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特異度

ドキュメント内 1緒言 1 (ページ 73-76)

AUC =0.82

(予測能は良好)

感度

1- 特異度

74 考察

本研究におけるMVPA60分に相当する歩数は,8,298歩であった.この結果は,

健常児を対象としたAdamsら(2013)の結果(8,500歩)とほぼ一致していた.本 集団においてダウン症児が一日約8,000歩以上歩けば,身体活動の目標である1日当

たりMVPA60分程度活動が実施できる可能性が示された.ダウン症がある小学生に

おいても歩数による推奨値の設定に問題がない可能性が高い.

一方で,本研究ではMVPA60分以上活動を行っている児童は,全体の約50%(表 2)程度であったのに対し,Adamsら(2013)の調査では,MVPA60分以上活動を 行っている児童は98%であった.推奨値を満たしていない児童に働きがけをしなけ ればならない. MVPA時間の人数分布(図7)より,MVPA時間を今より20分増 やすと87%の児童がMVPA60分以上活動を行う可能性がある.表10の結果より,

歩数が1,000歩多くなるとMVPA時間は5分高値になることから,今より4,000歩

増やすと87%の児童が身体活動の推奨量を満たす可能性が高い.しかし実際には極 端に歩数が少ないダウン症児に今より4,000歩増やすことは現実的ではない.そのた め,ダウン症児の場合,個々の特性を考慮しながら歩行と歩行以外の活動により MVPA時間を増やす必要があると考えられる.現段階では,結論付けることが難しく,

ダウン症の健康づくりのための身体活動の推奨値として目標歩数を設定することは,

さらなる検討が必要である.

(名)

図 7

75 目次

1 緒言 ... 1

1-1 概括的導入 ... 1

1-2 研究背景 ... 2

1-3 当該分野の課題 ... 2

2 研究小史 ... 4

2-1 国内の小学生の身体活動量に関する研究 ... 4

2-2 国内におけるダウン症候群がある小学生の身体活動量に関する研究 ... 6

2-3 海外におけるダウン症候群がある小学生の身体活動量に関する研究 ... 8

3 本研究の目的 ... 11

4 研究方法 ... 12

4-1 研究デザイン ... 12

4-2 対象者 ... 12

4-3 手続きならびに倫理的配慮 ... 12

4-4 調査・装着期間 ... 14

4-5 調査・測定項目ならびに方法 ... 14

4-5-1 属性および個人内要因・環境要因の調査・測定方法 ... 14

4-5-2 身体特性の調査・測定方法 ... 15

4-5-3 身体活動量の調査・測定方法 ... 16

4-5-4 解析対象データの採択基準 ... 18

4-5-5 測定後のデータ処理方法(解析データセットにするまでの手順) .... 18

5 課題1:ダウン症候群がある小学生の身体活動の実態把握 ... 23

5-1 解析方法 ... 23

5-2 結果 ... 24

5-2-1 身体特性(健康・栄養状態および属性) ... 24

5-2-2 座位時間 ... 26

5-2-3 軽強度活動時間 ... 26

5-2-4 MVPA時間 ... 26

5-2-5 歩数 ... 27

5-2-6 健康に関する個人内要因・環境要因 ... 29

5-3 考察 ... 38

5-3-1 身体特性 ... 38

5-3-2 身体活動の実態 ... 38

5-3-3 健康に関する個人内要因・環境要因の実態 ... 39

6 課題2:ダウン症候群がある小学生のMVPAの規定要因の検討 ... 41

6-1 解析方法 ... 41

6-2 結果 ... 41

ドキュメント内 1緒言 1 (ページ 73-76)

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