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H29年度予算4.5億円(予定)

共通プラットフォーム

NICTのこれまでの研究成果を活用しつつ災害に限らず国民の安全安心を確保するため、

多様なデータに対しビッグデータ処理、高度自然言語処理をし、有益な情報を様々な利 用者に提供する世界初の高度自然言語処理プラットフォームの研究開発を実施

プラットフォーム概要

API群 情報分析

エンジン

NICT

DISAANA, D-SUMM

SNS情報

IoTセンサー情報

保健師活動記録・

避難所情報

災害医療チーム 活動記録等

H-CRISIS J-SPEED

SIP4D

政府各機関各 種情報政府各機関各

種情報政府各機関各 種情報政府各機関各

種情報政府各機関各 種情報

自治体防災総合 システム

各種プラットフォ ームシステム

統合情報出力システム 自治体、災害医療 従事者等

アビームコンサルティング株式会社が受注

災害時の効率的な情報収集、共有は東南海地震、東京直下型等を考えると緊急の課題

このAIプラットフォームで防災、減災に対する考え方、取り組み全体を変えたい

今後の期待

さらに、デマの発生源を特定できる

デマの抑制

SNS

への投稿が災害対応 に役立つかもしれないとい う期待感

災害時における適切な 投稿を促す。デマを見 つけたらデマとツイート する

DISAANA, D-SUMM

等で 取得できる災害関連情報 の質・量が向上する

DISAANA, D-SUMM

等の利便性が向上し、

活用が広がる

好循環

「〜も見てくれている なら、書き込むと役に

立つかも…」 「〜の火災は〜

方向に延焼しそ うです」

「〜というのはデマ です(写真あり)」

今後の展開(その1)

技術開発は高度な救援活動実現のごく一部

• DISAANA

D-SUMM

は自治体等の防災システムやサービ スとしての展開がない限り、永続的な利用は不可能

NICT

からの

DISAANA

D-SUMM

はあくまで研究成果の試験公 開であって、計算機等のリソースがなくなれば、公開は終 了せざるを得ない

総務省の研究開発プロジェクトと共同して、自治体、

インフラ系企業等を対象としたビジネスとして成立さ せる必要

これらが実現して初めて、大規模災害であっても被災 地の状況が手に取るように分かり、また、被災者各々 の状況、ニーズに寄り添った高度で「泥縄ではない」

救援活動が可能になる

今後の展開(その2)

• 新規な技術的展開:チャットボットの導入

(ちょっと脱線)対話エージェント「

WISDOM

ちゃん」

吉野山、大安寺、奈良のスイーツ

それらが何であるか等の情報は一切人間からは教えていない

現在商用になっている対話エージェントと異なり、作り込み は一切ない

すべての応答はすべて

Web

SNS

から自動で抽出

現状、トンチンカンなことも多々いうが、一方で広い範囲の 話題に対応可能

(例:

iPS

細胞、人工知能、金融緩和)

高度な知識も提供:金融緩和について話し出すと、素人はつ いて行くのが難しい

深層学習を使うことで着想から10ヶ月でここまで到

達(研究者はたった3名)

今後の展開(その

2

つづき)

通報に関する補足情報、避難所の状況等をチャットボッ トが質問して収集

被災者への

encourage

や被災者個人に合わせた避難、生 活へのアドバイス等々の提供

行政機関からの情報 Twitter

Etc.

〜川が氾濫し ました

より詳細な場所は わかりますか?

○市△町2丁目 安全なところにいますか?

水深はどれくらい?

当面大丈夫だけど、動けない。

水深は、1mくらい。消防にも 電話が繋がらない。

県が自衛隊を要請しています。

まとめ

災害時に

SNS

を有用な情報源として活用するシステ ムを紹介

今後は、民間企業等へのライセンスを通して社会実装 を推進

最終的には

NICT

からの

DISAANA

D-SUMM

公開が停止されても支障のない環境を構築

総務省の社会実装推進事業にも貢献

並行して自治体の防災訓練等での活用を通した各種検 証を実施。低コストで試用が可能となる環境の整備

ゆくゆくは

E

ラーニングも

チャットボットの可能性

https://disaana.jp

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