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(理学療法士 作業療法士 医師 看護師 薬剤師 など)

ドキュメント内 平成22・23年度兵庫医療大学年報 (ページ 82-163)

教育的  社会的 

3)リハビリテーション学部

)リハビリテーション学部の推移と今後の方針

これまで、リハビリテーションは、傷病に伴う心身の障害、あるいは生まれながらにして障害を負 う人々に対し、その障害の軽減に努めるとともに、残された機能・能力を最大限に発揮させながら、

家庭や職場などにおける社会生活が営めるよう導いてきた。

人口の少子・高齢化や慢性疾患増加に伴う疾病構造の変化などにより、リハビリテーションが担う 役割は、健康増進から障害の予防と治療にまで至り、より質の高い生活を推進するために大きな期待 が寄せられている。そこで、障害の予防や急性期における早期リハビリテーション、在宅を主とした 地域密着型のケアなど、多種多様できめ細やかなリハビリテーションが必要となってきている。

すなわち、リハビリテーションを必要とされる方々は患者や高齢者のみならず、非常に多様である ので、リハビリテーションを行うに当たっても、医学的、教育的、社会的、職業的なさまざまなアプ ローチが必要である。そのためには、理学療法士、作業療法士、医師、看護師、薬剤師などさまざま な医療専門職者が協力して行う総合リハビリテーションが重要である(図1.)。

本学では、開学以来、大学内ではリハビリテーション学部、薬学部、看護学部と合同でチュートリ アル教育を行い、また、同じ法人で医師を育成する兵庫医科大学とも合同チュートリアル教育を行い、

学生のうちから医療専門職者が協力して行うことの重要性を認識させる教育を行っている。

図1.総合リハビリテーションのアプローチ

平成19年4月に開学して以来、22年度には完成年度を迎えて4学年がそろい、第1期生が卒業した。

また、平成23年度には第2期生が卒業し、本学の伝統が築かれつつある。学内での講義や実習及び学 外での実習など、種々のカリキュラムも滞りなく進行して充実した大学教育ができている。

そこで今一度、本学の建学の精神及び本学部の教育理念、教育目的、教育目標に基づき、リハビリ テーション学部のアドミッションポリシー、カリキュラムポリシー、ディプロマポリシーを具体的に 再検討し、ホームページなど種々の広報媒体で広く周知している。

リハビリテーション学部アドミッションポリシー 1.医学・健康科学を学びたい学生

2.医療や保健、福祉の分野に貢献したい学生 3.人の身体活動や精神・心理に興味がある学生 4.人とのコミュニケーションを大切にする学生 5.基本的なスタディースキルを有する学生

6.様々な課題に対して前向きで柔軟に取り組むことができる学生

7.地域社会や国際社会において障がい者等の支援や援助に関心のある学生 リハビリテーション学部カリキュラムポリシー

1.リハビリテーションを実践するために必要な医学、医療、保健、福祉、行政などに関する知識の修得。

2.人の身体的機能や精神心理、行動を深く理解できる幅広い教養の修得と心豊かな人格の育成。

3.効果的なリハビリテーションの実践に必要な専門知識と確かな技術の修得。

4.リハビリテーションの実践にあたって生じる種々の課題に対して柔軟に対応・解決できる能力の修得。

5.チーム医療を担う一員として、様々な医療専門職者の役割の理解と円滑なコミュニケーションをもって 連携・協力できる実践力の修得。

6.医療の高度化や多様化に対応して、チーム医療を担う一員として関連分野と連携できる知識や技能の修 得。

7.先駆的な教育や研究へ展開できるための知識や能力の修得。

8.生涯にわたって自己を練成できる能力の修得。

9.多様な文化や価値観を理解し、地域的・国際的感覚および豊かな人間性の涵養。

0.地域社会において、医療や福祉、教育など多様なニーズに応えることが出来る能力の修得。

1.地域社会や国際社会において医療や福祉、教育などの分野でリーダーシップを発揮できる知識の修得と 人間性の育成。

リハビリテーション学部デプロマポリシー 1.本学部の規定のカリキュラムを修了する。

2.リハビリテーションを実践するために必要な医学、医療、保健、福祉、行政などの知識を修得し、人の 身体的機能や精神心理・行動を深く理解する。

3.効果的なリハビリテーションの実践に必要な専門知識と確かな技術を修得し、リハビリテーションの実 践にあたって生じる種々の課題に対して柔軟に対応・解決できる能力を修得する。

4.チーム医療を担う一員として、様々な医療専門職者の役割や専門性を理解し、円滑なコミュニケーショ ンをとって連携・協力できる総合的実践力を修得する。

5.先駆的な研究・教育を展開できるための知識・技能および生涯にわたって自己を練成できる能力を修得 する。

6.地域社会において、医療や福祉、教育など多様なニーズに応えることが出来る能力を修得する。

7.多様な文化や価値観を理解し、国際的感覚及び豊かな人間性を備え、人々の幸福と共生に奉仕する精神 をもって行動する人間力を身に付ける。

表1.リハビリテーション学部のポリシー

)事業計画の進捗状況

平成22年度には第1期生、23年度には2期生が無事卒業し医療現場へ送り出すことができた。また、

新設大学の重要な課題として「学生数の確保」と「教育の充実」に教職員一同取り組んできた。

理学療法学科及び作業療法学科では、魅力ある大学を目指して特色ある科目を開講し、学生が学習 しやすい環境を整備するなど支援してきた。また、同一法人の兵庫医科大学及び附属病院の特色を活 かし診療に直結した理学療法士及び作業療法士の育成を行ってきた。

