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用途と構造別の傾向分析

9 10 11 12 13 14 15 16

17 18 19 20 21 22 23 24 構造体

SI 分離、躯体だけに戻す 壁、天井、床の撤去 躯体現し 気積の変更 通風採光確保 内装 外装

内外化 開口部 地元材の利用 軽量化 照明 屋根 素材(建具)

色彩

吹き抜け化 玄関アプローチ、順路 バリアフリー化 仕上げ撤去 気積の変更 二重窓 庇敷設 空間挿入

9 10 11 12 13 14 15 16

17 18 19 20 21 22 23 24 構造体

素材・質感 外装、屋根 特徴的意匠装飾 空間プロポーション 通風採光 素材(上部材)

素材(木材)

素材(伝統的壁、瓦)

開口部・建具・庇ライン 建築全体

構成 素材(金属)

素材(タイル、煉瓦)

吹き抜け 平面、立体時の形式

設備

高い階高・壁の少なさ・広さ 痕跡

南北開放 素材(照明)

素材(石)

素材(建具)

内装・仕上げ

廃材・古材 2 煉瓦、石、瓦

外装

意匠性・意図・空間性 3 4

内装 素材(タイル)

1 2 3 4 5 6 7 8

1 2 3 4 5 6 7 8 1

1 2 1 2

外装

素材(タイル・煉瓦)

3 4

素材(建具)

素材(レリーフ、柱頭)

保存Ⅲ’

改変Ⅰ

転用Ⅱ

維持Ⅲ

復元Ⅳ

壁、天井、床の撤去 躯体現し 気積の変更 3

4 5

外装 8

9 内外化

構造体 1

外装、屋根 3

全体(158事例)の10%以上 に使用されていた手法

3-1 用途の傾向分析

図 1 用途の動機と手法   該当手法

手法

7.6

T.A

1 2 3 4 4.4

5 7 8 13 15 18 19 1 2 17.1 7.010.1 2.5 5.1 4.4 3.2 4.4 3.8 5.7 3.2

維持Ⅲ 保存Ⅲ’

1 7.0

1 3.8 転用 復元

m’ n’

j’ k’

i’ l’

o’

p’

T.A 8.2 6.316.5 17.7 14.66.3 8.913.3 10.16.3 5.1 5.1 3.2 4.4 3.8

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 13 15 17 18 改変Ⅰ

c’

h’

e’

d’ f’ g’

b’

a’

特徴的傾向の基準

T.A(Total Average)= 全体平均 T.A±0 T.A+6.7%

T.A-6.7%

0%

平均的 出現率が 非常に高い

出現率が 非常に低い

動機 12.0 9.5 17.7 16.5 11.4 17.7 23.4 8.2 25.3T.A

F G E

物理 環境 創出 象徴 起源 懐古 改変 効率 不明

用途の動機と手法で出現率に特徴的傾向が確認できた項目を示す。

0 5 10 15 20 25 30

W RC S SRC

0 5 10 15 20 25

0-24年 25-49年 50-74年 75-99年 100-124年

125年-三章 用途と構造別の傾向分析

■住居施設(全 51 事例、うち文化財 0 事例)

(1)築年数

 築 25-49 年の事例が全体の約 1/3 を占め最も多 く、また他の年代の 2 倍以上の事例数が各当する。

(2)構造

 鉄筋コンクリート造の事例が多く半数以上を占 める。

(3)動機

 動機不明、改変的動機が多い傾向にある。加え て以下の意図、留意が複数確認できた(事例数)。 各動機は平均を前後することが多く、顕著な傾向 は得られなかった(図 1E)。

・有名な人物との由縁、様式、新技術を所有(4)

・外(環境、地域、人)に開く、繋がる(4)

・経年による質感や趣の表現(7)

・環境の設備付加、制御(5)

・環境を室内に写しこむ、取り入れる

・可視性、奥行き感の向上(2)

・新旧を対立させる(4)

