第4章 目標を達成するための施策・事業
4 第 章
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暮らし ひろがる 公共交通
●目指す公共交通の将来像
4-2 公共交通ネットワークの将来イメージ
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POINT①)市街地内の交通空白地域の解消・まちなか周遊性向上
…路線バスでは網羅できていなかった市内中心部の住宅街から 商業施設・医療機関等への移動手段を確保する。
POINT②)地域間幹線や地域内交通の補完
…地域間幹線交通の支線としての機能を果たすことで、市域に おける公共交通ネットワークの向上を図る。
(拡大図の凡例)
青線…北回り線(仮) 破線…南回り線(仮)点線…既存のバス路線
…公共施設 …商業施設 …医療機関
…教育機関(小学校・中学校・高等学校) …空白地域
JR(陸羽西線)
JR(陸羽東線)
鮭川村営バス
大蔵村営バス
山交バス(金山線)
・既存路線の改編
・デマンドタクシーの導入 等
・デマンドタクシーの導入
・スクールバスへの混乗 等 市営バス(土内線)
市営バス(芦沢線)
新庄駅
s
JR(奥羽本線)
山交バス(鳥越線)
・路線改編
・デマンドタクシーの導入 等
・デマンドタクシーの導入
・スクールバスへの混乗 等
(凡例)
…空白地域
…自家用車以外の移動手段が 存在する地域
…空白地域をどのような手段 で解消するか(方向性)
運行する日数および ダイヤの見直し
運行する日数および ダイヤの見直し 運行経路の共同検討・
見直し
運行経路の共同検討・
見直し
住民の利用促進に つながる周知
住民の利用促進に つながる周知 鉄道・路線バス相互の
接続性向上および待合 環境の改善
待合環境の向上
まちなか循環バス 導入エリア<拡大図>
安全な通学手段の 確保
県 立 新 庄 病 院
)
升形駅
泉田駅
羽前前波駅
南新庄駅 鉄道・路線バス相互の接続性
向上および待合環境の改善
・デマンドタクシーの導入
・舟形町営デマンドタクシーへの混乗
・スクールバスへの混乗
等
まちなか循環バス 導入エリア
4-3 目標達成のための施策・事業
≪基本目標①≫
住民ニーズにあった公共交通体系の構築
利便性向上の視点
≪施策①≫利用しやすい公共交通ネットワークの構築
≪事業≫
1.既存路線の再編
2.周辺町村との連携や協議体の設置 3.循環バス路線の導入
4.公共交通空白地域の解消 5.運行形態の検討
・商業施設が市街地の外縁部に増加していることなど市民の移動需要が大きく変わってお り、需要に対応した移動手段の確保が必要になるとともに、地域の活性化や観光交流の 取り組みも見据え、戦略的な運行体系の構築が求められています。
・本市では周辺 7 町村と連携して最上地域全体の活性化を図るため定住自立圏構想に基づ く「新庄最上定住自立圏共生ビジョン」を策定しており、周辺町村から本市の市街地へ の移動需要にも対応する必要があります。
・公共交通を利用する方の移動需要を中心に、まちづくりや観光も踏まえた交通体系を構 築し、本市の活性化を支えるための交通網を形成する必要があります。
≪施策②≫快適に利用できる環境の整備
≪事業≫
1.ユニバーサルデザインの推進 2.待合環境の充実
3.支払い方法の簡素化
・本市の公共交通利用者は高齢者や障がい者が多いため、負担が少なく利用できる環境が 整備されていることが求められます。
・公共交通網の整備と併せ、利用者が負担なく快適に利用できる環境の整備を行う必要が あります。
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≪施策①≫利用しやすい公共交通ネットワークの構築 事業1 既存路線の再編
目的 ・地域拠点間の効率的な移動を確保します
・鉄道をネットワークの中軸と位置づけ、有効に活用します
事業概要
・移動需要に応じた路線やダイヤに再編して、利用者にとって使いやすい路 線を目指します。
・市域を跨ぐ路線については各運行主体と連携して、接続性の向上を図りま す。
・利用者の利用実態等に応じ、運行日数についても検討していきます。
・降雪期においても移動に係る利便性の向上を図ります。
実施主体 新庄市、周辺自治体、交通事業者
スケジュ ール
1 年目
(平成 30 年)
2年目
(平成 31 年)
3年目
(平成 32 年)
4年目
(平成 33 年)
5年目
(平成 34 年)
検討
実施 広報 効果検証
改善 効果検証
改善 効果検証
改善 効果検証
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事業2 周辺町村との連携や協議体の設置
目的 広域的なネットワークを確保するための組織体制を構築します
事業概要
