特 許 動 向 調 査 か ら 、
•
図 2- 16の 要 素 技 術 と 課 題 の 分 布 に お い て 、 課 題 「 宅 外 と の 接 続 ・ 連 携 性 の 向 上 」 と 要 素 技 術 「 モ バ イ ル 端 末 」、「 ホ ー ム サ ー バ ー （ ゲ ー ト ウ ェ イ 含 む ）」 の 件 数 が 多 い 。•
同 じ く 、 課 題 「 宅 内 と の 接 続 ・ 連 携 性 の 向 上 」 と 要 素 技 術 「 ホ ー ム ネ ッ ト ワ ー ク 」 の 件 数 が 多 い 。•
図 2- 15の 要 素 技 術 と 課 題 「 接 続 ・ 連 携 性 の 向 上 」 の 分 布 の 前 期 ・ 後 期 の 変 化 率 に お い て 、 課 題 「 宅 間 に お け る 接 続 ・ 連 携 性 の 向 上 」 の 増 加 率 が 特 に 大 き い こ と は 、 宅 外 や 宅 内 に お け る 接 続 ・ 連 携 性 の 向 上 だ け で な く 宅 間 接 続 の シ ス テ ム も 想 定 さ れ て き て い る と 考 え ら れ る 。研 究 開 発 動 向 調 査 か ら 、
•
図 3- 9 に 示 し た よ う に 発 行 時 期 後 期 （ 2004〜 2007 年 ） に お い て 、 特 に ゲ ー ト ウ ェ イ の 宅 外 ・ 宅 内 と の 接 続 ・ 連 携 性 の 向 上 に 関 す る 論 文 件 数 が 多 く な っ て い る 。ヒ ア リ ン グ 調 査 か ら 、
•
相 互 接 続 性 ・ 連 携 性 の 向 上 を 課 題 に 挙 げ る 意 見 が 多 い 。•
DL NA は 相 互 接 続 性 の 保 障 に 関 わ る 標 準 化 を 目 指 し て い る が 、 こ の DLNA に 対 応 し た 製 品 が 増 加 し 利 用 の 拡 大 が 見 ら れ る と は い え 、 な お 細 か な と こ ろ で の 接 続 性 に 課 題 が あ り 、 ま だ ま だ 不 十 分 で あ る と の 指 摘 も あ る 。•
図 4- 6 に お い て 課 題 「 宅 外 と の 接 続 ・ 連 携 性 の 向 上 」 が 多 く 、 特 に 要 素 技 術 ゲ ー ト ウ ェ イ と の 件 数 が 多 い 。以 上 の 理 由 か ら 、 異 な る 企 業 、 異 な る 機 種 の 家 電 機 器 類 の 相 互 接 続 性 ・ 連 携 性 の 保 障 が 今 後 の 課 題 と し て 挙 げ ら れ る 。
b. 携 帯 電 話 と 家 電 機 器 類 の 相 互 接 続 性 ・ 連 携 性 の 保 障 特 許 動 向 調 査 か ら 、
•
図 2- 16に 示 し た 要 素 技 術 と 課 題 の 分 布 に お い て 、 基 盤 技 術 の 「 モ バ イ ル 端 末 」 と 課 題 「 モ バ イ ル 端 末 と の 連 携 に お け る ア ク セ ス 制 御 」 の 件 数 が 多 い 。•
ヒ ア リ ン グ 先 企 業 と 日 本 国 籍 の 主 要 企 業 に お け る 要 素 技 術 と 課 題 の 分 布 を 示 す 図 4-6 に お い て も 、 基 盤 技 術 「 モ バ イ ル 端 末 」 と 課 題 「 モ バ イ ル 端 末 と の 連 携 に お け る ア ク セ ス 制 御 」 の 件 数 が 多 い 。•
図 4- 6 に お い て 、 課 題 「 モ バ イ ル 端 末 と の 連 携 に お け る ア ク セ ス 制 御 」 と 基 盤 技 術 の 「 ゲ ー ト ウ ェ イ 」、 応 用 技 術 の 「 AV 系 情 報 家 電 」 と の 件 数 が 多 い 。研 究 開 発 動 向 調 査 か ら
•
図 3- 8 に 示 し た よ う に 要 素 技 術 「 モ バ イ ル 端 末 」 と 課 題 「 宅 外 か ら の 接 続 ・ 連 携 性 の 向 上 」 の 件 数 が 多 い 。ヒ ア リ ン グ 調 査 か ら
