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①特別養護老人ホームを設置する場合

・「国又は地方公共団体以外の者から施設用地の貸与を受けて特別養護老人ホームを 設置する場合の要件緩和について」(平成12年8月22日社援第1896号・老発 第599号厚生省社会・援護局長、老人保健福祉局長連名通知)

②地域活動支援センターを設置する場合

・「障害者自立支援法に基づく地域活動支援センターの経営を目的として社会福祉法 人 を 設 立 す る 場 合 の 資 産 要 件 等 に つ い て 」( 平 成 24 年 4 月 1 日 社 援 発 0 3 3 0 第 5号社会・援護局長通知)

③既設法人が福祉ホームを設置する場合

・「国文は地方公共団体以外の者から施設用地の貸与を受けて既設法人が福祉ホーム を設置する場合の要件緩和について」(平成12年9月8日障第669号・社援第2 028号厚生省大臣官房障害保健福祉部長、社会・援護局長連名通知)

④既設法人が通所施設を設置する場合

・「国又は地方公共団体以外の者から不動産の貸与を受けて既設法人が通所施設を設 置する場合の要件緩和について」(平成12年9月8日障第670号・社援第202 9号・老発第62 8号・児発第 732号厚 生省大臣 官房障害保健福祉 部長、社会・

援護局長、老人保健福祉局長、児童家庭局長連名通知)

⑤既設法人以外の法人が保育所を設置する場合

・「不動 産の貸 与を受 けて保 育所を 設置す る場合 の要 件緩和 につい て」( 平成1 6年 5 月24 日雇児 発第0 524 00 2号・ 社援発 第05 240 08号 厚生労 働省雇 用 均等・児童家庭局長、社会・援護局長連名通知)

⑥構造改革特別区域において「サテライト型居住施設」又は「サテライト 型障害者施設」を設置する場合

・「構造改革特別区域における「サテライト型居住施設」及び「サテライト型障害者 施設」の用に供する不動産に係る取扱いについて」(平成16年12月13日社援発

3 基 本 財 産

(1)社会福祉施設を経営する法人

(ⅰ)すべての施設についてその施設の用に供する不動産は、基本財産としなけれ ばなりません。

(ⅱ)すべての社会福祉施設の用に供する不動産が国又は地方公共団体から貸与又 は使用許可を受けているものである場合にあっては、1,000万円以上に相 当する資産(現金、預金、確実な有価証券又は不動産に限る。)を基本財産と して有している必要があります。

(2)社会福祉施設を経営しない法人

一般に設立後の収入に安定を欠くおそれがあり、設立時において事業継続を可能 とする財政基盤を有することが必要であるため、原則として1億円以上の資産を基 本財産として有していなければなりません。

ただし、委託費等で事業継続に必要な収入が安定的に見込める場合は、法人の安 定的運営が図られるものとして所轄庁が認める額の資産とすることができます。

(3)居宅介護等事業を行う場合の特例

次の(ⅰ)及び(ⅱ)の要件を満たしていれば、1,000万円以上に相当する 資産を基本財産とすることで足りるものとされています。

居宅介護等事業とは

母子家庭居宅介護等事業、寡婦居宅介護等事業 父子家庭居宅介護等事業、老人居宅介護等事業 障害福祉サービス事業

(居宅介護、重度訪問介護、同行援護又は行動援護に限る。)

【特例の要件】

(ⅰ)5年(特定非営利活動促進法(平成10年法律第7号)第2条第2項に規定 する特定非営利活動法人の場合又は当該居宅介護等事業の事業所の所在地 の市町村長が法人格を取得することについて推薦をした場合には 3年) 以上 にわたって、居宅介護等事業の経営の実績を有しているとともに、地方公共 団体からの委託、助成又は介護保険法(平成9年法律第123号)に基づく 指定居宅サービス事業者、指定地域密着型サービス事業者、指定介護予防サ ービス事業者若しく指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定又は障 害者自立支援法(平成17年法律第123号)に基づく指定障害福祉サービス 事業者の指定を受けていること。

(ⅱ)一の都道府県の区域内においてのみ事業を実施すること。

【併せて行うことができる事業の範囲】

(ⅲ)居宅介護等事業の経営のみを行うことを原則とするが、次に掲げる事業につ いては、居宅介護等事業の経営と併せて行うことができるものとする。

① 障害児相談支援事業、一般相談支援事業又は特定相談支援事業

② 障害児通所支援事業(児童発達支援又は放課後等デイサービスに限る。)又は 老人デイサービス事業

③ 重度障害者等包括支援

④ 移動支援事業

⑤ 地域活動支援センターを経営する事業

⑥ 公益事業及び収益事業(所轄庁が認めた場合)

