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別表第 15 その他の戸建住宅(別添二第十五号(第1類)関係)

4 直接人件費等に関する略算方法による算定

(1)直接人件費等に関する略算方法

直接人件費又は直接経費及び間接経費の算定については、業務に従事する者の 構成が複雑な場合、並行して他の業務に従事していて当該業務に従事する時間数 を区分して算定することが困難な場合、当該業務に係る経費を他の業務に係る経 費と区分して算定することが困難な場合等が多い実情にかんがみ、略算方法を示 すこととした。

標準業務人・時間数は、実態調査に基づき、床面積の合計が別添三に記載され ている値の建築物に係る標準業務人・時間数を定めるものであり、床面積の合計 が、別添三に掲げる値のうちの最も小さい値を下回る建築物又は最も大きい値を 上回る建築物にあっては、調査対象外の規模であることから、略算方法によるこ とができないものとしている。

なお、標準業務人・時間数は、建築物を新築する場合を前提としているので、

建築物の増改築又は修繕・模様替え、設計変更などに係る業務量の算定に際して は、標準業務人・時間数をそのまま適用することは不適切であり、別途適切な方 法により算定する必要がある。これは、複数の類型の混在する建築物に係る業務 量の算定にあっても、同様である。

また、各建築士事務所において略算方法を用いる場合には、この基準で定める 標準業務内容等を参考として、各建築士事務所ごとに、直接人件費の算定につい ては業務内容及び業務人・時間数表を、直接経費及び間接経費の算定については その合計と直接人件費との割合を、あらかじめ定めておく等の措置をとることが 望ましい。

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(2)直接人件費

直接人件費については、設計等の業務の個別の実態にかかわらず、標準業務内 容に対応する標準業務人・時間数に基づいて算定することができることとしたも のである。標準業務内容のうち一部のみを行う場合や標準業務内容に含まれない 追加的な業務を行う場合は、標準業務人・時間数に一定の業務人・時間数を加減 することにより、個別の建築物に係る業務人・時間数を算定することとしている。

(イ)標準業務内容

標準業務は、設計又は工事監理に必要な情報が提示されている場合に、一般 的な設計受託契約又は工事監理受託契約に基づいて、その債務を履行するため に行う業務である。従って、標準業務は、建築物の敷地の選定に係る企画業務、

資金計画等の事業計画の策定に係る企画業務、土質や埋蔵文化財に係る調査業 務など設計に必要な情報を得るための調査、企画等に係る業務が、別途実施さ れていることを前提としている。

(ロ)標準業務人・時間数

標準業務人・時間数は、別添二に掲げるそれぞれの類型の建築物について、

設計等の業務でその内容が標準業務内容であるものを行う場合に必要となる 業務人・時間数を示すものである。

(ハ)標準業務内容に含まれない追加的な業務

標準業務に附随する標準外の業務については、別添四に掲げる業務内容のほ か、成果図書以外の資料(別添一及び別添四に掲げるものを除く法令手続のた めの資料、竣工図等)の作成、風洞実験等の実施、第三者への説明など、建築 主から特に依頼された業務を標準業務に附随して行う場合には、標準業務人・

時間数に当該業務に対応した業務人・時間数を付加することにより算定するこ ととしている。

これらの追加的な業務については、個別の事例において、契約前に当事者間 の協議を行い、適切な合意を得た上で、その業務内容や報酬額について、契約 等として明らかにしておくことが適切である。また、契約後に当初想定されな かった業務を建築主から依頼された場合にあっても、速やかに当事者間の協議 を行い、予め適切な合意を得た上で、その業務内容や報酬額について明らかに しておくことが適切である。

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第一 業務報酬の算定方法 ○設計、 工 事監理、建 築工事契約に 関 す る 事務又は建 築工事の指 導監督の業務に 関す る 報酬は、第二の業 務経費、 第 三の技術 料等経費及び 消費税に 相当す る 額を合算する方法により算定する こ とを標準とする。 第二 業 務 経費 ○業務経費=直接人件費+特別経費 +直接経費+間接経費 第三 技術料等経費 第四 直接人件費等に関する略算方法による算定 ○直接人件費又は直接経費及び間接経費の額の算定 についての略算方法(下記、イ・ロ)を提示。 イ )直接人件費(別添 一の標準 業務に 対応)⇒建築物の 類型(別添 二)に応じた 標準業務人・時間数(別添三) に人件費単価を乗じて算定。 ロ )直接経 費及び 間接経費の合計額⇒直接人件費の額 に1.0を標準とする倍数を乗じて算定。

