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経営の効率化を進めます

基本政策 2 経営の効率化を進めます

分 野 別 計 画

●本市を取り巻く厳しい社会情勢の中、限られた財源と人員で多様化する市民のニーズに 対応した行政サービスの向上を実現するため、行政の行っているさまざまな事業の中で、

成果が上がらなくても見直されない事業や、目標や流れが不明確な事業など総点検を行 い随時業務の改善が必要です。また、行政システムの簡素化による事務の効率化や公正・

透明で市民に分かりやすい行政事務を確立し、その費用に見合うだけの効果や成果が出 ているか、無駄や無理な部分は無いかなどといった視点から、今まで以上に経営的視点 を取り入れ、事務事業・組織の見直しをするとともに、人材活用を積極的に行い経営の 効率化を進めることが必要です。

●外郭団体は、公の施設の管理運営が指定管理者制度の導入により民間との競争に負けな い経営体質の強化と柔軟性、効率性が求められることから、情勢の変化によりその設立 目的と役割、現状の経営状況等を十分検討し、関与の見直しを進める必要があります。

現 状 と 課 題

●重点施策については、外部識者による効果検証組織の意見等を踏まえながら、事務事業 全般にわたり総点検を行い、現在行っている各種事務事業についての妥当性、成果及び 効果の検証を行い、効果の小さい事業の計画や執行方式等の見直し、事業の整理、廃止 等による統廃合や改善を進めるとともに、民営化の推進や組織の見直しを行い、効率的 な執行体制の確立に努めます。

●まちづくりの主役である市民と行政の役割分担を明確にして、市民、地域のコミュニティ 団体や各種ボランティア団体などとの協働によるまちづくりを進めます。

●外郭団体の経営に関して、市の基本的な関与の在り方を明確にし、適正な支援を行うと ともに、外郭団体の自主自立を促します。

計 画 の 目 標

施 策 の 展 開

■施策1 事務事業の見直し

 事務事業の改善・費用対効果を検証し、事 務事業の統廃合及び改善を実施するとともに、

公共施設の整備や管理については、指定管理 者制度の導入による民間事業者等を活用した 経費削減など経営の効率化に努めます。

 外郭団体については、人員や業務の合理化・

効率化により、市の関与の見直しを図ります。

[施 策 の 視 点]

●事務事業の妥当性  ◦市の関与の妥当性  ◦事業対象の妥当性

 ◦事業の意図、内容、方法の妥当性

●事務事業の可能性  ◦事業成果向上の余地  ◦経費削減余地  ◦改革、改善の必要性

●事務事業の方向性

 ◦現状維持、拡充、縮減、廃止等の評価に よる今後の事業の方向性

■施策2 経費の節減対策

 コストを維持し、経費の節減・事業成果を 向上させることの可能性、また、成果を維持 し経費を節減することの可能性、さらに、改 革・改善の必要性など経費節減余地を評価し 経費の節減に努めます。

 外郭団体については、施設及び業務の積極 的な受託を行い、人員や業務の合理化、効率 化により、補助金等に頼らない自立した運営 が行えるよう促します。

[基 本 施 策]

●経費節減の可能性

 ◦物件費等の削減(削減率の設定)

●入札・契約制度の改善

 ◦法に基づく入札制度の更なる改善に努 め、より一層の競争性を高め、公正、公 平で透明性が高く、低価格での契約の推 進

 ◦消耗品、物品等の購入は、一括購入によ る値引き、入札等による購入の検討  ◦リース契約の期間、保守契約内容等の改

善及び費用削減の検討

初期値(H21) 現状値(H27) 目標値(H32)

行政機構の見直し状況(市長部局) 3部13課2室 13課1室 13課1室

職員数の見直し状況 269人 257人 255人

分野7

 行財政基盤の安定したまちづくり 基本計画

基本政策3 人材の活用に努めます

分 野 別 計 画

●社会情勢の変化、地方分権の推進、少子高齢化時代に対応できる、効果的な行政を行っ ていく必要があります。

●持続可能な財政基盤の確立のため、人件費対策としての職員給与は、社会情勢の変化に 合わせた適正な制度の運用が必要になります。

現 状 と 課 題

●地方分権、少子高齢化時代において、効率的・効果的な行政サービスを継続し提供する ため、組織をスリム化して、分かりやすい簡素で効率的な組織に再編し、事務処理の迅 速化、決断決定の合理化を図ります。

