件
制定内容
• 内燃機関
• 軸系(プロペラ軸等)
• ボイラ,圧力容器
• 補機,管艤装
• 操舵装置
• 自動化設備 等
機関設備要件を規定
7 編 機関
主機の運転に必要な設備の冗長性の要件
• 燃料油供給ポンプ
• 潤滑油ポンプ
• 冷却ポンプ 等 予備ポンプ
の設置を要求 1台が故障した際にも
航行可能な速力を 得ることを最低条件
制定内容
• 発電機
• 配電盤
• 船用電線
• 照明設備
• 給電回路
等
電気設備要件を規定
8 編 電気設備
電気設備の冗長性の要件 主発電機 2組以上
外洋航行
環境条件を考慮 主発電機 1組以上
+ +
河川航行
制定内容
制定日から適用
適用
2.3.8 今後の規則改正予定(船体及び材料関連)
今後予定される船体関連規則改正案件から,今回はトピックスとして以下の案件 及び「ばら積貨物船及び二重船殻油タンカーのための共通構造規則(CSR)」の今 後の予定を紹介する。
位置保持設備用アンカー
近年,再生可能エネルギーの有効活用に向けた取り組みが積極的に進められる中,
我が国では浮体式の風力発電設備に対する期待が高まっており,現在,複数の浮体 式洋上風力発電設備の実証試験に関するプロジェクトが進められている。
これら海洋構造物には,長期間あるいは恒久的に操業海域の定められた位置に浮 体施設を保持するための位置保持設備が備えられており,その係留方法には大型の 溶接構造型のアンカーが使用される場合がある。当該アンカーは一時的な係留に使 用されるアンカーとは設置方法や係留期間が異なることから,これら係留方法の特 徴を考慮した製造中の試験及び検査の要件が求められる。
このため,海洋構造物の位置保持設備に用いられるアンカーに関する要件を整備 すべく関連規則を改める予定としている。
CSRの今後の予定
IACSは,2013年12月開催の第68回IACS理事会において,現行の「ばら積貨 物船用共通構造規則(CSR-B)」及び「二重船殻油タンカー用共通構造規則(CSR-T)」
を調和させた,「ばら積貨物船及び二重船殻油タンカーのための共通構造規則
(CSR)」を採択した。同規則は,2015 年 7 月 1 日以降の建造契約船へ適用され ることとなっている。
その後IACSでは,CSR採択前にIACSに提出された関連業界及び各IACSメン バー協会の技術委員会からのコメントのうち,採択までに規則への反映が間に合わ なかったものについて,2014 年中に規則改正を実施して対応するべく作業をすす めている。
上記規則改正においては,IACSにて準備された規則改正案(2014RCP1)につい て,関連業界及び各IACSメンバー協会の技術委員会による2回のレビューが予定 されており,現在,2回目のレビューが実施されている。その後,コメント等を反
NKにおいては,2014RCP1がIACSにて採択され次第,昨年12月にIACSにて 採択されたCSRと合せて迅速に弊会規則に取り入れ,IACSにて合意されている適 用日(2015 年 7月 1 日建造契約)より NK 規則でも適用を開始する。なお,CSR は,現行の2 つのCSR(CSR-B及び CSR-T)の大きな規則改正という取り扱いで あることから,来年 7 月に調和型の CSR が発効した際には,現行の CSR-B 及び
CSR-TからCSRに完全に切り替わることになる。