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5.1 で記述したとおり,他者評価エゴグラムは他者の自我状態評価に有効である と結論づけた。他者評価エゴグラムは他者の自我状態評価に有効であるとの結論から SNS 以外のコミュニケーションの手段による各自我状態機能への影響を評価する可能 性を示唆する。

また,各 SNS のサービスの特徴を自我状態に与える影響を定量化したことでこれ まであいまいにしかわからなかった各 SNS の自我状態への影響をより明確にして提示 できたと考える。

加えて,3.2.1 で記述したとおり本論文では自我状態がコミュニケーションの円 滑化に影響を与えると考えており,各 SNS の使用の組み合わせ方を考慮することでコ ミュニケーションが円滑になることを示唆する。

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本論文での考察結果が交流分析理論の中でどのような意義を持つかを交流分析理 論の「人生の立場」へ 3 つの SNS がどう影響したか,という観点から記述する。

3.1.2 で記述した通り本論文では交流分析理論の「自我状態」と「人生の立場」につ いて関係づけていた。本論文では他者の「自我状態」を他者評価エゴグラムを使用して 評価した。本論文では「人生の立場」での自己への構えについて,エゴグラムの FC が AC よりも高いと自己肯定の構えを有しており,NP が CP よりも高いと他者肯定の構えを 有する,とした。

5.3 で考察した結果を「人生の立場」の理論と関係づける。5.3 では他者評価エゴグ ラムが Twitter では FC が Facebook, mixi では NP が高くなっていると結論づけられ ていた。他者の Twitter のデータを閲覧したときに他者の自我状態のうち FC を高く評 価する,ということは「人生の立場」での自己への構えについて自己肯定の構えを有し ているといえる(図 6-1「人生の立場」へのTwitterの影響)。他者の Facebook と mixi のデータを閲覧したときに他者の自我状態のうち NP を高く評価する,ということは

「人生の立場」での他者への構えについて他者肯定の構えを有しているといえる(図

6-2「人生の立場」へのFacebook,mixiの影響)「人生の立場」」について本論文の調査に

おいては Twitter のデータは自己肯定の構えを有すると評価されやすく, Facebook と mixi のデータは他者肯定の構えを有していると評価されやすいといえる。

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図 6-1「人生の立場」へのTwitterの影響

図 6-2「人生の立場」へのFacebook,mixiの影響

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