第 2 章 DatacloningWizard の製品 CD /起動媒体での操作
3.8 Storage Spaces について
•
ハイバネーションファイル(hiberfil.sys
)の内容はバックアップされません。• DatacloningWizard
で作成されるイメージファイルは暗号化されていません。取扱いには十分ご注意ください。
• DatacloningWizard
をCD/DVD
起動で使用する場合、使用するユーザーの認証ができませ ん。BIOSのパスワードを有効にする、DatacloningWizardの製品CD
やリカバリ起動媒体 を鍵付の棚に保管するなど、意図しないユーザーによる誤使用、不正使用には十分ご注意 ください。•
バックアップ/リストアは同一構成のハードウェアで行ってください。• VMware ESXi
ホストのバックアップ/リストアを行う場合は、「3.9 VMware ESXiホスト のバックアップ/リストア」(→P.116)をご覧になったうえで、DatacloningWizard
をご利 用ください。•
仮想マシンのスナップショットはバックアップできません。現時点の状態だけをバック アップします。•
スナップショットが存在する仮想マシンをバックアップする場合、バックアップ性能が低 下することがあります。• Linux
システムを正常に起動するには、ディスク単位でのバックアップ/リストアを行ってください。
■ リストアに関する留意事項
• Windows Server 2003 Enterprise Edition
をディスクリストアする場合、パーティションサイ ズを変更すると、次回OS
起動時にドライブレターが付加されないことがあります。•
起動可能なLinux
システムを含むEXT2 / EXT3 / EXT4 / XFS
でフォーマットされたパー ティションは、バックアップ元のパーティションと同じ開始位置、同じサイズのパーティ ションにリストアしてください。Linux
システムが起動しなくなる可能性があります。•
全域を対象としてバックアップしたイメージを使用してディスク単位のリストアを行う場 合、同じ型名のハードディスクだけにリストアを行えます。•
全域を対象としてバックアップしたイメージを使用してパーティション単位のリストアを 行う場合は、バックアップしたサイズと同じサイズのパーティションを作成しておく必要 があります。•
使用域だけを対象にバックアップを行ったイメージを使用してパーティション単位のリス トアを行う場合は、使用セクタ数以上のサイズを持つパーティションを作成しておく必要 があります。• RAW
モードでバックアップを行ったイメージは、バックアップしたサイズと同じサイズのディスクにリストアを行ってください。
• Windows Server 2012
、Windows Server 2008
のシステムパーティションをリストアした場 合、リストア後の最初のシステム起動時に以下のイベントがシステムのイベントログに記 録されることがあります。ページファイルはバックアップ時と同じサイズで作成されてお り、問題はありません。•
パーティションサイズを変更してリストアする場合、EXT2 / EXT3 /EXT4 / NTFS
ファイル システムのブロック(NTFSの場合はクラスタ)のサイズは変更しません。バックアップ時のブロック(またはクラスタ)サイズで扱える最大値を超えるサイズの パーティションにはリストアできません。例えば、EXT3でフォーマットされた
500MB
以 下のパーティションを、2TBに変更してリストアすることはできません。• Windows Server 2012
、Windows Server 2008
のイメージを使用してパーティション単位のリ ストアを行った場合、システムが起動しなくなる可能性があります。Windows Server 2012、Windows Server 2008
を正常に起動するには、ディスク単位でのバッ クアップ/リストアを行ってください。パーティション単位でのバックアップ/リストアを行う場合は、「3.4 パーティション単位 でのバックアップ/リストア」(→P.100)をご覧になり、行ってください。
•
パーティションのリストアを行う場合、システムパーティションをディスクサイズいっぱ いに作成すると、特定のディスクにおいてシステムが起動しないことがあります。その場 合には、システムパーティションのサイズを少し小さくして再度リストアしてください。• Active Directory
ドメインのメンバーPC
のシステムボリュームをバックアップし、リスト アした場合は、システムの起動後にActive Directory
ドメインへの再参加を行ってくださ い。•
仮想マシンのディスクを新規作成してリストアする場合、リストア性能が低下することが あります。•
仮想マシンのスナップショットはリストアできません。スナップショットが存在する仮想 マシンに対して上書きリストアすると、現時点での環境にリストアされるため、既存のス ナップショットは引き継がれます。仮想マシンのディスクを再作成してリストアする場合、スナップショットが存在しない状 態でリストアされます。
表:イベントログ
ソース イベントID 説明
volmgr 49 クラッシュダンプのページングファイルの構成に失敗しました。
ブートパーティションにページングファイルがあり、ページング ファイルの大きさがすべての物理メモリを含むのに十分であること を確認してください。
volmgr 46 クラッシュダンプを初期化できませんでした。
1.4 留意事項
FUJITSU Software DatacloningWizard for Server V6.0L10 ユーザーズガイド
38
■ 仮想ハードディスクファイル形式( VHD 形式)ファイルに関する留意事項
• VHD
形式ファイルは、DatacloningWizard
でバックアップしたファイルだけリストアでき ます。仮想環境で作成されたVHD
形式のファイルはリストアできない場合があります。DatacloningWizard の製品 CD
/起動媒体での操作
DatacloningWizard の製品 CD 、または起動媒体