●また、社会情勢の変化に合わせた適正な給与制度の運用と、外部委託の推進、任期付職 員、非常勤嘱託員、臨時職員等の有効活用を行い、最小の経費で最大の効果を得られる よう努めます。

●活力あるまちづくりのため、各種事務事業について民間活力の導入により、行政がやら なければならないものと、民間にお願いできるものを区別して事業を進めるとともに、

市民、地域のコミュニティ団体及び各種ボランティア団体など多様な担い手との協働に よるまちづくりを進めます。

計 画 の 目 標

目 標 指 標

施 策 の 展 開

■施策1 機能的な組織づくり

 事務事業及び組織の見直しや、行政環境の 変化に的確に対応する能力向上を目的とした 職員研修の継続と職員の適正配置を図るとと もに、社会福祉協議会、施設管理公社、シル バー人材センターなどの外郭団体の活用や指 定管理者制度の導入による民間委託等の推進、

任期付職員制度の活用、住民との協働による まちづくりへの取組みを通じて適正な定員管 理に努め、組織機構をスリム化し、わかりや すく簡素で効率的な組織に改編します。

[基 本 施 策]

●組織機構の改編・住民サービスを安定的に 供給するための適正な人員配置

●任期付職員、非常勤嘱託員、臨時職員等の 有効活用・外部委託の推進・専門知識を有 する外部人材の活用

■施策2 人件費対策

 職員給与は、住民の理解と納得が得られる よう適正化を推進します。

 経常経費の中で大きな部分をしめる人件費 の削減は、財政健全化の大きな要素となるた め、引き続き適正な給与制度の運用に努めま す。

 職員の減少に伴う削減に加え、手当の見直 し・適正運用を行います。

[基 本 施 策]

●管理職手当の削減

●時間外勤務手当の削減

●国家公務員に準拠した支給基準

初期値(H21) 現状値(H27) 目標値(H32)

市税現年分収入率 96.6% 98.0% 98.3%

公有地の販売金額(5ヶ年累計額) 1億4233万円 1億円

分野7

 行財政基盤の安定したまちづくり 基本計画

基本政策4 歳入の確保を図ります

分 野 別 計 画

●アベノミクス効果により景気は幾分持ち直し傾向にあるが、個人所得の大幅な増加や企 業業績の回復にまでは至っておらず、依然として個人市民税及び法人市民税については、

収入額の減少が続いている。また、固定資産税においても、定住促進の効果による新築 家屋の増加や太陽光発電への設備投資により増収は見込めるが、大幅な増加は期待でき ない状況にあり、税を取り巻く環境は一層厳しさを増している状況にあります。

●収入の確保対策の1つ目に税収確保対策があげられます。ここでは、課税客体(対象)

の的確な把握を行い、適正な課税を実施することと、収入率(額)向上対策の推進が重 要となってきます。2つ目には公有地の販売があげられ、現在、事業の統廃合やアウト ソーシング等の推進により、遊休資産が増加する傾向にあるため、維持管理経費を削減 するとともに歳入増加を図るため、公有財産の販売促進及び有効活用が必要となってい ます。

現 状 と 課 題

●将来にわたり安定した市民サービスを提供するため、市税収入などの確保をはじめとし、

市有財産の販売と有効活用や新たな歳入の確保などにより、財政基盤の充実強化を図り ます。

●企業誘致の推進による雇用の創出、産業の振興や人口の増加、活力あるまちづくりを進 め、市税などの増収に繋げます。

●税収等の確保対策では、歳入の根幹である市税収入や使用料等の収納を確保するため、

税負担、受益者負担の公平性を確保するとともに、積極的な滞納整理対策の推進に努め ます。

●公有地の販売と有効活用につきましては、積極的な販売活動の促進と併せて、民間への 賃貸借等の推進により財源の確保に努めます。

計 画 の 目 標

目 標 指 標

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