第2 障害福祉サービス、相談支援及び地域生活支援事業の提供 体制に係る目標(平成29年度における成果目標)
第3期計画の実績、第4期計画策定時の福祉に関するアンケート調査、本市 の実情などを勘案し、次のとおり平成29年度における数値目標を設定します。
1 福祉 施 設 から 地 域生 活へ の 移 行促 進
(1)第3期計画の状況 ア 地域生活移行者数
イ 施設入所者数
(2)第4期計画の目標値
項 目 目標値 説 明
地域生活移行者数 90人 平 成 2 6 年 度 か ら 平 成 2 9 年 度 末 ま で の 間 で 施 設 入 所 か ら 地 域 生 活 に 移 行 す る者の人数
国の基本指針では、平成25年度末時点の施設入所者数の12%以上が地域生活 へ移行することを目指すとされています。
本市では、第3期の達成状況を鑑み、平成25年度末の施設入所者数597人の 15%である90人を目標値とします。
○目標値… 平成26年度末における地域生活移行者数について、
平成17年10月1日時点の施設入所者数688人の 3割(207人)を目指す。
○実 績… 平成25年度末現在202人
ほぼ目標値に達しており、平成26年度末では、目 標値に達するものと考えられます。
○目標値… 平成26年度末の施設入所者数について、平成17年 10月1日時点の施設入所者数688人から、1.1割
(78人)減少することを目指す。
○実 績… 平成25年度末現在では、597人で91人の減少、
平成26年9月末現在では605人で83人の減少と なっており、目標に達しています。
項 目 目標値 説 明
施設入所者数の減 24人 平 成 2 5 年 度 末 の 施 設 入 所 者 5 9 7 人 からの減少数(平成29年度末)
国の基本指針では、平成29年度末時点の施設入所者数を平成25年度末 時点から4%以上削減することを目指すとされています。
本市では、平成25年度末の施設入所者数597人の4%である24人を 目標値とします。
(3)施策の方向性
ア 引き続き、共同生活援助の整備を推進するとともに、地域移行支援及 び地域定着支援の拡充を図ります。
イ 障害者の地域における日々の生活を支えるため、居宅介護、生活介護 等の一層の拡充を図ります。
ウ 成年後見制度の拡大、虐待の防止など障害者の権利を擁護するととも に、障害に対する理解を深める取り組みを行います。
2 地域 生 活 支援 拠 点等 の整 備
(1)第4期計画の目標値
目 標 箇 所 数 地域生活拠点の整備 1箇所又は面的な体制の整備
国の基本指針では、地域生活への移行、親元からの自立等に係る相談、一 人暮らし・グループホームへの入居等の体験の機会及び場の提供、ショート ステイの利便性・対応力の向上等による緊急時の受入対応体制の確保、人材 の確保等の機能を集約し、グループホーム又は障害者支援施設に付加した拠 点を平成29年度末までに各市町村又は各圏域に少なくとも1箇所を整備す ること又は同様の機能を地域における複数の機関が有機的な連携のもとに分 担して担う体制(面的な体制)を整備することを基本としています。
本市では、グループホーム又は障害者支援施設に機能を付加した拠点又は 面的な体制を平成29年度末までに整備することを目標とします。
(2)施策の方向性
ア 障害者の地域生活支援をさらに推進する観点から、効果的な体制と なるよう整備のあり方を検討します。
3 福祉 施 設 から 一 般就 労へ の 移 行促 進
(1)第3期計画の状況 ア 一般就労移行者数
イ 就労移行支援利用者数
ウ 就労継続支援利用者数
○目標値…平成26年度末における就労継続支援の利用者のうち、
4.2割(600人)の者が就労継続支援A型を利用するこ とを目指す。
○実 績…平成25年度末の就労継続支援利用者1,758人、その うち就労継続支援A型利用者826人(47.0パーセント)
平成25年度末では、目標に達しています。
○目標値… 平成26年度中における一般就労移行者数を平成17 年度の一般就労への移行実績(40人)の1.93倍(
77人)を目指す。
○実 績… 平成24年度51人、平成25年度56人、平成26 年度(4〜6月)23人
一般就労への移行者数は伸びていますが、平成25年度 ではまだ目標に達していません。
○目標値…平成26年度末における福祉施設の利用者のうち7.1 パーセント(190人)の者が就労移行支援を利用する ことを目指す。
○実 績…平成25年度末の福祉施設利用者は2,930人、その うち就労移行支援の利用者は73人(2.5パーセント)
平成25年度末では、目標に達していません。
○目標値…平成26年度末における就労継続支援の利用者のうち、
4.2割(600人)の者が就労継続支援A型を利用す ることを目指す。
○実 績…平成25年度末の就労継続支援利用者1,758人、そ のうち就労継続支援A型利用者826人(47.0パー セント)
平成25年度末では、目標に達しています。
(2)第4期計画の目標値
項 目 目標値 説 明 福 祉 施 設 か ら 一 般
就労への移行者数
102人 平 成 29 年度 中に 福祉 施 設利 用者 の う ち一般就労へ移行する者の人数
国の基本指針では、平成29年度中の一般就労への移行者数を平成24年 度の実績の2倍以上とすることを目指すとされています。