(4)手法

 改変手法では木造に似た傾向をとり、壁・天井・

床の撤去や躯体現し、気積の変更、内外化が他用 途よりも高い値であった(図 1c’,e’)。同様に、

転用手法で廃材・古材の項目が高い(図 1m’)。維持・

保存、復元では高頻度の項目はなかった。

住居施設の築年数(件) 

住居施設の構造(件) 

3-1 用途の傾向分析

32

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

W RC S SRC

0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4 4.5

0-24年 25-49年 50-74年 75-99年 100-124年

125年-■業務施設(全 15 事例、うち文化財 0 事例)

(1)築年数

 築 0-24 年 , 築 25-49 年、築 75-99 年の事例が 確認され、各当した年代では偏りがない。

(2)構造

 鉄筋コンクリート造の事例が 8 事例で最も多く、

次いで鉄骨造であった。反対に木造は少ない傾向 にある。

(3)動機

 動機不明が多く半数近い 7 事例であった(図 1E)。 また地域象徴的動機、懐古的動機、改変的動機も 非常に低い値である。

加えて以下の意図、留意が複数確認できた(事例 数)。

・環境の設備付加、制御(3)

(4)手法

 手法では SI 分離・躯体だけに戻す、照明、素材(建 具)の改変の頻度が高い(図 1b’,g’)。維持・保存、

復元では事例無しが多いが(図 1p’)、高い階高・

壁の少なさ・広さは値が高い(図 1j’)。

業務施設の築年数(件) 

業務施設の構造(件) 

0 2 4 6 8 10 12 14 16

W RC S SRC

0 2 4 6 8 10 12

0-24年 25-49年 50-74年 75-99年 100-124年

125年-文化施設の築年数(件) 

文化施設の構造(件) 

    

三章 用途と構造別の傾向分析

■文化施設(全 41 事例、うち文化財 4 事例)

(1)築年数

 築 25-49 年の事例が多く、他の年代と比べて 約 2 倍以上である。

(2)構造

 他用途と異なり木造が多く 1/3 を占め 14 件で あった。

(3)動機

 地域象徴的動機、起源尊重的動機が多く、動機 不明は非常に少ない(図 1F)。加えて以下の意図、

留意が複数確認できた(事例数)。

・有名な人物との由縁、様式、新技術を所有(4)

・外(環境、地域、人)に開く、繋がる(5)

・環境の設備付加、制御(2)

・新旧を対立させる(5)

(4)手法

 いずれの手法も頻度が高い項目はなく、全体と して平均を前後する出現率の項目が大半を占め る。一方、改変手法の地元材の利用では他用途で は事例が無いのに対し、高い値である(図 1f’)。

34

0 1 2 3 4 5 6 7

0-24年 25-49年 50-74年 75-99年 100-124年

125年-教育施設の築年数(件) 

教育施設の構造(件) 

0 2 4 6 8 10 12

W RC S SRC

    

■教育施設(全 17 事例、うち文化財 3 事例)

(1)築年数

 築 50-74 年の事例が全体の約 1/3 を占める。

(2)構造

 鉄筋コンクリート造の事例が 11 事例で、主流 であることがわかる。かつて主に使用されていた 木造の施設は3事例のみである。

(3)動機

 地域象徴的動機、懐古的動機、改変的動機の値 が高い(図 1G)。特に耐震改修のためのリノベー ションが半数以上を占める。加えて以下の意図、

留意が複数確認できた(事例数)。

・有名な人物との由縁、様式、新技術を所有(3)

・新旧を馴染ませる(3)

(4)手法 

改変手法では構造体、外装に事例が集まった(図 1a’,d’)。しかし改変手法全体でみると各当無し が多い(図 1h’)。 一方、維持・保存手法では値が 高い項目が多い(図 1o’)。特に素材(木)、高い階高・

