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耐力度簡略調査票付属説明書

ドキュメント内 I 鉄筋コンクリート造の耐力度調査(I-47~I-92) (ページ 41-45)

8.1 測 定 方 法

耐力度簡略調査は、「第7章 耐力度簡略調査票」によることとし、その実施に当たっては 次頁以降の事項に留意する。また、次頁以降の留意事項以外については、原則として「第3 章 耐力度調査票付属説明書」によるものとする。

8.2 構 造 耐 力

ア 水平耐力

RC診断基準の第1次診断法の手法により構造耐震指標IS を算定し、各方向のqiを下式に よって計算する。原則として両方向のqiを計算するが、張間方向で教室間に耐震壁が規則的 に配置されているなど、壁量が多く明らかにqi= 1.0以上と考えられる場合は、当該方向の計 算を行わずqi = 1.0とすることができる。なお、第2次診断を実施している場合は、通常の 耐力度測定方法を基に計算を行う。

qi= ISi

0.9

ただし、qiが1.0以上の場合は、1.0とする。

ISi:XまたはY方向についてRC診断基準の第1次診断法により算定されたIS

指標で、経年指標をT = 1.0として計算した値とする。

イ コンクリート圧縮強度

設計図書の値を採用して評価する。設計図書がない場合は、表1に示す建設年代によるこ とができる。なお、ISの算定時にコンクリート圧縮強度を考慮する場合にはk= 1.0とする。

1 建築年による設計基準強度(Fc)の推定値

〜昭和26 昭和2729 昭和3039 昭和40年〜

Fcの推定値

(N/mm2) 14 15 18 21

ウ 基礎構造

地業種別のみの評価とする。

木杭基礎 0.8

RC杭・ペデスタル杭基礎 0.9 直接基礎・その他杭・不明 1.0

8.3 健 全 度

ア 鉄筋腐食度:F

コンクリート表面の状況で測定し、各部位のうちの最低ランク(ランク値の最大)により評 価する。

ランク1:特に問題ない。 1.0

ランク2:さび汁が見られる。 0.75 ランク3:鉄筋が露出しているか、膨張性発錆している。 0.5 測定箇所:柱、梁、壁、床

イ コンクリート中性化深さ:a 理論式(a= 0.37

t)を採用し、コンクリート中性化深さのみの評価とする。なお、tは建 築時からの経過年数とする。

a1.5 cm1.0 1.5 cm< a <3 cm直線補間 3 cma 0.5

ウ 躯体の状態:D

躯体の状態のランクを簡略化し、各部位のうちの最低ランク(ランク値の最大)により評価 する。

ランク1:ひび割れ、ジャンカがほとんど認められない。 1.0 ランク21 mm未満のクラックがあるか、

部分的なジャンカが認められる。 0.75 ランク3:1 mm以上のクラックがあるか、

表面積30 cm角程度のジャンカが認められる。 0.5

測定箇所:柱・梁、壁、床

エ 不同沈下量:φ

内外壁等のひび割れ状況を測定し、各部位のうちの最低ランク(ランク値の最大)により評 価する。

ランク1:不同沈下によるひび割れがほとんど認められない。 1.0 ランク2:不同沈下によるヘアークラックがかなりあるか、

1 mm未満のクラックが認められる。 0.75 ランク3:1 mm以上のクラックが認められる。 0.5 測定箇所:内・外壁、基礎梁、基礎立上がり

ドキュメント内 I 鉄筋コンクリート造の耐力度調査(I-47~I-92) (ページ 41-45)

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