実際に卒業生が理学療法士や作業療法士として活躍するためには、国家試験に合格し、希望する病 院や施設に就職できることが重要で、国家試験の高合格率や優良な就職先の確保は受験生にとっても 非常に魅力あることである。高校進路指導教員説明会、高校訪問等による高校生へのガイダンスやオ ープンキャンパスなどを通じて広く周知することにより、本学への受験生を増やす方向にも作用して いる。現在、これらの活動が成果を挙げてお互いに良い方向に働いていると考える。

藤岡 宏幸 整形外科学 平成23年1月1日

P.D.Andrew 運動学 平成19年4月1日

川口浩太郎 運動器理学療法学・スポーツ理学療法学 平成19年4月1日

玉木 内部障害理学療法学 平成23年4月1日

日高 正巳 地域理学療法学 平成19年4月1日

野崎 園子 神経内科学 平成20年4月1日

坂口 物理療法学 平成19年4月1日

山田 バイオメカニクス学 平成20年4月1日

香川 真二 義肢装具学 平成20年4月1日

明子 臨床運動学 平成21年4月1日

森沢 知之 内部障害理学療法学 平成21年4月1日

土肥 信之 リハビリテーション医学 平成19年4月1日

せつ子 身体障害作業療法学 平成20年4月1日

山田 大豪 精神障害作業療法学 平成19年4月1日

松井 徳造 精神医学 平成23年10月1日

准 教 授 伊藤 斉子 発達障害作業療法学 平成19年4月1日 准 教 授 稲富 宏之 精神障害作業療法学 平成20年4月1日

有吉 正則 発達障害作業療法学 平成19年4月1日

櫛辺 身体障害作業療法学 平成19年4月1日

佐野 恭子 身体障害作業療法学 平成20年4月1日

坂本 日常生活援助・精神障害作業療法学 平成21年4月1日

坂本 利恵 老年期障害作業療法学 平成21年4月1日

奥谷 精神障害作業療法学 平成21年4月1日

)学部の教育組織

教員の専門分野と着任状況を表1〜2に示す。

リハビリテーション学部長 : 藤岡 宏幸 理学療法学科長 : 藤岡 宏幸 作業療法学科長 : 山 せつ子 表2.理学療法学科教員一覧

表3.作業療法学科教員一覧

)学生の受け入れ

(1)理学療法学科 学生募集の状況

理学療法学科では、平成23年度入試より推薦入学試験、一般入学試験(前期 A 日程)、一般入 学試験(後期日程)、及び大学入試センター試験利用入試を新規に導入した。平成24年度の定員 は、推薦入学試験理学療法学科10名、一般入学試験(前期 A 日程)約25名、一般入学試験(後 期日程)理学療法学科若干名、大学入試センター試験利用(前期日程)2名である。

入学者選抜の状況

推薦入学試験の試験科目は、外国語、小論文、調査書(高等学校長が発行する調査書の国語・

外国語・数学・理科の評定平均をそれぞれ5倍)である。一般入学試験前期 A 日程の試験科目 は、外国語、数学、理科(化学または生物)である。また、後期日程の試験科目は外国語、小論 文、理科(化学または生物)である。大学入学センター試験利用入試の試験科目は、外国語、国 語、数学、理科(化学、生物、物理)のうち3教科である。平成24年度受験者数は推薦入学試験 では77名(平成23年度100名で前年度比−23.0%)、一般入学試験前期 A 日程では213名(平成23 年度229名で前年度比−7.0%)、一般入学試験後期日程は、26名(平成23年度43名で前年度比−

39.6%)、大学入試センター利用入試(前期日程)は50名(平成23年度63名で前年比−20.7%)

であった。

出身地別の出願者数については、兵庫県が述べ236名(63.3%)、大阪府が56名(15.1%)で近隣 府県からの受験であり、ほぼ例年の通りの傾向であった。

在籍者の状況

平成23年度末の在籍者数は、176名である。そのうち、平成22年度の入学生は50名、23年度の 入学生は46名である。

(2)作業療法学科 学生募集の状況

作業療法学科では、推薦入学試験、一般入学試験前期 A 日程・B 日程及び一般入学試験後 期日程、平成23年度入試より大学入試センター試験利用入試を新規に導入した。定員は推薦入 学試験15名、一般入学試験前期 A 日程約12名、前期 B 日程8名、一般入学試験後期日程若干 名、大学入試センター試験利用(前期日程)2名である。

入学者選抜の状況

推薦入学試験の試験科目は、外国語、小論文、調査書(高等学校長が発行する調査書の国語・

外国語・数学・理科の評定平均をそれぞれ5倍)である。一般入学試験前期 A 日程の試験科 目は、外国語、国語、理科(化学又は生物)、前期 B 日程は外国語、数学、理科(化学又は生 物)、後期日程は外国語、小論文、理科(化学又は生物)である。

大学入学センター試験利用入試の試験科目は、外国語、国語、数学の3教科である。平成24 年度の受験者数は、推薦入学試験では32名(前年度比−36.0%)、一般入学試験前期 A 日程45 名(前年度比−23.8%)、一般入学試験前期 B 日程54名(前年度比−6.9%)、一般入学試験後 期日程8名(前年度比−42.9%)、大学入試センター利用入試(前期日程)は13名(前年度比

−35.0%)である。

出身地別の出願者数については、兵庫県が述べ93名(60.8%)、大阪府が33名(21.6%)で 近隣県からの受験者が主であり、ほぼ例年の通りの傾向であった。

在籍者の状況

平成23年度末の在籍者数は185名である。そのうち、平成22年度の入学生は50名、23年度の 入学生は45名である。

)教育活動

(1)理学療法学科 特色ある科目

理学療法学科では、運動器系、神経系、内部障害系に関する理学療法科目をコア科目とし、

ドキュメント内 平成22・23年度兵庫医療大学年報 (ページ 82-163)

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