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Ⅴ. 海外M&Aの実施状況と課題

Ⅵ.2. 生産拠点と研究開発拠点の役割(強化したい研究開発分野)

貴社が日本、中国、ASEAN5、インド、欧米に保有する研究開発拠点において、中期的(今後3年程度)に、どのような研究開発分野を強化したいと考えて いますか。国・地域ごとに選択肢の中から該当するものを選んで下さい。(複数回答可)

 革新的な製品の研究開発に力を入れる日本

日本においては、革新的な製品の研究開発を強化したいとの回答が73.6%で最多、

中国、ASEAN5、インド、欧米においては当該市場に合った製品の研究開発を強化し たいとの回答が最多となった(図表53)。

ただし、欧米については、革新的な製品の研究開発を強化したいという回答も41.0%

に上った。

 研究開発の役割について業種による違いあり

研究開発の役割について、自動車と電機・電子を比較すると、当該市場に合った製 品についての研究開発を志向する割合は電機・電子が高く、現地市場に合った生産 プロセスの研究開発を志向する割合は自動車が高いという傾向が見られる(図表54)。

p.46

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図表53 強化したい研究開発分野

        日本(516社) 中国(232社) ASEAN5(192社) インド(90社) 欧米(183社)

1.革新的な製品の研究開発 2.革新的な生産プロセスの研究開発 3.当該市場に合った製品の研究開発 4.当該市場に合った生産プロセスの研究開発 5.その他

10.3 12.1

70.7 32.3 5.6 1.

2.

3.

4.

5.

0 50 100

7.3 8.3

70.8 34.4 6.8 1.

2.

3.

4.

5.

0 50 100

8.9 4.4

63.3 34.4 15.6 1.

2.

3.

4.

5.

0 50 100

41.0 15.3

62.3 21.3 7.1 1.

2.

3.

4.

5.

0 50 100

(%)

73.6 46.3

52.5 24.6 0.4

0 50 100

図表54 当該市場のニーズと研究開発拠点の役割

(自動車/電機・電子)

当該市場に合った製品の 研究開発

当該市場に合った生産プロセスの 研究開発

29.6 39.7

44.4 42.9 29.4 14.3

25.6 22.6 16.7 8.0 日本

中国 ASEAN5 インド 欧米

0 50 100

自動車 電機・電子 (98)

(77) (回答社数)

(58) (39) (45) (31) (28) (12) (51) (25)

(%) 42.9

65.5 66.7 53.6

60.8 39.0

69.2 74.2 66.7 56.0 日本

中国 ASEAN5 インド 欧米

0 50 100

自動車 電機・電子 (98)

(77) (回答社数)

(58) (39) (45) (31) (28) (12) (51) (25)

(%)

. グローバル市場における競合状況

1.96  2.46  4.26 

3.64 

2.17  2.50 

2.75  2.79 

2.07  2.42 

0 1 2 3 4

中国系企業(407社) 韓国系企業(270社)

(点)

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Ⅶ.1. 競合先及び競争力評価 p.47

ASEAN5、中国、インド、北米、EU15、ブラジルの販売市場での 競合先についてお聞きします。

各販売市場において、現在、貴社と激しく競合している企業が あれば、選択して下さい。

図表55 海外市場における競合

ASEAN5、中国、インドの市場における中国系企業、韓国系企業、インド系企業、

欧米系企業の競争力についてお聞きします。

「品質」、「価格」、「ブランド力」、「ニーズへの対応」、「メンテナンス・アフター サービス」の5項目について、貴社を「3」として5段階で評価して下さい。

(注)( )内の数字は回答数の合計を示している。

図表56 アジア新興国市場における競合先企業の競争力に対する評価

(742)(788)(754) (924)(953)(878) (416)(437)(404) (523)(594)(563) (428)(444)(423) (239)(273)(209)

ASEAN5 中国 インド 北米 EU15 ブラジル

0%

20%

40%

60%

80%

100%

12 14 16 12 14 16 12 14 16 12 14 16 12 14 16 12 14 16

欧米系企業 インド系企業 台湾系企業 韓国系企業 中国系企業 日系企業

(年度)

品質 価格 ブランド力 ニーズへの

対応

メンテナンス・

アフターサービス

自社 以上 自社 以下

1.72 

3.16  3.97 

3.16  1.99 

3.73 

2.28 

3.16  1.96 

2.93 

0 1 2 3 4

インド系企業(325社) 欧米系企業(380社)

(点)

自社 以上 自社 以下

(742)(788)(754) (924)(953)(878) (416)(437)(404) (523)(594)(563) (428)(444)(423) (239)(273)(209)

ASEAN5 中国 インド 北米 EU15 ブラジル

0%

20%

40%

60%

80%

100%

12 14 16 12 14 16 12 14 16 12 14 16 12 14 16 12 14 16

欧米系企業 インド系企業 台湾系企業 韓国系企業 中国系企業 日系企業

(年度)

各販売市場での競合先は、主に当該市場と地理的、経済的に深い関係のある国の企業

• 各販売市場の競合先企業に関しては、インド、北米、EU15、ブラジル市場における最大の競合先は欧米系企業という結果が示され、その割合は、EU15(53.0%)、

ブラジル(51.7%)、北米(47.2%) 、インド(26.5%)の順で高い結果となり、2014年度とほぼかわらない。他方、ASEAN5市場における最大の競合先は日系企業

(35.0%)、中国市場においては中国系企業(39.6%)という結果であり、2014年度との比較においてその比率はそれぞれ高まっている(図表55)。

アジア新興国市場における競合先企業について、欧米系企業に対しては全体として自社なみの評価。中国企業、インド系企業におい ては価格競争力に高い評価

• 欧米系企業の競争力は、アジア新興国市場においておおむね自社(回答企業)なみとの評価であるが、ブランド力については、自社(回答企業)以上と回答した企 業がやや多い結果(3.73ポイント)となった。

• また、中国系企業、インド系企業については、価格競争力が自社(回答企業)より相当程度高いとの評価であり、この点は業種別、企業別で大きな差異はなかった

(図表56)。

42.0

66.8

57.4

11.9

45.1

16.5

27.0

2.2

51.3

71.5

66.6

11.3

61.1

32.7

36.3

2.9 1.ブランド力を強化する

2.価格競争力をつける

3.現地ニーズに合った商品を開発・生産する

4.店舗数・店舗の規模を拡大する

5.現地人材の質を高める

6.現地人材の登用や権限移譲を進める

7.メンテナンス・アフターサービスを充実させる

8.その他

0 20 40 60 80

過去3年間に重視した取組み(455社)

今後3年間で大事になる取組み(452社)

(%)

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