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章 まとめ

ドキュメント内 稚魚から成魚への形状モデリング (ページ 36-39)

モーフィングは、何かが変化している様子を表現する場合、とても有効な手法 である。本研究では、モーフィングを利用し、魚の成長の様子を表現する3次元 形状の効率的な生成を試みた。しかし、魚の成長を表現する場合、対応する頂点 位置が曲線的に変化する、魚の種類に応じて稚魚から成魚への成熟期が異なると いった魚の成長の特性に対し、通常のモーフィングでは柔軟に対応することがで きなかった。そこで本研究では、曲線的な変化を実現するために提案した3つの入 力形状を混合する手法をベースに、形状変形グラフや成長曲線の導入を提案した。

本手法により、魚種による体形の違い、成長による体形の変化、といった魚の 成長特性に対して柔軟な変形が可能となった。実際に、様々な種類の魚において 入力形状を用意し、検証を行った結果、曲線的な変化を考慮に入れた柔軟な変形 が可能であった。以上のことから、本研究の目的である、魚の成長の様子を表現 する3次元形状の効率的な生成は達成できたと言える。

さらに柔軟な変形を可能にする方法としては、入力形状の頂点ごとに混合率を 設定していく方法が考えられる。この方法を実現することで、頭部、眼、背びれ や胸びれといった体の部位単位でも、柔軟な変形が可能となる。しかし、利用者 がより多くの入力操作を必要とするという問題点もある。今後は、より柔軟な変 形を可能とすると共に、より容易な操作環境を実現していきたい。

謝辞

 本論文を締めくくるにあたり、ご指導頂きました本校メディア学部の渡辺大地 講師および和田篤氏(電気通信大学)に心より深く感謝いたします。

 また、本校アクアプロジェクトを通じ、本研究のサポートをしていただいた本 校メディア学部の若林尚樹教授、本校クリエイティブラボの高橋里奈氏、および 新江ノ島水族館の植田育男氏に心より感謝いたします。

 さらに、本研究を進めるにあたり、相談に乗っていただいた本校アクアプロジェ クトのメンバー、および研究室のメンバーに深く感謝いたします。

 最後に、私を支えてくれた家族と、全ての友人に感謝いたします。

参考文献

[1] James D.Foley, Andries van Dam, Steven K.Feiner, John F.Hughes 共著, 佐 藤義雄 監訳,「コンピュータグラフィックス理論と実践」,オーム社, 2001.

[2] J.WEBER, and J.PENN, Creation and rendering of realistic trees , Proc.

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[3] Kavita Bala Satyan Coorg, ”Modeling Stalcite and Stalag-mite Formation”, Massachusetts Institute of Technology, 1996.

[4] Youichi Horry, Ken-ichi Anjo, Kiyoshi Arai, Tour Into the Picture: Using a Spidery Mesh Interface to Make Animation from a Single Image , Proc.

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[5] 松原喜代松・落合明・岩井保, 「新版魚類学(上)」, 恒星社厚生閣, 1979.

[6] 落合明・田中克, 「新版魚類学(下)改訂版」,恒星社厚生閣, 1998.

[7] 岩井保, 「水産脊椎動物 魚類」, 恒星社厚生閣, 1985.

[8] ともなが たろ,なかの ひろみ,まつざわ せいじ,「さかなのかたち」, アリス 館, 2005.

[9] ともなが たろ,なかの ひろみ,まつざわ せいじ,「さかなのじかん」, アリス 館, 2005.

ドキュメント内 稚魚から成魚への形状モデリング (ページ 36-39)

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