1.福利事業
(1)福利厚生制度
福利厚生制度は、給与・勤務時間等基本的な勤務条件以外に、主として職員の物質的ま たは精神的生活の安定、向上を図り、職員が安心して公務に専念できることを目的とした 制度です。地方公務員法第42条は、厚生制度について「地方公共団体は、職員の保健、
元気回復、その他厚生に関する事項について計画を樹立し、これを実施しなければならな い」と規定しています。
地方公務員法はこの他に共済制度、公務災害補償制度を規定し、職員の福祉および利益 の保護を適切に実施することとしています。
これらに基づき豊島区職員は、共済制度では東京都職員共済組合に加入し、公務災害補 償制度では、地方公務員災害補償基金の適用を受け、厚生制度では特別区職員互助組合と 豊島区職員互助会に加入しています。職員の健康の保持・増進、生活福祉の向上を図るこ とは、職員の勤労意欲や能率的な公務運営を確保するうえで、大きな役割を担っています。
また、共済組合などが実施する事業の経費は、法律などの定めにより、職員の負担と事 業主(豊島区)の負担によってまかなわれています。
(2)主な事業内容と掛金率・負担率
表Ⅴ−1 主な事業内容 平成17年4月1日現在
福利厚生団体 種類 事業の内容
健康関係 直営医療機関、人間ドック 旅行・スポーツ関係 保養施設、夏・冬保健施設
融資関係 住宅貸付、一般貸付
保険事業 団体契約保険、団体取扱保険 給付事業 災害、結婚、リフレッシュ
ライフプラン ライフプランセミナー50、退職準備セミナー あっせん 物資のあっせん、指定店のあっせん
貸付、立替、ローン 生計資金、育児休業資金、住宅増改修資金、進学資金、ローンのあっせん 割引施設 遊園地&テーマパーク、スポーツ
宿泊事業 パッケージツアー、指定旅館
厚生施設 職員相談室
給付事業 結婚、出産、就学、義務教育終了、病気、弔慰金、退職等 助成事業 人間ドック、針・灸・指圧
貸付 一般、特別
厚生事業 リフレッシュ、カフェテリア事業、売店等 退職者事業 退職者準備セミナー
文化・体育事業 サークル活動助成、スポーツ大会 東京都職員共済組合
特別区職員互助組合
豊島区職員互助会
表Ⅴ−2 各組合の掛金率・負担率 平成17年4月1日現在
表Ⅴ−3 豊島区職員互助会の掛金率・負担率
互助会費(本人負担分)は、一人あたり給与月額× 5/1, 000× 12か月で算出 します。また、交付金(事業主負担分)は、会費を 1 として、区の財政状況により毎年 予算の範囲内で交付金の負担割合が決まります。
12年度 13年度 14年度 15年度
会費
(本人負担)
交付金
(事業主負担)
, ,
:
+ 万円
:
- , 万円
: : 8
:
- 万円
16年度
, , ,
4. 4813/ 1, 000 掛金率
合計
短期 37. 7813/ 1, 000
1. 76/ 1, 000 4. 4813/ 1, 000 2. 2/ 1, 000
(健康保険等に関する費用)
給料( 上限784, 000円)×率
30. 225/ 1, 000
3. 585/ 1, 000 介護
(福祉事業に関する費用)
期末勤勉等( 上限2, 000, 000) ×率 給料( 上限784, 000円)×率 期末勤勉等( 上限2, 000, 000) ×率 給料( 上限784, 000円)×率 期末勤勉等( 上限2, 000, 000) ×率
(介護納付金の納付に要する費用)
福祉 長期
(共済年金にかかる費用)
(本人負担)
83. 65/ 1, 000 66. 92/ 1, 000 算出方法
期末勤勉等( 上限1, 500, 000) ×率 給料( 上限496, 000円)×率
38. 1188/ 1, 000 30. 495/ 1, 000 2. 2/ 1, 000 1. 76/ 1, 000 東京都職員共済組合費
追加
(恩給法等適用者の不足補填費用)
3. 585/ 1, 000 負担金率
(事業主負担)
105. 525/ 1, 000 84. 42/ 1, 000
‑
81. 4/ 1, 000 128. 1126/ 1, 000102. 49/ 1, 000
2. 2/ 1, 000 4. 5073/ 1, 000 給料×率
231. 7251/ 1, 000 120. 26/ 1, 000 ( 給料( 上限496, 000) ×12月) ×率
給料×率 期末勤勉等×率 特別区職員互助組合費
(3)職員の被服貸与
被服貸与は、「職員が安全かつ衛生的に仕事をする」ことを主な目的として、豊島区職員 被服等貸与規程で定められた貸与期間で行われていますが、平成5年度に見直しが検討さ れた結果、平成6年度より上記規程を制限している現状です。
○ 被服貸与の状況
①貸与被服としての事務服は廃止。
②作業服については、採用又は異動により必要となった時に貸与する。
(作業服上下、安全靴、防寒上衣など)
その後の貸与についても、以下の職につくものは、個人の状況を調査し、規程の中に 定めている品目(業務服・業務靴)の中から必要なもののみを貸与している。
ア.ごみの収集作業に従事する職員(作業服、雨衣)
イ.保育園の調理に従事する職員(白衣、三角巾)
ウ.道路の工事、路面の清掃作業に従事する職員(作業服、防寒上衣、雨衣)
エ.園芸及び公園の作業に従事する職員(作業服、防寒上衣、雨衣)