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章 結論

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人体のような多関節物体の動作や姿勢を、画像を用いて認識、記述しようとする試み は、機械の制御、コミュニケーションの手段などの目的でさかんに行われている。しか し、人体は複雑な形状をしておりかつ非剛体な変形を伴うため、その動作・姿勢の画像か らの解析には困難を要する。

そこで、本研究では人間との親和性および処理の軽減を考慮し、従来の問題点を解決す るための新しい手法を提案した。

まず、同一物体上では同様の性質を持つオプテォカルフローを活用し、この局所的な情 報を領域を持ったモデルを用いて統合することによって大局的な信頼性のある情報とし た。また、人物領域を体節ごとの領域に分割することで、各体節からの情報を得、さらに それを統合することで人物全体の姿勢を追跡する方法を行った。

また、本手法ではオプティカルフローから三次元運動を解析し、領域単位で統合するこ とで、人体の三次元動作および姿勢を推定した。

以上の本手法による有効性を確認するために実験を行った。実験結果は、視覚的な評価 しか行っていないが、十分満足する結果が得られた。

ただし問題点も明らかになった。本手法は空間内での姿勢を推定する際、z成分(奥行 き成分)を簡単な推測により求めたが、値の正確性が充分でなかったことや認識可能な姿 勢が限定されてしまった。今後は、より正確かつ幅広い姿勢に対応できるような手法を確

また、今回は対象を人体の腕に限定し、回転運動のみの解析を行うことで動作および姿 勢の認識を行った。今後は更に幅広い対象に対応させるためにも、並進運動を含む三次元 運動の解析法を確立する必要がある。

謝辞

本研究を行うにあたり, 御指導御鞭撻を戴いた北陸先端科学技術大学院大学阿部 亨 助 教授に深く感謝致します.

また、さまざまな面で御教授戴きました、堀口 進 教授に心から感謝致します. 小谷 一孔 助教授には修士論文審査に関して、御指導戴き、誠に感謝致します。

木村 正行 教授には, サブテーマで熱心に御指導を戴き, 厚く御礼申し上げます. また, 日頃よりお世話になった研究室の皆様に心より感謝致します.

参考文献

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