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走パフォーマンスと V .

ドキュメント内 博士学位論文 _マスク.pdf (ページ 75-78)

E. 小活

V. LT を超える強度における RE と走パフォーマンスの関係 (研究課題 2)

3. 走パフォーマンスと V .

O2maxおよびRE v1,500はV.

O2maxおよびREbLTによって33.7%説明できる (p < 0.01) ことが明らかに なったが (Table V—4), これはマラソンパフォーマンスの説明率 (> 70%) よりも低い (di Prampero et al. 1986). 1,500 m 走とマラソンの有酸素性エネルギー代謝貢献はそれぞれ

80%および 100%であり (Hill 1999), この走行全体の有酸素性エネルギー代謝の貢献割合

の違いが V.

O2max および RE による説明率の差異になると示唆される. しかし, REbLTを REaLTに変えたとき, v1,500の説明率は60.5% (p < 0.001) にまで増大することが明らかと なった. 本研究課題で用いたREは無酸素性エネルギー代謝量も考慮したものである. した

V. REaLTと走パフォーマンスの関係 (研究課題2)

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がって 1,500 m 走のように無酸素性エネルギー代謝も貢献する競技には, 無酸素性エネル

ギー代謝の評価も加えた本研究課題のREaLTの方が有用な変数となりうると言える.

本研究課題では, v1,500と関連が認められたvV.

O2maxやvLTを重回帰分析の独立変数 として含めなかった. これらの変数は走パフォーマンスと最も関連が認められる変数とし て多くの研究によって指摘されている (Bragada et al. 2010; Noakes et al. 1990). しかし これらの変数は走速度によって評価される変数であり, 同様に走速度として評価される走 パフォーマンスとの間に関連が認められるのはそれほど特別なことではない. また, 本研 究課題はvV.

O2maxやvLTよりもREaLTとv1,500の間の関係が強いことを示した。この結 果は, 専門的にトレーニングを行なっている中長距離ランナーの 1,500 m 走パフォーマン スを最も説明する生理学的変数はREaLTであると言える.

4. 本研究課題の限界

本研究課題には限界が存在する. 本研究課題のREは, 被験者に共通した5または6つの 走速度を走行させ, それぞれの被験者の90%LT強度および110%LT強度に最も近い走速度 から算出した. そのため完全には運動強度を規定できておらず, それぞれの強度において

3.7%および4.2%の標準偏差が存在する. 運動強度を完全に規定するためには実験を少なく

とも1人につき2回実施する必要があり, 34名の専門的にトレーニングを行なっている中 長距離ランナーを対象とした本研究課題では, 被験者の拘束を考慮し, 完全に規定できな かった. しかし, それぞれのREはすべての被験者がLTを超えていないまたはLTを超え た強度においてREが評価されており, 本研究の結果が覆ることはないと考えられる.

本研究課題は, 走行全体で 20%の無酸素性エネルギー代謝貢献割合が認められる 1,500

V. REaLTと走パフォーマンスの関係 (研究課題2)

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m 走 (Hill 1999) において REaLTを評価する重要性を指摘した最初の研究である. 今後は 無酸素性エネルギー代謝貢献割合が走行全体に対するエネルギー代謝において 40%程度認 められる800 m (Hill 1999) や5%ほどの5,000 m (Weyand et al. 1993) 走パフォーマンス とREaLTの関係を調査できれば, REaLTを評価する重要性をさらに指摘できるものと考えら れる.

ドキュメント内 博士学位論文 _マスク.pdf (ページ 75-78)