で CD/DVD 起動した場合の操作について説明し
ます。
2.1 DatacloningWizard
の起動方法 . . .40
2.2
バックアップ. . . . 47
2.3
リストア . . .59
2.4
ディスク管理 . . .70
2.5
ネットワークの設定 . . .77
2.6
ネットワークドライブの割り当て. . . . 80
2.7
ドライバの追加 . . .82
2.8
ログファイルの出力. . . . 84
2.9 DatacloningWizard
の終了 . . .87
2.1 DatacloningWizardの起動方法
FUJITSU Software DatacloningWizard for Server V6.0L10 ユーザーズガイド
40
2.1 DatacloningWizard の起動方法
DatacloningWizard
の製品CD、または起動媒体で CD/DVD
起動する操作について説 明します。お使いの環境によって、手順が異なります。それぞれ該当する参照先をご覧ください。
• PRIMERGY
シリーズおよびPRIMEQUEST 2000
シリーズなどの物理マシンの場合「2.1.1 物理マシンでのDatacloningWizardの起動」(→P.41)
• VMware ESXi
仮想マシンの場合「2.1.2 VMware ESXi仮想マシンでのDatacloningWizardの起動」(→P.43)
• Hyper-V
仮想マシンの場合「2.1.3 Hyper-V仮想マシンでのDatacloningWizardの起動」(→P.45)
USB接続のデバイスを使用する場合は、あらかじめUSB接続のデバイスを接続した状態で DatacloningWizardを使用してください。
USB接続のデバイスを使用して起動した際に、「DatacloningWizard構成ファイルが見つかりませんで した。」というメッセージが表示された場合は、DatacloningWizardを再起動してください。
DatacloningWizardを起動したあとは、デバイスの追加/削除を行わないでください(ホットスワッ
プ対応のデバイスを含む)。
CD/DVD起動が可能なコンピュータでご利用ください。
CD/DVD起動を行うには、あらかじめ、お使いのコンピュータのBIOSセットアップユーティリティ
で、CD/DVD起動が優先となるように設定するか、BIOSの起動メニューでCD/DVDを選択して起 動してください。詳細はコンピュータに添付のマニュアルをご覧ください。
iSCSI接続で構成されたコンピュータで使用する場合、DatacloningWizardの起動後に「2.5 ネット ワークの設定」(→P.77)を行ってください。
USBメモリなどのリムーバブルデバイスからのブート設定方法は、コンピュータに添付のマニュア ルをご覧ください。
2.1.1 物理マシンでの DatacloningWizard の起動
PRIMERGY
シリーズおよびPRIMEQUEST 2000
シリーズなどの物理マシンでDatacloningWizard
を起動する手順について説明します。1
コンピュータのCD/DVDドライブにDatacloningWizardの製品CDをセットしま す。 PRIMEQUEST 2000シリーズでDatacloningWizardを起動する場合、インストールされ ているOSと同じ起動設定(UEFIモード/Legacyモード)で起動してください。
起動設定の選択ではBootManagerで以下を選択してください(ドライブ番号0番の場 合)。
・UEFIモードの場合
EFI: Fujitsu Virtual CDROM0 1.00
・Legacyモードの場合 Legacy CD ROM
Fujitsu Virtual CDROM0 1.00
2
コンピュータの電源を入れ、「Press any key to boot from CD or DVD」と表示 されている間に何かキーを押します。DatacloningWizard
ソフトウェアアップデート画面が表示されます。アップデートを行う場合
以下の手順でアップデートを行ってください。
1.[アップデート]をクリックします。
アップデートがファイルを指定する画面が表示されます。
2. アップデートファイルを指定します。
アップデートファイルは、弊社提供のDatacloningWizard用アップデートファイル だけ使用できます。詳細は、アップデートファイルのREADMEをご覧ください。
アップデートファイルはリムーバブル媒体に格納してご使用ください。
CD/DVD起動直後はネットワークサービスが開始していません。バックアップ、リスト
アなどをネットワーク経由で行う場合は、最初に「2.5 ネットワークの設定」(→P.77)
を行ってください。
2.1.2 VMware ESXi 仮想マシンでの DatacloningWizard の起動
VMware ESXi
仮想マシンでDatacloningWizard
を起動する手順について説明します。1
仮想マシンのCD/DVDドライブにDatacloningWizard起動媒体をセットします。vSphere
クライアントで、データストアに格納した起動媒体のISO
イメージを仮想マシンの
CD/DVD
ドライブへセットします。その際[パワーオン時に接続]をチェックします。
2 vSphere
クライアントで仮想マシンをパワーオンし、仮想マシンをDatacloningWizard
起動媒体で起動します。3 vSphere
クライアントで仮想マシンのコンソール画面を開きます。DatacloningWizard
ソフトウェアアップデート画面が表示されます。アップデートを行う場合
以下の手順でアップデートを行ってください。
1.[アップデート]をクリックします。
アップデートファイルを指定する画面が表示されます。
2. アップデートファイルを指定します。
アップデートファイルは、弊社提供のDatacloningWizard用アップデートファイル だけ使用できます。詳細はアップデートファイルのREADMEをご覧ください。アッ プデートファイルはフロッピーディスクなどのリムーバブル媒体に格納してご使 用ください。