•
「 携 帯 電 話 の 高 機 能 化 と 利 用 の 拡 大 」 を ト レ ン ド と し て 指 摘 す る 意 見 が 多 い 。 以 上 の 理 由 と 、 ヒ ア リ ン グ 調 査 で は 「 携 帯 機 器 と 家 電 機 器 類 と の 連 携 制 御 で は 、 日 本 は 先 進 的 な 地 位 に あ る 」 と い う 強 み を 更 に 生 か す た め に も 、 携 帯 電 話 と 家 電 機 器 類 の 相 互 接 続 性 ・ 連 携 性 の 保 障 が 重 要 な 課 題 と い え よ う 。
c . 伝 送 媒 体 （ 無 線 ） の 技 術 向 上
特 許 動 向 調 査 か ら 、
•
図 2- 10に 示 し た 伝 送 媒 体 （ 無 線 ） 技 術 の 出 願 人 国 籍 別 出 願 件 数 推 移 に お い て 、 米 国 は 2003 年 に 一 端 ピ ー ク を 示 し た 後 減 少 し て い た が 、 2006 年 再 び 22 件 と 増 加 に 転 じ 、 日 本 27 件 、 韓 国 27 件 と 拮 抗 し て い る 。 米 国 国 籍 の 出 願 が 増 加 し て い る こ と は 、 新 た な 無 線 利 用 の 表 れ と い え よ う 。•
図 2- 15 の 要 素 技 術 と 課 題 「 接 続 ・ 連 携 性 の 向 上 」 の 分 布 の 前 期 - 後 期 の 変 化 率 に お い て 、 要 素 技 術 「 伝 送 媒 体 （ 無 線 ）」 の 件 数 が 全 課 題 に お い て 増 加 し て い る 。•
同 じ く 課 題 「 利 便 性 の 向 上 」 に お け る 変 化 率 （ 図 2- 12） に お い て 要 素 技 術 「 伝 送 媒 体 （ 無 線 ） の 課 題 「 性 能 向 上 」 が 増 加 し て い る 。研 究 開 発 動 向 調 査 か ら 、
•
図 3- 7 に 示 し た 要 素 技 術 と 課 題 「 利 便 性 の 向 上 」 の 分 布 の 発 行 時 期 後 期 に お い て 、 要 素 技 術 「 伝 送 媒 体 （ 無 線 ）」 の 課 題 「 性 能 向 上 」 の 件 数 が 41 件 と 一 番 多 く 、 か つ 前 期 よ り 増 加 し て い る 。ヒ ア リ ン グ 調 査 か ら
•
無 線 L AN の 利 用 が 進 展 し て い る と の 認 識 が あ る 一 方 、 無 線 LAN 技 術 で は 米 国 に リ ー ド さ れ て い る と い う 複 数 の 意 見 が あ る 。以 上 の 理 由 か ら 、 今 後 伝 送 媒 体 （ 無 線 ） の 技 術 向 上 が 重 要 な 課 題 と な ろ う 。
d. コ ン テ ン ツ の 著 作 権 保 護 特 許 動 向 調 査 か ら
•
図 2- 16に 示 し た 要 素 技 術 と 課 題 の 分 布 に お い て 、 要 素 技 術 「 ソ フ ト ウ ェ ア 技 術 そ の 他 」 と 課 題 「 認 証 管 理 」 の 321 件 に は 、 コ ン テ ン ツ の 著 作 権 保 護 に 関 す る 出 願 も 多 く 含 ま れ て い る 。ヒ ア リ ン グ 調 査 か ら 、
•
著 作 権 の 保 護 を 課 題 と し て あ げ る 複 数 の 意 見 が あ る 。以 上 の 理 由 か ら 、 宅 内 に お い て テ レ ビ ・ パ ソ コ ン ・ DVD 等 の 複 数 の AV 系 情 報 家 電 を 利 用 し た コ ン テ ン ツ の 視 聴 や 、 宅 外 ／ 宅 間 で の コ ン テ ン ツ 視 聴 や 共 用 、 ま た 携 帯 電 話 に よ る コ ン テ ン ツ の 視 聴
