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生成実験

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TA cloning and analysis of 16SrRNA genes from bacteria in the limestone soil of Asebi (Anan)

CaCO 3 生成実験

1/10LB+1.5M urea, 0.5MCaCl

2

Fukue,M. et al.(2011) Soils and Foundations, 51,1,p.83-93 4 ℃ , 3weeks

Urease

CO(NH

2

)

2

+ 2H

2

O 2NH

4

+ CO

32-

Ca

2+

+ CO

32-

→ CaCO

3

Control Asec

003

分泌型炭酸カルシウム耐性微生物Asec003の尿 素―カルシウム培地での沈殿生成

(1.5M Urea, 0.5M CaCl2を含む0.1×LB液体培地)

まとめ

本研究では, 徳島県阿南市阿瀬比の石灰鉱山から炭酸カルシウム耐性微生物をスクリーニ ングし、単離した細菌の16S rRNA遺伝子を解析することにより微生物の推定を行った。

徳島県阿南市阿瀬比の石灰鉱山より、5種の粒径の異なる土壌試料を採取した。これらを0.5

~20%炭酸カルシウムを含むLB培地にて, 炭酸カルシウム耐性微生物のスクリーニングを行 ない, 炭酸カルシウム耐性を有する25種の微生物(ACT)および低温にて増殖・分泌能を有す る3種の微生物(Asec)を単離した。

単離したACT 25種およびAsec 3種の微生物からゲノムDNAを抽出し、これらを鋳型として 16SrRNA遺伝子(約1.5kbp)のPCRクローニングを行ない、それぞれDNA塩基配列決定および 相同性解析を行った。その結果、分泌型細菌Asecは Pseudomonas 属および Bacillus 属細菌で あり、炭酸カルシウム耐性細菌ACTは上記2属の他に、 Arthrobacter 属、 Lysinibacillus 属、

Stenotrophomonas 属、 Staphylococcus 属細菌であることが示唆された。

系統学的解析から, 阿南市阿瀬比の石灰鉱山に生育する炭酸カルシウム耐性微生物は, 大きく6つのグループ(I~VI)に分類されることが明らかとなった。

分泌型Asec003では尿素―カルシウム液体培地で白沈生成が見られたことから, 今回単離

した炭酸カルシウム耐性細菌の炭酸カルシウム生成の可能性について, 関連遺伝子・酵素等

の詳細な検討を行う必要がある。

8 . 生物資源(バイオリソース)

食料、衣料、薬品など人間の生活上に必要な資源と して利用される生物およびその成分

有用な生物および成分

(動植物、微生物など)

医薬・工学・農学 などへの応用

通常の資源と異なり、生物は増殖でき、再生可能な 資源

遺伝子や酵素、低分子化合物なども資源として利用

(例)八角由来のタミフル 遺伝子を利用→遺伝資源

1992年5月にナイロビで採択され、93年末に発効した国際 条約。 生物多様性の保全、生物資源の持続可能な利用、

遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ公平な配分を 目的とし、生態系、種、遺伝子の3つのレベルの多様性の保 全を明記している。生物多様性条約(第2条)においては、現 在または将来利用され、あるいは人類にとって潜在的な価 値を有する遺伝資源、生物またはその部分、個体群その他 生態系の生物的な構成要素を含むもの、と定義されている。

希少生物などはこれにより保護されている。

バイオテクノロジーによる生物資源の開発を推進する立 場の先進国・多国籍企業と、生物資源の盗賊行為(バイ オパイラシー)を阻止してこれらの利益の還元を主張する 生物資源原産国としての開発途上国とは、生物多様性条 約制定・運用などをめぐって対立

世界中の生物を資源として利用 しかし、希少生物の乱獲なども問題

生物の中には、増殖・再生までに時間がかかるものや 再生不能なものも

生物多様性条約

バイオ・パイラシー

発展途上国では、先進国に比べ、一般的に生物の多様 性があり、生物資源・遺伝資源が豊富である。先進国の特 に製薬メーカーは、発展途上国の薬用植物などに目をつけ、

薬のシーズを探している。その結果、特許を取得し莫大な 利益を得る一方、発展途上国の生物資源を減少・枯渇させ たり、固有種を改良し独占的な利用権を取得している。

このような発展途上国の固有種は、その国や人々によって 維持されてきたものである。この生物資源を先進国の企業 が利用しても、発展途上国への見返りはほとんどなく、生物 資源由来の医薬品などを高いお金を出して購入しなければ ならない。

このような行為が「バイオパイラシー(生物資源の盗賊行 為)と呼ばれて、様々な批判を受けている。

(白岩:生物多様性をめぐる 10 年、

http://www.aseed.org/rio-10/report/biological_deversity.htm) 52

バイオリソース(Bioresource)の概要

生命科学研究のための多種多様な生物と構成する 生体分子のコレクション

例:生物 (動植物、バクテリアなど) , 組織, 細胞, 生体分子 (遺伝子, タンパク質・酵素、糖類、脂質、低分子化合物など)

国家機関によるバイオリソースの収集、管理、供給 Bioresource in Japan

National BioResource Project

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