壁の少なさ・広さ、痕跡で顕著である(図 1i’, j’,k’)。また、外装は保存手法、復原手法で多 く確認できた(図 1l’,n’)。

0 2 4 6 8 10 12

W RC S SRC

9 10 11 12 13 14 15 16

17 18 19 20 21 22 23 24 構造体

SI 分離、躯体だけに戻す 壁、天井、床の撤去 躯体現し 気積の変更 通風採光確保 内装 外装

内外化 開口部 地元材の利用 軽量化 照明 屋根 素材(建具)

色彩

吹き抜け化 玄関アプローチ、順路 バリアフリー化 仕上げ撤去 気積の変更 二重窓 庇敷設 空間挿入 9

10 11 12 13 14 15 16

17 18 19 20 21 22 23 24 構造体

素材・質感 外装、屋根 特徴的意匠装飾 空間プロポーション 通風採光 素材(上部材)

素材(木材)

素材(伝統的壁、瓦)

開口部・建具・庇ライン 建築全体

構成 素材(金属)

素材(タイル、煉瓦)

吹き抜け 平面、立体時の形式

設備

高い階高・壁の少なさ・広さ 痕跡

南北開放 素材(照明)

素材(石)

素材(建具)

内装・仕上げ

廃材・古材 2 煉瓦、石、瓦

外装

意匠性・意図・空間性 3 4

内装 素材(タイル)

1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1

1 2 1 2

外装

素材(タイル・煉瓦)

3 4

素材(建具)

素材(レリーフ、柱頭)

保存Ⅲ’

改変Ⅰ

転用Ⅱ

維持Ⅲ

復元Ⅳ

壁、天井、床の撤去 躯体現し 気積の変更 3

4 5

外装 8

9 内外化

構造体 1

外装、屋根 3

全体(158事例)の10%以上 に使用されていた手法

三章 用途と構造別の傾向分析

3-2 構造の傾向分析

図 2 用途の動機と手法   該当手法

構造の動機と手法で出現率に特徴的傾向が確認できた項目を示す。

T.A±0 T.A+4%

T.A-4%

0%

4.4

SRC W T.A

1 2 3 5 6 7 8 9 10 12 13 14 15 17 19 21 24 1 2 17.1 7.010.1 3.8 2.5 5.1 3.2 3.2 1.9 4.4 4.4 3.2 1.3 3.8 1.3 1.95.7 3.2

維持Ⅲ 保存Ⅲ’

S RC

SRC S W T.A

1 2 7.0 3.2

RC

1 2 3 3.8 2.5 1.9 転用Ⅱ 復元Ⅳ

b a

SRC W

T.A 8.2 6.316.5 17.7 14.66.3 8.913.3 10.16.3 5.1 2.5 5.1 2.5 4.4 3.8 3.2 2.5

S RC

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 16 17 18 19 20 改変Ⅰ

d e i

c f g h

l m n o p q r s t

j k

手法 手法動機

D

12.0 9.5 17.7 16.523.4 11.417.78.2 25.3

SRC S W T.A

RC

B

E

A C

物理 環境 創出 象徴 起源 懐古 改変 効率 不明

36

0 2 4 6 8 10 12

0-24年 25-49年 50-74年 75-99年 100-124年

125年-木造の築年数(件) 

■木造(全 46 事例、うち文化財 2 事例)

(1)築年数

 築 25-49 年、築 75-99 年、築 100-124 年の 事例数が多く、他構造に比べ築 75 年以上の事例 が多い。

(2)用途

 リノベーション前は住居施設が多く、木造事例 の半数以上が住居施設であった。リノベーション 後は住居施設のほかに文化施設としての使用が多 い。

(3)動機

 動機では物理的動機、環境的動機、周囲創出的 動機、地域象徴的動機、懐古的動機が多く、特に 環境的動機、周囲創出的動機は他構造では少ない が木造では多い(図 2B)。反対に他構造に多い起 源尊重的動機は少なく、動機不明も少ない。加え て以下の意図、留意が複数確認できた(事例数)。

・外(環境、地域、人)に開く、繋がる(8)

・経年による質感や趣の表現(8)

・可視性、奥行き感の向上(4)

・新旧を対立させる(8)

3-1 用途の傾向分析

木造の用途 

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