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ドキュメント内 早川幸子北村真美 (ページ 35-38)

鱸;蕊蕊

中国バングラマレーシアインド台湾その他 デッシュ

さらに,指導学生の身分は,図11.3に示されるように,「大学院生」が41名と最も多く,続い

て「研究生」の23名となっており,この2項目で全体の83%に達する。

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図Ⅲ1.3現在の指導学生の身分

回答者数(名)

505050505044332211

学部生大学院生研究生教養部生その他

2指導形態・場面・接する時間

大学における曰本語教育を効果的に行うためには,外国人留学生が専門の学習・研究活動で,ど ういう指導を受けているのか,つまり,どういう日本語能力を必要としているのかを知ることが不 可欠である。したがって,指導教官が担当留学生に,どのような指導形態で,どの程度接している かを知ることは,大きな意味がある。

まず,指導形態の状況は,図Ⅲ、2.1に示した通りである。このデータによると,全体的には

「論文指導」が最も多く54名,次に「演習(ゼミ)」50名,そして「講義」42名となっている。(複 数回答あり)さらに,文系・理系別に見ると,文系では「講義」・「演習」・「論文指導」の3項 目に関して,それぞれほとんど全員の回答者が行っていると答えている。理系では,回答者45名の うち,「論文指導」34名,「演習」31名の次に「実験」29名があげられており,「講義」24名より回答 数が多くなっている。

図Ⅲ2.1留学生に対する指導形態

回答者数(名)鰯文系□理系Zその他

50505050332211

論文指導実験その他

講義 演習

(ゼミ)

どこで留学生と接しているかは,図Ⅲ2.2に示した通りである。この結果によると,文系・理 系にかかわらず,「研究室で」接する教官がもっとも多いということがわかる。また,指導形態の結

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果からも予想されるように,理系では「実験室」と答えた教官が17名いる。

図Ⅲ2.2指導留学生と接する場所

回答者数(名)鰯文系□理系四その他

505050505044332211

42

鈴 ,鮴

研究室実験室食堂自宅その他

授業以外で指導留学生と何時間接しているかでば,文系と理系の違いがかなり明らかに示されて いる。図Ⅲ2.3を参照すると,文系学部ではすべての回答者が週7時間未満と答えていることが

わかる。それに対し,理系学部では2時間未満と答えている教官が13名いるが,週10時間以上と答 えている教官も10名おり,学部・教官によって多様であることがわかる。さらに,この「10時間以

上」という回答例をゑると,「週60時間」あるいは「毎日,一日中」という極端に多いものがいくつ

か見られる。

図Ⅲ2.3指導留学生と接する時間(週あたり時間数)

回答者数(名)鰯文系□理系Zその他

42086420111

13

11.

末満2時間

鑪鵬:鱗iili臘鵬ill時更無回答

3使用言語

[授業における話し言葉]に関しては,図Ⅲ3.1に示されているように,文系・理系とも「日 本語」の承を使っている教官が過半数を占めている。しかしながら,理系学部では,「英語」の承を 使用しているのが4名,「英語と日本語」を使用しているのが14名で,併せて18名となっており,高

度な日本語聴解能力を必要としない場合も多いことが推測される。

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図Ⅲ3.1授業における話し言葉

回答者数(名)鰯文系□理系四その他 30

25 20

505011

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