R o を固定抵抗とし電圧 V o の値から抵抗値 R t を知る
ブリッジ回路による 3 線式計測
R
Oを調整し V
O= 0 とすると
1 1
2 1 2
1
a b
O
t
r r
R R R
R R
R = − +
1 1
2
1
R , r
ar
bR = = であれば
O
t
R
R = R
1R
2V
BR
tR
O1
r
a 1r
b 2r
bV
O3 線式計測の誤差要因(1)
の存在により、計測誤差
が生じる
抵抗のばらつき
R
1R
2V
BR
tR
O1
r
a 1r
b 2r
bV
O1 1
2
1
R , r r
ar
bR
R = − ∆ = −
∆
( ) r
R r R R
R
t= ∆ −
O+ ∆
∆
2
3 線式計測の誤差要因( 2 )
R
1R
2V
BR
tR
O1
r
a 1r
b 2r
bV
Oの場合でも
1
0
1
− =
=
∆ r r
ar
bではなく 零バランス V
O= 0
V
Oの変化で計測する場合
電圧
b b
O
b O
a t
a t
O
V
r R
R
r R
r R
R
r
V R
+ +
− + +
+
= +
1 2
1 1
1 1
1 1
,
ba
r
r の値が変化すると
計測誤差になる
センサ・プローブ・ケーブル長による誤差
-0.1 -0.08 -0.06 -0.04 -0.02 0 0.02 0.04 0.06 0.08 0.1
50 60 70 80 90 100 110 120 130 140 150
抵抗(Ω)
誤差( Ω)
ケーブル長100m r=5Ω
ケーブル長10m r=0.5Ω
ケーブルの温度変化による誤差
-0.005 -0.004 -0.003 -0.002 -0.001 0 0.001 0.002 0.003 0.004 0.005
50 60 70 80 90 100 110 120 130 140 150
抵抗(Ω)
誤差 ( Ω )
ケーブル長100m 温度変化10℃
銅の温度係数:0.0043/℃
電位差法による4線式計測
配線コードの抵抗による誤差が全く生じない 電流 I の変動による誤差も生じない
Rt
Rr
rb1 rb2 ra1 ra2
I Vo
Rr Rt Vor
Vot =
高精度計測には4線式が適している
電流比較ブリッジによる4線式計測
= 0
V
O に電流比を調整O t O t
O O
t
N
R N I
R I
R = =
磁束が常に零にな るように自動制御
t t O
O
N I N
I =
Ro Rt
I O I t
V O
電流比較器
N O Nt
変成器ブリッジによる4線式計測
O t O
t
N
R N R =
Ro
N t
~
N o
~
Rt
ホイートストンブリッジ回路による4線式計測 R
Oを調整し V
O= 0 とし
r r
r R
R
1=
2,
a1=
b1= の場合でも R
1R
2V
BR
tR
O1
r
a 1r
b 2r
bV
O2
r
a( R r )
R
R
tr
O+
+
=
2
1
r の影響を打消すことは出来ない
ホイートストンブリッジは4線式計測に適さない
4 線式結線方法での注意点
Rt
厳密にはセンサ自体の巻 線と配線の分枝間の配線
による誤差が存在する
5-3 ブリッジ法の問題点
R
1R
2V
BR
tR
ORo Rt
I O I t
V O
N O Nt
1 2 3 4 5 6 7
6~7桁の可変標準抵抗発生器
/可変巻線数コイルが必要
各桁数毎のバランス調整に時 間がかかる
校正技術等のアナログ的に非 常に高度な技術が要求される 各桁数毎のバランス調整に時 間がかかる
校正技術等のアナログ的に非 常に高度な技術が要求される
5-4 電位差計法における問題点
Rm AMP
G
A/D 変換器
Rr
SW
定電流の安定性
定電流の安定性 熱起電力熱起電力
切替ノイズ、リーク電流 切替ノイズ、リーク電流
低ノイズ増幅 低ノイズ増幅
標準抵抗の温度特性、経時変化 標準抵抗の温度特性、経時変化
非直線性誤差が生じる 分解能を上げると測定 速度が低下
非直線性誤差が生じる 分解能を上げると測定 速度が低下
5-5 高精度・高速温度計測のための理想の計測
ブリッジ法
可変標準抵抗器/可変巻線数コイルの切替調整時間が短い
電位差法
高速測定でも所要の精度(分解能、安定性、直線性)が得られる
直流抵抗の精密計測
ブリッジ法 電位差法
電流比較ブリッジ (Guildline社)
電流比較ブリッジ の原理図
・各国で標準機として採用されるほど高精度
・非常に高価(数百万〜1千万円)
・大きい ・遅い ・操作性悪い
・ブリッジ法レベルの高精度は非常に難しい
・比較的安価(数万〜数百万円)
・比較的小さい ・高速計測 ・操作の簡便性
電位差計法による四端子抵抗計測 Rm AMP
G
A/D Converter
定電流回路
Rr
SW
Rm:被測定抵抗 Rr:標準抵抗 電位差計
r m r
m V
R V R = ⋅
計測理論式 Vm
Vr
高精度・高速計測技術の向上には両方式の利点を
両立させる新方式が望まれる
6.高精度温度計測のためのソフトウエア設計
• リニアライズ
• 抵抗ー温度変換(温度目盛)
• センサ特性のばらつきに対する校正
• リニアライズ
• 抵抗ー温度変換(温度目盛)
• センサ特性のばらつきに対する校正
アナログ回路での演算処理ではなくソフトウエア で処理を行った方が良い機能
リニアライズ(線形化)
増幅 アナログ
リニアライズ アナログ・リニアライズ
デジタル リニアライズ AD変換
増幅
デジタル・リニアライズ
折線近似によるリニアライズ 半導体特性によるニアライズ 帰還回路によるリニアライズ IC乗算器によるリニアライズ 抵抗補間によるリニアライズ
ROMテーブルによるリニアライズ μコンピュータによるリニアライズ
アナログ・リニアライズ(1)−折線近似
Ei
Eo G4 G3 G2 G1 G4
G3 G2
G1
入力Ei
出力Eo
アナログ・リニアライズ(2)−半導体特性利用
Ei Eo Ei Eo
E
iE
0∝ log E
0∝ 10
Ei0 0 log
I E I
VEB = − C
トランジスタ特性 を利用
アナログ・リニアライズ( 3 )− IC 乗算器
Eo Ei
X
Y X・Y
2
0
AE
iBE
iE = +
IC 乗算・除算器の内部回路
X
Y
T
Z=XY/T