別添一 標 準業務(*) *設計又は工事監理 に 必 要 な情報が提示されてい る 場合に、一般的な設 計 受 託 契約又は工事監理受託 契約に基づ い て 、そ の 債 務を履行する た めに行 う 業 務 別添二 建築物の類型 別 の 用途等一覧 別添三 略 算表(*) *建築物 の類型別に 、標準業 務 に 応じた 標準業務人・時 間数を提示。 別添四 標準業 務 に 付 随 す る標準外の業務

新たな業務報酬基準の構成 ・4類型から1 5 類型へ 詳細化 ・工事費ベースから床面積 ベースへの表示の変更 ・構造・設備等の専門分野 別の表示の追加 ・人・日から人・時間への 単位の変更

・四会契約約款・業務委託 書との整合を図りつつ、 内容を修正 ・新たに位置づけ

<見直し のポイント>

図-1

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設計、工事監理、建築工事の指導監督、建築工事契約に関する事務 (設計等の業務)

・規模が著しく大きい又は小さい場合(床面積の合計が別添三の最小値未満又は最高値超である場合) ・建築物の増改築、修繕・模様替え又は設計変更の場合 ・複合建築物(複数の類型が混在する建築物)である場合など ・標準設計による場合 ・複数の建築物について同一の設計図書を用いる場合 ・設計内容が特に芸術的性格が強い場合 ・極めて特殊な構造方法等を採用する場合など

〔標準業務人・時間数〕 〔標準業務人・時間数に付加〕

建築物の調査・鑑定、 手続の代理など 標準業務 追加業務

・成果図書以外の資料 (告示別添一・別添四を 除く法令手続のための 資料、竣工図等)の作成 ・風洞実験等の実施 ・第三者への説明など

実費加算方式 略算方法 (標準的な規模の単一用途の建築物を新築する場合の業務量を示したもの)

・建築物の敷地の選定に 係る企画業務 ・資金計画等の事業計画 の策定に係る企画業務 ・土質や埋蔵文化財にか かる調査業務など

設計に必要な情報を得るための

調査、企画等に係る業務 ○告示別 添四 + ※設計前 の段 階において実 施 され ているこ と が前提 業務報酬基準の対象 (あ くまで標 準で、 強 制力 はな い 。)

実費加算方式の対象だが告示の略算方式による ことができ な い又はなじまない設計等の業務 実費加算方式がなじまない設計等の業務

1.設計 1)基本設計 2)実施設計 3)工事施工段階で設 計者が行うことに合 理性がある実施設計 2.工事監理・その他 1)工事監理 2)その他

2工事監理・その他

・住宅性能評価に係る業務 ・省エネルギーのための判断に係る業務 ・CASBEE等による評価に係る業務 ・耐震診断等の業務 ・防災計画の作成に係る業務 ・第三者からのVE提案の評価に係る業務 ・詳細工事費の算定に係る業務

1設計 ・住宅性能評価に係る業務 ・CASBEE等による評価に係る業務 ・工事請負契約の締結に関する協力に係 る業務

○通知 +

○告示別 添一 ○通知

新たな業務報酬基準における業務の位置づけ 図-2

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略算表を活用した業務報酬の算定イメージ 1.組み立て工場の場合

◇業務報酬の算定の流れ

■ 標準業務量の算定

・ 組み立て工場は生産施設第1類に相当するので、別表第2の1を用いる。

■ 総業務量の算定(標準外業務の業務量の付加)

・ 標準業務に附随して標準外の業務を実施する場合は、標準業務量に標準外の業務に対応する業務量を付 加し、総業務量を算定する。

■ 直接人件費の算定

・ 総業務量に人件費の単価を乗じ、直接人件費を算定する。

■ 直接人件費、直接経費及び間接経費の合計の算定

・ 直接人件費に 2.0 を乗じ、直接人件費、直接経費及び間接経費の合計を算定する。

■ 業務報酬の算定

・ 直接人件費、直接経費及び間接経費の合計に特別経費及び技術料等経費を加え、業務報酬を算定する。

<略算表(別表第2の1(生産施設(第1類))>

◇業務報酬の算定

◇標準業務量の算定

設計 工事監理等

総合 1,600 670

構造 1,200 310

設備 850 220

小計 3,650 1,200

合計 4,850

②特別経費

③技術料等経費

業務報酬=

*右記に消費税 額 を 加 える 必 要がある。

①直接人件費+直接経費+間接経費

=(4,850人・時間+A人・時間)×単価B円/人・時間×2.0

(1)直接人件費 (2)直接経費

(3)間接経費 標準業務量

4,850 人・時間

標準外業務量

(実施する場合)

A人・時間

人件費単価 B円/人・時間

+ +

×

◇建築物の概要

敷地 整形・平坦な敷地 用途 組み立て工場 延べ面積 5,000㎡ 構造種別 S造 階数 地上2階 構造 一般的な水準 設備 一般的な水準

図-3

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