問32 最後に、60歳以上の方の雇用・就労についてご意見等がありましたら、ご自由に お書きください。

○アンケートの最後に、自由に発言していただける欄を設けたところ、212名の方から意見 が寄せられました。意見内容を分類し、多い順に示した結果は下表のとおりです。

順位 意見の内容 意見数 比率(%)

1 求人先と求職者をつなげる仕組みづくりの強化 47 22.2 2 年齢に依らない個々の能力や意欲を重視した採用 45 21.2

3 高齢者就労に賛成 28 13.2

4 就労環境の整備 24 11.3

5 報酬・待遇面の整備 16 7.5

6 就労不可もしくは希望しない 14 6.6

7 将来への不安 11 5.2

その他の意見について 16 7.5

合 計 212 100.0

以下に主な意見を抜粋し、掲載しています。

(1)求人先と求職者をつなげる仕組みづくりの強化

・健康であればいつまでも働いていたい。それは、社会とつながっていたい、という思いです。高 年齢→狭い社会での生活です。しかし、健康であれば、皆、「まだまだ、何かできるかも・・・

社会とつながっていたい。」と思うのは当たり前です。年齢制限なくできる仕事は限られている と思いますが、高齢者向けの求人広告などがあれば嬉しいです。特に 65 歳以上の人向けに(65 歳までの求人はありますが、65 歳以上となるとありません)。

・短時間、単発的な仕事を気軽に見れる様な場合、スペースがあったら、よいと思います。

・ハローワークで良いと思った会社に紹介・面接に行っても高齢という事で、はなから採用しな い様な会社がありました。60 歳以上の採用が大丈夫な会社だけを就職あっせんしてほしいで す。

・「働き方改革」と言われているが、現実は 60 歳以上の求人数は少なく、職種も限られていたり、

何かと制約があると思う。まだまだ働けると思うが、体に不調なところもでてきたり、親の介 護などもあり、自分のライフスタイルに合った働き方ができればと思う。

・現在 77 歳で働いており、パソコン、Excel、Word ができることが条件でした(事務職として の)。但し、60 歳以上の人達の就労を認められる社会になってません。また、就労先が中小企 業で何でもこなせるスキルがないと認められず、個々の能力よりオールマイティな能力が求め られる企業が多い。60 歳をすぎたら就業先はみつからない状況です。現在 60 歳代の方はどう か自分と比べてみたい。

・これまで、ハローワークなどに相談したことがなく、仕事に就きたいとの希望を指導助言して くれるところを、ハローワーク以外で教えていただきたい。令和 2 年まで今の職場で働くこと ができるため、それ以降は未定の状態です。

(2)年齢に依らない個々の能力や意欲を重視した採用

・求人情報等を見る限り高齢者も OK とあるが 60 代が限度のようです。年金受給も 75 歳以上 からも可となる現状で 70 代においても就労可の求人広告・情報を切望いたします。

・60 歳以上は個人の能力に大きな差がある。常に年齢で採用・不採用をきめるのでなく、個人の 能力にあった仕事が出来ることが望ましいと思う。

・定年を 60 歳とか 65 歳にこだわらず、能力と体力と、本人が働きつづけたいという意欲があ るのであれば、今の職場で働きつづけられるような環境にしてほしいと思う。60 歳すぎで給 料が激減することを、なくしてほしい。

・60 歳を過ぎても体力・気力・能力もある人がたくさんいます。働く意欲がある人の為にもう少 し情報や働く場所があるといいと思います。年齢制限であきらめている人もたくさんいると思 いますし、年齢で区切らないでその人自身を見て欲しいなと常々思っています。

・個人の体力やこれまでの経験、もっているスキル等、一人一人違うので、雇う側も、せっかく の人材をうまく、柔軟性をもって活用して欲しい。

・今の時代の 60 歳以上の方は、まだまだ働ける体力、能力を持っている方が多く、若い方より 色々なことを経験している分、柔軟性のある対応を出来る場面が多いと思います。年齢で判断 することなく、まず会ってみる事を希望したいです。

(3)高齢者就労に賛成

・今の 60~70 歳は元気なのでどんどん働く場所を作っていただければ良いと思う。収入が多く なれば経済も良くなると思う。

・自分に合った仕事で働くなら健康にも良いですし、それを見ている人達にも活力をあたえると 思います。

・これからは、60 歳以上の方も就労する事で、社会貢献になり、自分の新たな使命、任務を果た す事で、士気が高揚して、健康寿命を延ばす事につながるのでは。そうなれば、高齢者は人に支 えられているばかりでは無く、高齢者も社会を支える一端を担っているとも思って生きていけ るのだと感じます。

・60 歳代は未だ若いので、自分が働きたいと思っている人は大いに働いた方が体の為にもいい し、その人に合った仕事があればいい事だと思います。利用者さんにヘルパーをしていて喜ん でもらえることは嬉しい、続けてきてよかったと思います。

(4)就労環境の整備

・生産年齢人口(15~64 歳)の全般的な減少は今後も進んでいくといわれているが、その中で も 60 歳以上のキャリアを有効に活用していくことは増々求められてくると思います。健康面 で無理なく働き続けることが出来る雇用条件と、その機会の創出・維持が今後も制度的に整え られてくる事を期待します。

・職場が限定され、なかなか希望する職場が少ないのが現実のようです。マンションの管理人、

警備職員とか。体力的にきつくなる年齢ですので週 2 日とか 3 日とか 4 時間勤務などの弾力 的な勤務形態を望みます。

・年齢とともに自分の体調も気になりますし人間関係を考えるとおっくうになる。自分に適した 無理のない仕事は 80 歳になっても長く働けると思います。

(5)報酬・待遇面の整備

・60 歳以上の労働力を安価な人手と考える企業が多いと感じる。本人のスキルや労働力の意欲 などを、適正に価格評価して欲しい。

・現在の年金制度では、どうしても 70 歳位まで仕事をする必要があると思います。そういう意 味で 65 歳定年、70 歳まで継続雇用を制度化してほしいと思います。また、60 歳を過ぎると 給与が半分になるなど、あまりにも厳しい現実を制度化により、制限できると良いと思います。

In document 第 2 章 高齢者就労に関する実態 ニーズ調査 ( 市民 ) 調査結果 (Page 83-86)

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