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(1)勤務時間について ・フルタイム勤務

週38時間45分勤務 ・短時間勤務

週15時間30分から31時間までの範囲内で定め、1日につき7時間45分を超 えない範囲内で任命権者が勤務時間の割り振りを定める。

(2)給与について

・再任用職員(フルタイム勤務職員)は、各種給料表の職務の各級ごとに給料月額が 定められている。

・短時間勤務の給料月額は、フルタイム勤務職員の給料月額を基礎として、1週間当 たりの勤務時間に応じた額とする。

※再任用職員(フルタイム勤務職員)の給料月額 例)行政職俸給表(一)国

・職務の級 1級 2級 3級 ・・・

・俸給(給料)月額 185,800 円 213,400 円 257,600 円 ・・・

※再任用職員(短時間勤務職員)の給料月額

例)行政職俸給表(一)国 「週24時間勤務 職務の級3級」

24時間(1,440分)

38時間45分(2,325分)

・諸手当は、原則として職又は勤務の特殊性に応じた手当や正規の勤務時間外の勤務 に対する手当などの職務に関連した手当に限って支給する。

・支給される諸手当(国)

通勤手当、地域手当、超過勤務手当(時間外勤務手当)、夜勤手当、特殊勤務手当、

期末勤勉手当等

・支給されない手当としては、生計費の補完等(扶養手当、住居手当等)、人材確保 の要請等(初任給調整手当等)がある。

× 257,600 円(3級月額)= 159,545 円

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(3)医療保険について ・フルタイム勤務職員

共済組合員になる。

・短時間勤務職員

勤務時間によって、全国健康保険協会又は国民健康保険等へ加入する。

※週あたりの勤務が30時間(注)以上の場合

全国健康保険協会(協会けんぽ)に加入し、健康保険の被保険者となる。

※週あたりの勤務が30時間未満の場合 いずれかを選択する。

①国民健康保険に加入

②共済組合の任意継続組合員

③被用者保険に加入している家族等の被扶養者 (注)他の一般職員の勤務時間の3/4が目安となっている。

(4)雇用保険について

・再任用職員は、退職手当法の職員から除外されていることから、離職時に退職手当 を受けないため、雇用保険制度が原則適用となる。

・フルタイム勤務職員及び短時間勤務職員(1週間の勤務時間が20時間以上で任用 期間が31日以上(見込み)の者)は、一般被保険者として適用される。

※雇用保険の保険料

年度の初日において、64歳未満の人は、雇用保険の被保険者として、賃金が 支払われる都度、一般に賃金(賞与、時間外勤務手当、通勤手当等を含む)の 5/1,000の額が雇用保険料の本人負担分として徴収される。

(5)服務について

・再任用職員は、常勤職員の行っている業務を担当するものであるため、職責面等で 同等であると考えられることから、原則として退職前と同様となる。

・休暇(年次有給休暇、病気休暇、特別休暇等)は、勤務時間に応じて、付与される。

※年次有給休暇(短時間勤務職員)

1週間ごとの勤務日の日数及び勤務日ごとの勤務時間数が同一 1週間の勤務日の日数

20日× 5日

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1週間ごとの勤務日の日数及び勤務日ごとの勤務時間数が同一ではない 1週間当たりの勤務時間

38時間45分 ・分限及び懲戒等については、退職前と同様となる。

(6)福利厚生について

・フルタイム勤務職員は、共済組合の短期給付、福祉事業等は退職前と同様に受ける ことができる。

・短時間勤務職員は、共済組合の任意継続組合員としている場合には、短期給付、福 祉事業等は一部を除き受けることができる。全国健康保険協会又は国民健康保険等 では異なる。

155時間(20日)× ÷7時間45分

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