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な ど 、 複 数 の 機 器 や 複 数 の 人 に よ る 利 用 が 拡 が る な か 、 コ ン テ ン ツ の 著 作 権 保 護 は 重 要 な 課 題 と な ろ う 。
e. セ キ ュ リ テ ィ の 保 障 特 許 動 向 調 査 か ら 、
•
図 2- 14に 示 し た 要 素 技 術 と 課 題 「 経 済 性 の 向 上 」 の 分 布 に お け る 前 期 − 後 期 の 変 化 率 で 、 セ キ ュ リ テ ィ の 保 障 に 関 わ る 課 題 で あ る 「 認 証 ・ ア ク セ ス 権 設 定 ・ 管 理 」 が ほ ぼ 全 要 素 技 術 に 渡 っ て 後 期 に お い て 増 加 し て い る 。ヒ ア リ ン グ 調 査 か ら 、
•
④ と も 関 連 す る が 図 4- 6 に 示 し た ヒ ア リ ン グ 先 企 業 と 主 要 企 業 に お け る 要 素 技 術 と
課 題 の 分 布 に お い て 、 課 題 「 認 証 管 理 」 と 要 素 技 術 の う ち 特 に 「 ソ フ ト ウ ェ ア 技 術 」、
「 ゲ ー ト ウ ェ イ 」、「 AV 系 情 報 家 電 」 の 件 数 が 多 い 。
•
課 題 と し て セ キ ュ リ テ ィ の 保 障 を 指 摘 す る 複 数 の 意 見 が あ る 。以 上 の 理 由 か ら 、 セ キ ュ リ テ ィ の 保 障 が 重 要 な 課 題 と な っ て い る も の と 推 察 さ れ る 。
f . 使 い や す さ の 向 上 特 許 動 向 調 査 か ら 、
•
図 2- 16の 要 素 技 術 と 課 題 の 分 布 に お い て 、 課 題 「 操 作 性 向 上 」、「 処 理 自 動 化 」、「 設 定 容 易 化 」 が 使 い や す さ の 向 上 に 関 係 す る 課 題 で あ る が 、 こ れ ら の 課 題 と 要 素 技 術「 ホ ー ム ネ ッ ト ワ ー ク 」、「 統 合 リ モ コ ン 」、「 テ レ ビ 」 が 特 に 大 き な 件 数 を 占 め て い る 。
•
図 2- 12の 要 素 技 術 と 課 題 「 利 便 性 の 向 上 」 の 分 布 の 前 期 ・ 後 期 変 化 率 を み る と 、 要 素 技 術 「 ミ ド ル ウ ェ ア 」 の 全 課 題 が 後 期 に お い て 増 加 し て い る 。•
同 じ く 図 2- 12に お い て 、 課 題 「 処 理 自 動 化 」 に 対 す る 多 く の 要 素 技 術 に お い て 増 加 し て い る 。•
使 い や す さ に は 、 故 障 が 少 な い こ と や 故 障 し て も 復 旧 し や す い こ と も 重 要 な 要 素 で あ る が 、 こ れ に 対 し て は 図 2- 14の 要 素 技 術 と 課 題 「 経 済 性 の 向 上 」 の 分 布 に お け る 前 期 − 後 期 の 変 化 率 を み る と 、 課 題 「 障 害 対 策 ・ 警 告 表 示 」 と 「 モ ニ タ リ ン グ 」 と の 要 素 技 術 が ほ ぼ 全 項 目 に 渡 っ て 増 加 し て い る 。ヒ ア リ ン グ 調 査 か ら
•
図 4- 6 に 示 し た 要 素 技 術 と 課 題 の 分 布 に お い て も 、 要 素 技 術 「 統 合 リ モ コ ン 」 と「 AV 系 情 報 家 電 」 に 対 す る 課 題 「 操 作 性 向 上 」 に 多 く の 件 数 が 分 布 し て い る
•
使 い や す さ の 向 上 が 課 題 と な っ て い る 。以 上 の 理 由 か ら 、 使 い や す さ の 向 上 が 重 要 な 課 題 と な っ て い る も の と 推 察 さ れ る 。