本市では、平成24年度の一般就労への移行者数51人の2倍である10 2人を目標値とします。
※ 福祉施設の範囲
就労移行支援、就労継続支援A型、就労継続支援B型、生活介護、
自立訓練(機能訓練・生活訓練)
項 目 目標値 説 明 就 労 移 行 支 援 事 業
の利用者数の増
44人 平成2 5年 度末 の就 労移行 支援 事業の 利用者 数7 3人 から の増加 数( 平成2 9年度末)
国の基本指針では、平成29年度末における就労移行支援事業の利用者数 を平成25年度末の利用者数の6割以上増加することを目指すとされていま す。
本市では、平成25年度末の就労移行支援事業の利用者数73人の6割で ある44人を目標値とします。
項 目 目 標 値 就 労 移 行 率 が 3 割 以 上
の事業所数
平 成 2 9 年 度 末 の 就 労 移 行 支 援 事 業 所 の 5 割 以上
国の基本指針では、就労移行支援事業所のうち、就労移行率が3割以上の 事業所を全体の5割以上とすることを目指すとされています。
本市においても、国の基本指針と同じ数値を目標値とします。
(3)施策の方向性
ア 障害者が一般企業等と就職面接する機会の確保、障害者雇用企業等 の開拓、就労継続支援A型事業所等の障害者の一般就労移行に向けた 取り組みへの支援などを図り、福祉施設から一般就労への移行を推進 します。
イ 一般就労している障害者同士が交流できる拠点の整備、就労支援事 業者による職場訪問等の職場定着支援活動への支援などを図り、障害 者の職場定着を推進します。
ウ 障害者優先調達の取り組みの推進、福祉の店における障害者が製作 した商品の販売事業の拡大、障害者就労施設等が製作する商品の開発、
販売機会や販路の拡大への支援などを図り、障害者就労施設で働く障 害者の工賃向上を推進します。
エ 障害児に対する将来の就労と自立への基礎づくりを図るため、障害 児仕事体験事業を支援し、障害児の仕事体験活動への参加を推進する とともに、岡山市役所において、特別支援学校高等部の職場体験実習 の受入れを行います。
オ 労働局、公共職業安定所、障害者職業センター、障害者就業・生活 支援センター等の労働関係機関、特別支援学校、障害者自立支援協議 会、市民団体、民間企業との連携を深め、様々な就労支援活動や職場 における障害に対する理解を深めるための啓発活動を拡充します。
4 入院 中 の 精神 障 害者 の地 域 生 活へ の 移行
国の基本指針では、入院中の精神障害者の地域生活への移行については、
都道府県が数値目標を設定することとなっています。本市においては、岡 山県の数値目標を参考に施策の方向性を定めます。
(1)第3期計画の状況(岡山県の状況)
ア 1年未満入院者の平均退院率
○目標値…平成26年度における1年未満入院者の平均退院率を平成 20年調査時の73.9%から77.0%へ引き上げるこ とを目指す。
○実 績…75.7%
(平成23年6月〜平成24年5月の1年間の実績)
イ 5年以上かつ65歳以上の退院者数
○目標値…平成26年度における5年以上かつ65歳以上の退院者数 を、平成23年調査時の132人から158人に引き上げる ことを目指す。
○実 績…156人
○目標値… 平成26年度における1年未満入院者の平均退院率を 平成20年調査時の73.9%から77.0%へ引き上 げることを目指す。
○実 績… 75.7%(平成23年6月〜平成24年5月の1年間の実績)
○目標値…平成26年度における5年以上かつ65歳以上の退院者 数を、平成23年調査時の132人から158人に引き 上げることを目指す。
○実 績…156人(平成24年6月〜平成25年5月の1年間の実績)
(2)第4期計画の目標値(岡山県の状況)
ア 入院後3か月時点での退院率
○平成29年度における入院後3か月時点の退院率は、平成24年調 査時の64%を維持することを目指す。
イ 入院後1年時点での退院率
○平成29年度における入院後1年時点の退院率を、平成24年調査 時の90%から91%に引き上げることを目指す。
ウ 入院期間1年以上の長期入院患者数
○平成29年6月末時点での入院期間1年以上の長期入院者数を、平 成24年調査時の2,777人から18%以上減らすことを目指す。
(3)施策の方向性
ア 入院中の障害者の退院意欲の喚起や地域生活の支援のために、地域 移行支援及び地域定着支援の拡充を図るとともに、ピアサポーターに よる支援を推進します。
イ 障害者の日常生活を支えるために相談支援の充実を図るとともに、
本人の意向を尊重したサービス等利用計画をもとに提供される居宅介 護、生活介護、地域生活支援事業等の拡充を図ります。
ウ 長期入院精神障害者の退院支援や地域生活支援を充実させるために 精神科病院や地域援助事業者を対象にした連絡会や研修会を開催しま す。併せて、障害者自立支援協議会のネットワーク(精神保健福祉部 会)を活用し、包括的な支援に取り組みます。
エ 障害者が生活しやすい地域づくりを進めるため、地域や学校におい て、精神疾患や障害の正しい理解の促進並びに偏見をなくす取り組み の充実を図ります。
オ 住居の準備、経済的基盤の確保、家族調整等の地域生活で必要な支 援を行います。