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経済特区法のもとでの税務上の優遇措置とは どのようなものか?

ドキュメント内 2018年度版 ミャンマー投資ガイド (ページ 35-39)

経済特区法のもとで投資許可を得る企業は、経済特区法に基づいて下表の優遇措置が付 与されます。

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認可企業への税務上の優遇措置】

税金の 種類

優遇内容

フリーゾーン プロモーションゾーン

法人税

1

) 製造またはサービスの提供を 開始した時点から

7

年間、法 人税を免税する措置

2

) 製造またはサービスの提供を 開始した時点から

5

年間、法 人税を免税する措置

3

) (

1

)あるいは(

2

)の免税期間終了後、翌

5

年間、法人税を

50%

減税する 措置

4

) (

3

)の減税期間終了後、翌

5

年間、事業により獲得した利益の一部を 再投資のために留保し

1

年以内に投資をする場合、当該再投資によ り獲得された所得に関する法人税率を、法定税率の

50%

まで減税す る措置

5

) 税務上の損失を

5

年間繰り越して所得と相殺できる措置

6

) 教育訓練費(フリーゾーン)ならびに研究開発費について損金処理を 認める措置 (注)

輸 入 関 税 等

7

) 下記を輸入する際の輸入関 税ならびにその他の税金を免 税する措置

製造用原材料

製造用機械設備およびスペア パーツ

工場、倉庫および事務所建設 のための建設資材、車両

8

) 免税販売、輸出販売ならびに 保税倉庫・運輸サービスのた めに、下記を輸入する際の輸

9

) 事業開始(設立)から

5

年間、

下記を輸入する際の輸入関 税ならびにその他の税金を免 税する措置、かつ翌

5

年間、

同税金を

50%

減税する措置

事業に必要な設備、機器なら びにスペアパーツ(販売用を除 く)

工場、倉庫および事務所建設 のための建設資材

事業に必要な車両、その他の 資材

ポイント 8. 経済特区法のもとでの税務上の優遇措置とは

税金の 種類

優遇内容

フリーゾーン プロモーションゾーン

入関税ならびその他の税金を 免税する措置

販売用商品

委託販売用商品

車両、その他資材

10

)下記を輸入する際に支払った 輸入関税ならびにその他の 税金について還付請求を可 能にする措置

海外およびフリーゾーンへの輸 出用完成品

半製品の製造にために使用す る原材料

商業税

11

) 国内あるいはプロモーション ゾーンから調達した商品に関する 商業税の免税措置

12

)上記法人税の免税・減税期間 中、購入取引に係わる商業税を免 税あるいは減税する措置

13

完成品輸出に関する商業税の免税措置 その他 (

14

完成品輸出時の諸税を免税する措置 (注)

(注)具体的な適用について未だ不明の点も多く、事前に確認する必要がある。

SEZ

認可企業への優遇措置イメージ(フリーゾーン)】

z

7

)製造用原材料、機械設備・スペアパーツ、建築資材、車両等の輸入関税等の免税

1

)法人税の免除

4

)再投資所得 に対する法人税

減税

6

)教育訓練費、研究開発費の損金参入

5

)税務上の損失を

5

年間繰り越し、所得と相殺可能

3

)法人税額の

50%

減額 製造・

サービス開始

7

年間

5

年間

5

年間

8

)免税販売、輸出販売ならびに保税倉庫・運輸サービスのための販売用商品、委託 販売用商品、車両ならびにその他の資材の輸入関税等の免税

11

)国内あるいはプロモーションゾーンから調達した商品に関する商業税の免税

13

)完成品輸出に関する商業税の免税措置

14

)完成品輸出に関する諸税の免税

SEZ

認可企業への優遇措置イメージ(プロモーションゾーン)】

9

)機械設備・

スペアパーツ、

建築資材、車両 等の輸入関税等

の免税

2

)法人税の 免除

6

)教育訓練費、研究開発費の損金参入

5

)税務上の損失を

5

年間繰り越し、所得と相殺可能

3

)法人税額の

50%

減額

4

)再投資所得 に対する法人税

減税

製造・

サービス開始

5

年間

5

年間

5

年間

5

年間

5

年間

9

)同、

50%

減税

10

)輸出製造品用の原材料輸入時に支払った輸入関税等の還付請求

12

) 免税・減税期間中の商業税の免税あるいは 減税

13

)完成品輸出に関する商業税の免税措置

14

)完成品輸出に関する諸税の免税

Ⅱ.税制

1

課税年度

4

1

日から

3

31

日が課税所得の計算期間であり、全ての法人は

3

月末で終了する会計年 度で申告を行う必要があります。

2

納税主体

納税主体は、居住法人、非居住法人に区分されます。

居住法人 : ミャンマー国内で設立登記された法人 非居住法人: ミャンマー国外で設立登記された法人

ここでの居住/非居住の区分はミャンマー国内で設立登記されたか、ミャンマー国外で設 立登記されたかという区分です。外国法人のミャンマー支店は、本店がミャンマー国外で設 立登記された法人であるため非居住法人に該当する点に留意が必要です。

3

課税範囲

上記の納税者区分のうち、居住法人は全世界所得に対して課税が行われ、非居住法人は 国内源泉所得に対して課税が行われます。

4

課税所得の算出方法

課税所得は、総所得から税務上の損金を控除した額となります。法人の総所得には、総売 上、事業収入、利子、賃貸料、ロイヤルティ、サービス・フィー、コミッションなどが含まれます。

税務上の損金は、原則として、課税年度における事業遂行上必要な全ての費用です。事業 所得を稼得するために直接に関連して支出された費用、ならびに初年度償却を含む減価 償却費を損金として所得から控除することができます。貸倒損失は、債権回収が不可能であ ることが証明された時点(実務的には、裁判所での判決を待つ必要があります)で損金に算 入され、貸倒引当金への繰り入れは税務上で加算する必要があります。

ドキュメント内 2018年度版 ミャンマー投資ガイド (ページ 35-39)