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高等植物に係る植物相 重要な種全般 任意確認

山岳トンネル上部 における沢周辺に おいて、重要な植 物が生育する可能 性があるため実施

調査結果については、平成 26 年 6 月末までに行った調査について、とりまとめたものを掲 載している。今後実施する確認調査の結果については、別途公表する予定である。

15-9-1 確認調査(植物)

準備書時の調査で確認された、富士川町及び早川町の高架橋、変電施設、保守基地、工 事用道路、非常口(山岳部)、発生土置き場付近を対象に調査地域を設定した。

(1) 調査方法

現地調査の方法を、表 15-9-1-1 に示す。

表 15-9-1-1 高等植物の調査方法

調査項目 調査方法

高等植物に係る植物相 任意確認

調査地域内を任意に踏査し、確認された種を 記録した。調査の対象はシダ植物以上の高等植 物とし、現地での同定が困難な種は標本を持ち 帰り、室内で同定を行った。

(2) 調査期間

植物の現地調査は表 15-9-1-2 に示す時期に実施した。

表 15-9-1-2 調査期間等

調査項目 調査実施日

高等植物に係る植物相 春季 平成 26 年 6 月 1 日、4 日

(3) 調査結果 1) 植物

現地調査により確認した重要な植物は 9 科 10 種であった。現地で確認された重要な植物と その選定基準を表 15-9-1-3 に示す。今後は 、平成 26 年度夏季にも継続して調査を実施し、

得られた調査結果について専門家の助言を踏まえ、必要に応じて環境保全措置の実施を検討 する。

表 15-9-1-3 重要な植物確認種一覧

No. 科名 種名 選定基準

① ② ④ ⑤ ⑦ ⑧ ⑫

1 メシダ エビラシダ VU

2 ウラボシ イワオモダカ VU

3 ウマノスズクサ カンアオイ EN

4 ユキノシタ イワユキノシタ VU

5 シソ タチキランソウ NT

6 メハジキ NT

7 ゴマノハグサ カワヂシャ NT NT

8 ユリ ヤマユリ NT

9 イネ ヒエガエリ DD

10 ラン エビネ NT VU

計 9 科 10 種 0 種 0 種 0 種 0 種 3 種 9 種 0 種 注 1. 分類、配列等は「自然環境保全基礎調査 植物目録 1987」(昭和 62 年、環境庁)に準拠した。

注 2. 高等植物に係る重要な種の選定基準は以下のとおりである。

①「文化財保護法」(昭和 25 年、法律第 214 号)

特天:特別天然記念物、天:天然記念物

②「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」

国内:国内希少野生動植物種、国際:国際希少野生動植物種

④「山梨県文化財保護条例」(昭和 31 年、山梨県条例第 29 号)

県天:県指定天然記念物

各市町指定の天然記念物は以下のとおり

富:富士川町文化財保護条例 早:早川町文化財保護条例

⑤「山梨県希少野生動植物種の保護に関する条例」(平成 19 年、山梨県条例第 34 号)

指定:指定希少野生動植物種 特定:特定希少野生動植物種

⑦「環境省第 4 次レッドリスト 植物 I(維管束植物)」(平成 24 年、環境省)

EX:絶滅、EW:野生絶滅、CR:絶滅危惧ⅠA 類、EN:絶滅危惧ⅠB 類、

VU:絶滅危惧Ⅱ類、NT:準絶滅危惧、DD:情報不足、LP:絶滅のおそれのある地域個体群

⑧「山梨県レッドデータブック 山梨県の絶滅の恐れのある野生生物」(平成 17 年、山梨県)

EX:絶滅、EW:野生絶滅、CR:絶滅危惧ⅠA 類、EN:絶滅危惧ⅠB 類、VU:絶滅危惧Ⅱ類、

NT:準絶滅危惧、DD:情報不足、LP:絶滅のおそれのある地域個体群、N:要注目種

⑫ 専門家の助言により選定した種

○:選定種

15-9-2 確認調査(山岳トンネル上部における沢周辺の植物)

山岳トンネル区間において重要な植物が生育する可能性のある沢を選定し、調査地域を 設定した。

(1) 調査方法

調査方法は、本編に記載の手法と同様とした。

(2) 調査地点

調査地点を、図 15-9-2-1 に示す。

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