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臨床研究中核病院の医療法での位置づけについて

8. 研究開発成果の実用化に向けた審査体制の整備等

日本発の革新的な医薬品・医療機器の創出に向け、有望なシーズを持つ 大学・研究機関、ベンチャー企業を主な対象として、開発初期から必要な 品質・非臨床試験及び治験に関し、倫理面にも配慮した指導・助言を実施 するものとして、平成23年7月1日より開始した。

実用化

革新的医薬品・

医療機器

基礎研究

日本発の 創薬・機器シーズ

非臨床 試験 品質

試験 以降は、従来

の相談で対応

POC

験まで

治 験

相 談 項 目 の 例

再生医療等に用いる細 胞・組織やバイオ医薬品に 関する品質・毒性試験法 に関する相談

初期段階での評価 項目の決定や必要 な被験者数に関する 相談

着実な開発に向けては、

このような疑問を放置 せず、できるだけ早い 段階から

PMDA

と相談し、

確認しておくことが重要 である。

薬事戦略相談

薬事戦略相談について(事業の概要等)

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実用化 革新的医薬品

医療機器

再生医療等製品

基礎研究

有望なシーズ

非臨床

試験 品質 臨床試験

試験

アカデミア ベンチャー企業

企業

検証的試験 探索的試験

各試験のプロトコルへの助言

ロードマップへの助言

○検証的試験のプロトコルへの助言も実施

○試験プロトコルだけでなく、開発全体のロードマップへの助言も実施

○開発全体のロードマップへの助言も実施

青:現行の範囲 赤:拡充の範囲

第三期中期計画を踏まえた薬事戦略相談の充実対応

○ 平成26年11月より、以下のとおり薬事戦略相談の相談区分の拡充・見直し を行った。

・検証的試験プロトコルへの助言として、一定の要件を満たす医療上の必要性 の高い品目の場合には、アカデミアが主導する後期第Ⅱ相以降の検証的試 験も、試行的に薬事戦略相談の対象とする。

・ロードマップへの助言として、モノの特性に応じた開発計画のロードマップ等、

試験計画の一般的な考え方や進め方に関する助言のみを対象とする「薬事 開発計画等戦略相談」を試行的に創設する。

・再生医療等製品の相談区分を、医薬品・医療機器から独立して設定。

薬事戦略相談の拡充

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先駆け審査指定制度 先駆け審査指定制度

指定基準

○画期的な治療方法の一刻も早い実用化が求められている疾患等を対象とした医薬品等について、以 下の2要件を基に指定

1.世界に先駆けて開発され、日本に最初(世界同時申請も可)に申請が計画されること(開発初期から

PMDA

の相談を受けていることが望ましい)

2.作用機序等の非臨床試験データ及び開発初期(第Ⅰ相から前期第Ⅱ相まで)の臨床試験データから、

既存の治療法に比した大幅な改善等、対象疾患に係る著明な有効性が見込まれること

指定手続

1.申請者が審査管理課に申請し、

PMDA

の評価を受け、60日以内に指定の可否を通知。

2.審査管理課が申請者に指定の申請を打診し、申請があった場合、

PMDA

の評価を受け、 30日以内 に指定の可否を通知。

世界に先駆けて、革新的医薬品・医療機器・再生医療等製品を日本で早期に実用化すべく、日本での 開発を促進する「先駆け審査指定制度」を創設する。

指定制度の内容

③優先審査

〔 12か月 6か月 〕

○ 総審査期間の目標を、6か月に。

※場合によっては第Ⅲ相試験の結果の承認申請後 の提出を認め、開発から承認までの期間を短縮

②事前評価の充実

〔 実質的な審査の前倒し 〕

○ 事前評価を充実させ、英語資料 の提出も認める。

①優先相談

〔 2か月 1か月 〕

○ 相談者との事前のやりとりを迅速 に行い、資料提出から治験相談ま での期間を短縮

④審査パートナー制度

PMDA版コンシェルジュ 〕

○ 審査、安全対策、品質管理、信 頼性保証等承認までに必要な工程 の総括管理を行う管理職をコンシェ ルジュとして設置。

:承認取得までの期間の短縮に関するもの :その他開発促進に関する取組

⑤製造販売後の安全対策充実

〔 再審査期間の延長 〕

○ 再審査期間の延長を含めた製造 販売後の安全対策、海外への情報 発信、学会との連携等の充実

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