g. 環 境 負 荷 の 低 減 特 許 動 向 調 査 か ら 、
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図2- 16 や 図 4- 6 に 示 し た 要 素 技 術 と 課 題 の 分 布 に お い て 、 課 題 「 省 エ ネ 化 」 が 環 境 負 荷 の 低 減 に 関 連 す る 項 目 で あ る が 、 こ れ ら の 図 に お い て は そ れ ほ ど 多 い 件 数 分 布 と な っ て は い な い 。 し か し な が ら 、 要 素 技 術 と 課 題 「 経 済 性 の 向 上 」 の 分 布 に お け る 前 期 − 後 期 の 変 化 率 （ 図 2- 13） で み る と 、「 ネ ッ ト ワ ー ク 制 御 の 省 エ ネ 化 」「 機 器 自 体 の 省 エ ネ 化 」 が 後 期 に お い て 大 き く 増 加 し て い る 。政 策 ・ 市 場 動 向 調 査 か ら 、
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図 4- 2 の 技 術 戦 略 マ ッ プ で 示 さ れ て い る よ う に 「 グ リ ー ン 協 議 会 」 の 発 足 や 「 ネ ッ ト ワ ー ク の 省 エ ネ 化 」 の 研 究 開 発 の 取 り 組 み 等 が 始 ま っ て い る 。ヒ ア リ ン グ 情 報 か ら
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環 境 負 荷 の 低 減 を 課 題 に 掲 げ る 意 見 が あ る 。以 上 の 理 由 か ら 、 環 境 負 荷 の 低 減 は 世 界 的 規 模 に お い て も 大 き な 課 題 で あ り 、 今 後 ま す ま す 重 要 な 課 題 と な ろ う 。
第 ２ 節 研 究 開 発 ・ 技 術 開 発 へ の 提 言
提 言 １ ： 標 準 を 勝 ち 取 る 戦 略 を
い つ で も 、 ど こ で も 、 だ れ で も が 「 情 報 機 器 ・ 家 電 ネ ッ ト ワ ー ク 制 御 技 術 」 の 恩 恵 を 享 受 す る た め に は 、 ネ ッ ト ワ ー ク 制 御 技 術 の 標 準 化 が 欠 か せ な い 。 世 界 で 広 く 通 用 す る 基 盤 技 術 と し て ネ ッ ト ワ ー ク 制 御 技 術 を 開 発 し 、 標 準 を 勝 ち 取 る 戦 略 を 練 り 活 動 す る こ と が 望 ま れ る 。 企 業 に お い て 差 別 化 と 標 準 化 は 常 に 相 克 す る 企 業 戦 略 に お け る 課 題 で は あ る が 、 限 ら れ た 地 域 、 限 ら れ た 機 器 に お い て の み 技 術 が 高 度 に 発 達 し て も 、 必 ず し も 市 場 拡 大 に 結 び つ く と は 限 ら ず 、 世 界 を 市 場 と し て 考 え た 場 合 、 基 盤 と な る 技 術 は 広 く 通 用 す る 国 際 標 準 と 成 す こ と が 重 要 と 考 え ら れ る 。
情 報 機 器 ・ 家 電 ネ ッ ト ワ ー ク に お い て は 、 ホ ー ム ネ ッ ト ワ ー ク ・ イ ン フ ラ 技 術 が 情 報 機 器 ・ 家 電 間 を 相 互 に 接 続 す る た め に 欠 か せ な い 基 盤 と な る 技 術 で あ る 。 そ し て 、 各 国 と も ホ ー ム ネ ッ ト ワ ー ク ・ イ ン フ ラ 技 術 の 技 術 開 発 に 力 を 入 れ て い る こ と が 、 特 許 動 向 ・ 論 文 発 表 の い ず れ か ら も 窺 え る （ 図 2- 5、 図 3- 10 等 参 照 ）。 