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第5章 純農地及び純山林、並びに、原野及び雑種地のうち

(3) 標準田又は標準畑の選定

標準田又は標準畑は比準評価が適正に行われるよう状況類似地区内の田、畑で次の条 件をみたす田、畑を目標として選定する。

① 日照時間、田面の乾湿、保水、排水、畑地の傾斜角度など自然的条件が標準的な田、

② 通作距離、市場までの距離などの立地条件などが標準的な田、畑

③ 田、畑の面積、形状、農道の状況などの立地条件などが標準的な田、畑

④ 土地利用度、作付作物収穫量が標準的な田、畑

⑤ 災害の条件が標準的な田、畑 (4) 標準田又は標準畑の評点数の付設

標準田又は標準畑の評点数は、売買田、畑の売買実例価額(田又は畑として利用する 場合の売買価額)についてその内容を検討し、正常と認められない条件がある場合にお いてはこれを修正して、売買田、畑の正常売買価格を求め、次に当該売買田、畑の正常 売買価格から標準田、又は標準畑の正常売買価格を求め、これに農地の平均10アール当 たりの純収益額の限界収益額に対する割合(0.55)を乗じて標準田又は標準畑の適正な 時価を評定する。

◎ 標準田、畑の正常売買価格 × 限界収益修正率(0.55) = 標準田、畑の適正な時価 この場合において、基準田又は基準畑との評価の均衡及び標準田又は標準畑相互間の 評価の均衡を総合的に考慮する。

なお、当分の間、評点数の付設は次によることとする。

① 状況類似地区を小字の区域ごとに認定する。

② 各小字の中で、平均的なものを抽出し、状況が類似していると認められる小字の区 域はこれを併せ、平均的なものをもって、評点数を付設する。

(5) 比準田、畑の評価額の算出

状況類似地区内の標準田又は畑と比準田又は畑とはおおむね同様の状況にあり、価格 事情もおおむね同様と考えられるため、当分の間、同一のものとする。

◎ 比準田評価額 = 標準田の1㎡当たり単価 × 1.00 × 比準地地積

◎ 比準畑評価額 = 標準畑の1㎡当たり単価 × 1.00 × 比準地地積

2 純山林の評価

山林の評価は、各筆の山林について評点数を付設し、当該評点数を評点1点当たりの価 額に乗じて各筆の山林の価額を求める方法による。

(1) 評価の方法及び順序

(2) 状況類似地区の区分

状況類似地区は、地勢、土層、林産物の搬出の便等の状況を総合的に考慮し、おおむ ねその状況が類似していると認められる山林の所在する地区ごとに区分する。おもに小 字ごとに区分する。

(3) 標準山林の選定

標準山林は状況類似地区内の山林で次の条件をみたす山林を目標として選定する。

① 状況類似地区内で傾斜角度、斜面の型が標準的な山林

② 状況類似地区内で表土や全土層の厚さが中庸な山林

③ 状況類似地区内で林産物の小出しの条件が標準的な山林

④ 状況類似地区内で支線道路の距離が中庸な山林

⑤ 状況類似地区内で幹線道路の距離が中庸な山林 (4) 標準山林の評点数の付設

標準山林の評点数は、売買山林の売買実例価額についてその内容を検討し、正常と認 められない条件がある場合においてはこれを修正して正常売買価格を求め、当該売買山 林の正常売買価格から評定する標準山林の適正な時価に基づいて付設する。

この場合において、基準山林及び標準山林相互間の評価の均衡を総合的に考慮する。

なお、当分の間、評点数の付設は次によることとする。

状況類似地区の区分

標準山林の選定

標準山林の評点数の付設

比準山林の評点数の付設

評価額の算出

評価額の算出 標準山林の適正な時

価の評定 小出しの条件

支線道路の距離 幹線道路の距離

比準割合

① 状況類似地区を小字の区域ごとに認定する。

② 各小字の中で、平均的なものを抽出し、状況が類似していると認められる小字の区域 はこれを合わせ、平均的なものをもって、評点数を付設する。

(5) 比準山林の評価額の算出

状況類似地区内の標準山林と比準山林とはおおむね同様の状況にあり、価格事情もお おむね同様と考えられるため、当分の間、同一のものとする。

◎ 比準山林評価額 = 標準山林の1㎡当たり単価 × 1.00 × 比準地地積

3 原野及び雑種地のうち近傍山林の価額から比準するもの

◎ 比準地評価額 = 近傍山林の㎡当たり単価 × 比準地地積

なお、比準地が連たんする純農地地区内の場合は、付近の田又は畑の価格とする。

4 市街化調整区域内の農業用施設用地の評価

◎ 比準地評価額 =(近傍農地の㎡当たり単価 + 造成費 17,400 円)× 比準地地積 なお、近傍農地の1㎡当たり単価は、比準地が所在する大字の平均農地価格とする。

また、農業用施設用地部分が100㎡以下の場合は、当該部分を含めて全体を農地とする。