周辺町村と交通に関する情報交換を行うとともに、複数自治体が関連する 公共交通について事業成果を向上させるための協議を行うことで、各公共交 通路線の生産性向上を目指します。
①本市を跨ぐ公共交通について、広域的に検討していくための組織体制を構 築します。
②周辺自治体からの乗り入れ路線も市民の移動手段であると同時に、運行主 体となる他町村等にとっても市内の利便性向上は利用者の増加に繋がるた め、運行経路やダイヤ、乗り継ぎ性の向上、企画等の検討を連携して行い ます。
③周辺自治体から本市に公共交通を利用して来られる方が市内での移動をし やすくするために、周辺自治体と意見交換を行い、本市が運行する路線の 改編に反映させます。
実施主体 新庄市、周辺自治体、交通事業者 スケジュ
ール
1 年目
(平成 30 年)
2年目
(平成 31 年)
3年目
(平成 32 年)
4年目
(平成 33 年)
5年目
(平成 34 年)
検討・設置 協議 協議 協議 協議
▼唐津地域(佐賀県)
佐賀県唐津市と玄海町は、唐津市 からは玄海町に立地する企業や高校 への通勤・通学などを目的とする移 動、玄海町からは唐津市に立地する 商業施設や病院を目的とする移動が あるなど、行政区域を超えた生活圏 を形成しています。唐津市と玄海町 の合同で「唐津地域公共交通活性化 協議会」を立ち上げ、佐賀県の計画策 定主体としての参画も得ながら、複 数市町を含む生活圏全体の「地域公 共交通網形成計画」を策定していま す。
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事業 3 循環バス路線の導入
目的 ・市街地における交通の利便性を向上させます
・主要な目的施設の周遊性を確保します
事業概要
・商業施設や医療機関など移動需要が高い施設の周遊性を高めるため、新た に循環バス路線を導入し、地域内フィーダー系統に位置づけ、地域間幹線 路線を補完します。
・学生の通学手段としての運行を検討します。
・降雪期の移動に係る利便性の向上を図ります。
実施主体 新庄市、交通事業者
スケジュ ール
1 年目
(平成 30 年)
2年目
(平成 31 年)
3年目
(平成 32 年)
4年目
(平成 33 年)
5年目
(平成 34 年)
設置 実証運行 効果検証
本格運行 広報 効果検証
改善 効果検証
改善 効果検証
改善 効果検証
※地域内フィーダー系統:地域間を結ぶ交通ネットワークと接続して支線として運行して いる地域公共交通のこと
▼循環バス路線の導入検討
上記の視点をもとに、運行内容を検討していきます。
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事業 4 公共交通空白地域の解消
目的 公共交通空白地域の移動手段を確保します
事業概要
・該当地区の住民との協議をもとに、運行形態や支援策の検討を行います。
●導入が考えられるサービス例
(運行形態の検討事例)既存路線の改編や乗合いタクシーの運行 など
(支援策の検討事例)タクシーの活用にあわせた運賃割引 など 実施主体 新庄市、市民、周辺自治体、交通事業者
スケジュ ール
1 年目
(平成 30 年)
2年目
(平成 31 年)
3年目
(平成 32 年)
4年目
(平成 33 年)
5年目
(平成 34 年)
調査・検討・必要に応じて実施
▼新庄市の公共交通空白地域について ▼国土交通省九州運輸支局
「なるほど!公共交通の勘どころ」
重複路線等の運行を見直し、公共交通空白地 域を解消できる事例のイメージ
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事業 5 運行形態の検討
目的 より利用しやすい運行形態の検討を行います
事業概要
現在、市内を運行しているバス路線は定時定路線のみとなっています。聞 き取り調査等を行い、自宅の近くから乗りやすくなるフリー乗降制や予約応 答型の運行など、市民がより利用しやすい運行形態を検討します。
実施主体 新庄市、市民、交通事業者 スケジュ
ール
1 年目
(平成 30 年)
2年目
(平成 31 年)
3年目
(平成 32 年)
4年目
(平成 33 年)
5年目
(平成 34 年)
検討・必要に応じて実施
▼国土交通省九州運輸支局「なるほど!公共交通の勘どころ」(平成 28 年3月)
公共交通における運行ルートのパターン
▼玉名市・熊本市(熊本県) 乗合タクシー「天水・河内みかんタクシー」
玉名市と熊本市が運行している定路線・デマン ド型の乗合タクシーでは、全区間に「フリー乗降」
を導入しています。住宅地を回るルートを設定し ていますが、利用状況を考慮したダイヤとしてい ることから、フリー乗降によりダイヤの乱れが生 じて路線バスに乗り換えができない、といったト ラブルもなく、サービスが継続されています。
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