には、センサから得られた家庭内の状況によりシステムから居住者が扉を操作する動作に 対する負荷値を動的に変更できればよりシステムの有効性が高くなると考える。例えば、
居住者を誘導したい情報のプライオリティを付けてプライオリティの高い誘導が必要だと システムが判断すれば居住者に対する喚起(扉の動作に対する負荷値)を強くすることで 居住者に緊急度を伝達できる。しかし、このシステムが有効であるためには居住者が通常 時とシステムが動作した時を区別できることに加えてそのシステムが動作した際の負荷 値に対しても区別できる必要がある。そのような実験含めて検討考察が必要である。
6.2.3 長期的な有効性
家庭内での不慮の事故は、様々な要因により発生する。これより危険回避誘導システム は、日常的に利用されるものであると考える。それには、長期的に有効であることが必要 である。なぜなら、2.2.2でも述べたように対象者がその誘導に慣れるなどによりその誘 導を無視するようになる可能性が考えられるからである。従って、本提案手法も実験中と いう決まった期間だけだけではなく試験的に家庭内に導入して実際の環境での危険回避誘 導システムとしての有効性の検討が必要である。それにより本提案手法がどの状況で有効 であり、どの状況で誘導を無視するのかの検討を行えると考える。これにより、いくつか の状況ではその他の危険回避手法との併用が必要であるなどの観点からも検討が必要で ある。
謝辞
本稿を執筆するにあたりまして、研究に対する御指導を賜りました丹康雄教授に心から 深く感謝すると共に,ここに御礼申し上げます.適切なご助言を頂きましたLim Azman
Osman准教授に深く感謝致します.
また,貴重なご助言やご意見を頂いた丹研究室の皆様、また実験に参加して頂いた皆様 には深く感謝の言葉を申し上げます.
参考文献
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