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熟練度評価モデルと熟練者3人による評価結果を表14に示す.ここに示した熟練者 の平均点を重回帰分析の目的変数として用いた.

表 14 熟練者の主観評価と評価モデルの採点結果

次に表 15に評価モデルと熟練者3人の主観評価の結果の間でのRMSEの算出結果 を示す.

表 15 熟練者評価と評価モデルによる採点のRMSE

次に各熟練者による採点と評価モデルによる採点の間のスピアマンの順位相関係数 の結果を表16に示す.

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表 16 スピアマンの順位相関係数の結果

次に評価モデルの各評価指標の点数の内訳を表17 に示す.表17にある評価モデル の算出した各指標の点数を重回帰分析の説明変数として用いた.

表 17 評価モデルの点数の内訳

重回帰分析の結果,得られた各評価指標に対応する回帰係数と標準回帰係数,切片を 表18に示す.

42 表 18 各指標の回帰係数と切片

各指標の回帰係数について,目的変数への貢献度が最も高い指標は肩の最大角速度 であり,次いで肩腰の時間差,右足の引き寄せであった.負の回帰係数で最も貢献度が 高い指標は右腕の初期角度であった.

次に各指標の標準回帰係数については,最も寄与率の高い指標は肩と腰の回旋時間 差であり,次いで肩の最大角速度,腰の角速度であった.負の標準回帰係数で最も寄与 率が高い指標は右手の初期角度であった.

熟練者3人が表14に示した点数をつけた根拠などについてのインタビュー結果を纏 めた.まずは熟練者Aの評価コメントを纏めたものを表19に示す.熟練者 A は評価 の際に,「構え」,「運歩」,「体重移動」,「肩腰の入れ替え」,「突きの軌道・引き」,「残 心」の項目に分けて評価を行っていた.

表 19 熟練者Aの評価基準とその詳細

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次に熟練者Bの評価コメントを纏めたものを表 20に示す.熟練者Bは具体的な評 価基準については明言していなかったが,各参加者へのコメントを調査アンケートの 時に使用した分類タグで分類したところ評価に用いている指標を分類することができ た.分類できなかったタイミングに関する指標については,新しいタグを導入した.

表 20 熟練者Bの評価基準とその詳細

最後に熟練者Cの評価コメントを纏めたものを表 21に示す.熟練者Cは初段の平 均的な逆突きというものの定義が難しいため,逆突きを行う上でできたら良いと考え る基準を10個挙げて加点方式で採点を行っていることがコメントより確認できた.評 価に用いられた10項目は,少林寺拳法の当て身の5要素と呼ばれるものを3つに分類

した1.角度 2.速度・位置・間合い 3.虚実 と4.力を引き出すためのフォームに分けて

評価していた.

表 21 熟練者Cの評価基準とその詳細

最後に,熟練者の間で共通している評価指標について言及数で分類したものを表 22 に示す.

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表 22 熟練者の間での指標毎の言及数

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