【根拠通知】

・「居宅介護等事業の経営を目的として社会福祉法人を設立する場合の資産要件等 について」(厚生省大臣官房障害保健福祉部長、社会・援護局長、老人保健福祉局

(4)共同生活援助事業等を行う場合の特例

次の(ⅰ)及び(ⅱ)の要件を満たしていれば、1,000万円以上に相当する 資産を基本財産とすることで足りるものとされています。

但し、併せて行うことができる事業の範囲も(ⅲ)のとおり決められています。

【特例の要件】

(ⅰ)5年(特定非営利活動促進法(平成10年法律第7号)第2条第2項に規定す る特定非営利活動法人の場合又は当該共同生活支援事業等の事業所の所在地の 市町村長が法人格を取得することについて推薦をした場合には3年)以上にわた って、共同生活援助事業等の経営の実績を有しているとともに、地方公共団体か らの委託、助成又は介護保険法(平成9年法律第123号)に基づく指定地域密 着型サービス事業者若しくは指定地域密着型介護予防サービス事業者指定居宅 サービス事業者の指定若しくは障害者自立支援法(平成17年法律第123号)

に基づく指定障害福祉サービス事業者の指定若しくは児童福祉法(昭和22年法 律第164号)に基づく指定障害児通所支援事業者(保育所等訪問支援事業者を 除く。)の指定を受けていること。

(ⅱ)一の都道府県の区域内においてのみ事業を実施すること。

【併せて行うことができる事業の範囲】

(ⅲ)共同生活援助事業等の経営のみを行うことを原則とするが、次に掲げる事業に ついては、共同生活援助事業等の経営と併せて行うことができるものとする。

① 障害児相談支援事業、一般相談支援事業又は特定相談支援事業 共同生活援助事業等とは

認知症対応型老人共同生活援助事業、小規模多機能型居宅介護事業 複合型サービス福祉事業

障害福祉サービス事業(共同生活介護又は共同生活援助に係るものに限る。)

事業を経営する事業

③ 老人居宅介護等事業、障害福祉サービス事業(居宅介護、重度訪問介護、同行 援護、行動援護及び重度障害者等包括支援に限る。)

④ 移動支援事業

⑤ 地域活動支援センター

⑥ 公益事業及び収益事業(所轄庁が認めた場合)

【根拠通知】

・「共同生活援助事業等の経営を目的として社会福祉法人を設立する場合の資産要 件等について」(厚生労働省社会・援護局長、老健局長連名通知)

(5)介助犬訓練事業又は聴導犬訓練事業を行う場合の特例

次の(ⅰ)及び(ⅱ)の要件を満たしていれば、1,000万円以上に相当する 資産を基本財産とすることで足りるものとされています。

但し、併せて行うことができる事業の範囲も(ⅲ)のとおり決められています。

【特例の要件】

(ⅰ)5年(特定非営利活動促進法(平成10年法律第7号)第2条第2項に規定す る特定非営利活動法人の場合又は当該 訓練事業の事業所の所在地の市町村長が 法人格を取得することについて推薦をした場合には3年)以上にわたって、訓練 事業の経営の実績を有しているとともに、訓練事業について、地方公共団体又は 民間社会福祉団体からの委託又は助成を受けているか、あるいは過去に受けてい たことがあること。

(ⅱ)一の都道府県の区域内においてのみ事業を実施すること。

【併せて行うことができる事業の範囲】

(ⅲ)介助犬訓練事業又は聴導犬訓練事業の経営のみを行うことを原則とするが、次

① 公益事業及び収益事業(所轄庁が認めた場合)

【根拠通知】

・「介護犬訓練事業又は聴導犬訓練事業の経営を目的として社会福祉法人を設立 する場合の資産要件の緩和等について」(厚生労働省社会・援護局長通知)

(6)社会福祉協議会及び共同募金会の特例

社会福祉協議会(社会福祉施設を経営するものを除く。)及び共同募金会につい ては、300万円以上に相当する資産を基本財産とすることで足りるものとされて います。

ただし、市町村社会福祉協議会及び地区社会福祉協議会にあっては、300万円 と10円に当該市町村又は当該区の人口を乗じて得た額(100万円以下のときは 100万円とする。)とのいずれか少ない方の額以上に相当する資産で差し支えな いとされています。

(7)地域活動支援センターを行う場合の特例

次の(ⅰ)及び(ⅱ)の要件を満たしていれば、1,000万円以上に相当する 資産を基本財産とすることで足りるものとされています。

但し、併せて行うことができる事業の範囲も(ⅲ)のとおり決められています。

【特例の要件】

(ⅰ)地方公共団体又は民間社会福祉団体等からの委託又は助成を受けているか、

あるいは過去受けていた実績があるとともに、社会福祉法人認可後において、

地方公共団体からの委託又は助成が将来にわたり継続され、地域活動支援セン ターが安定的・継続的に確保されるものとして、社会福祉法人の認可を行う所 管庁が認めること。

(ⅱ)一の都道府県の区域内においてのみ事業を実施すること。

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