中 で も 、 た と え ば DL NA は 標 準 化 が 進 み 、 多 く の 機 器 に 搭 載 さ れ る よ う に な っ て き て い る （ 図 2- 11、 図 4- 3、 ヒ ア リ ン グ 結 果 よ り ）。 ま た 、 政 策 、 市 場 動 向 調 査 に 示 し た 図 4- 3「 ホ ー ム ネ ッ ト ワ ー ク の 標 準 化 の 変 遷 」 を 見 て も 、 各 国 と も 標 準 化 を 目 指 し て 熱 心 に 取 組 ん で い る 状 況 が う か が え る 。
一 方 、 ネ ッ ト ワ ー ク 制 御 技 術 の 技 術 開 発 の 方 向 性 と し て 、 独 自 の ネ ッ ト ワ ー ク 制 御 技 術 を 開 発 し て 囲 い 込 み を 行 う こ と も 行 わ れ て い る 。 ヒ ア リ ン グ 結 果 に も あ る よ う に 、 HDMI 規 格 の 上 に 家 電 メ ー カ 独 自 の リ ン ク 技 術 の 開 発 が 行 わ れ て い る の は そ の 一 例 で あ ろ う 。 有 識 者 の 意 見 に よ れ ば 、 独 自 の ネ ッ ト ワ ー ク 制 御 技 術 は 、 比 較 的 簡 単 に メ ー カ 独 自 技 術 を 組 み 込 み や す い 、 他 社 が 開 発 し た 機 器 と の 接 続 を 考 慮 し な く て 良 い た め 信 頼 性 を 向 上 さ せ や す い 、 普 及 に 成 功 す れ ば 自 社 の 独 占 状 態 を 築 け る 可 能 性 が あ る な ど 、 メ ー カ に と っ て 魅 力 的 な 面 も 多 い 。
し か し 、 上 述 の 通 り 、 各 国 と も 標 準 化 を 目 指 し て 熱 心 に 技 術 開 発 を 進 め て い る 状 況 の 中 で 、 日 本 の 各 家 電 メ ー カ が 独 自 の ネ ッ ト ワ ー ク 制 御 技 術 を 開 発 し 続 け る こ と は 、 今 後 、 国 際 的 な 展 開 を 目 指 す 場 合 の 大 き な 障 害 と な る 可 能 性 は 高 い 。
日 本 に お い て 高 度 に 発 展 し た 技 術 が 国 際 的 に 採 用 さ れ ず 世 界 市 場 で 取 り 残 さ れ る よ う な 事 態 を 回 避 す る た め に も 、 メ ー カ 独 自 の ネ ッ ト ワ ー ク 制 御 技 術 を 開 発 す る だ け で な く 、 国 際 的 な 技 術 開 発 の 動 き を 注 意 深 く ウ オ ッ チ ン グ し 、 標 準 化 を 目 指 し た 戦 略 の 立 案 、 活 動 を 心 が け る こ と が 重 要 で あ る 。
提 言 ２ ： 魅 力 あ る サ ー ビ ス の 提 供
利 用 者 に と っ て 「 魅 力 的 」 な サ ー ビ ス の 開 発 （ ソ フ ト 面 ） と こ れ ら の サ ー ビ ス を 安 全 、 安 心 、 快 適 に 使 う こ と が 出 来 る 技 術 の 開 発 （ ハ ー ド 面 ） と の 両 輪 が か み 合 う こ と に よ り 、 ホ ー ム ネ ッ ト ワ ー ク の 利 用 が 拡 が り 、 普 及 に つ な が る と 考 え ら れ る た め 、 ハ ー ド 面 に 関 す る 研 究 開 発 ・ 技 術 開 発 に 加 え て 、 利 用 者 に と っ て 「 魅 力 的 」 な サ ー ビ ス に つ い て の 研 究 開 発 ・ 技 術 開 発 が 期 待 さ れ る 。
情 報 機 器 ・ 家 電 ネ ッ ト ワ ー ク シ ス テ ム に お い て 今 後 普 及 が 期 待 さ れ る サ ー ビ ス に は 次 の 分 野 が 考 え ら れ て い る 。
・ エ ン タ テ イ ン メ ン ト 分 野