第2章 体験編
2.11 無線通信のテスト
次に、パソコン上でハイパーターミナルを立ち上げます。
[すべてのプログラム] -> [アクセサリ] -> [通信] -> [ハイパーターミナル]
あるいは、[スタート] -> [ファイル名を指定して実行]へ、hypertrm.exe を入力して OK ボタンをクリックしま す。
Windows のハイパーターミナルを立ち上げます。
「名前」に任意の名前(例えば、ZigBee)を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
接続方法(COM 番号)は 78K0 UZ Stick に割り当てられている COM ポート番号を「接続方法」で選択し、
OK ボタンをクリックします。
COM 番号がわからない場合には、[スタート] ->[設定]-> [コントロール・パネル] -> [システム] -> [ハード ウェア] -> [デバイスマネージャー]->[ポート(COM と LPT)]に表示される「USB Serial Port」の COM ポー ト番号を確認してください。
ポートの設定を上図の通りに設定し、「OK」ボタンをクリックします。
キーボードから「ENTER」を入力してください。
ハイパーターミナルに以下のメニューがでるはずです。
うまくいかないときは、ハイパーターミナルのCOMポートの設定が正しいかどうか、再度確認をして下さ い。
ビット/秒 19200 データビット 8
パリティ なし
ストップビット 1 フロー制御 なし
メニュー画面の確認
ターミナルに以下のメニューが出ます。
送信側) 送信側のパソコンなのでハイパーターミナルをアクティブにした状態で「1」(メニュー1)を入力し ます。
「Send to (Short addr) ? :」と表示されるので、
相手方の Short アドレスを入力します。
「Send count (dec) ?:」
送信回数を10進整数で入力します。
「Interval(dec/msec) ? 」
送信間隔を10進整数で入力します。
ここでは、例として相手方の Short アドレスに「0002」、送信回数として「1000」、送信間隔として「3」を入力 しています。
テスト終了後、結果として、
Sent: 送信回数 Received: 受信回数 PER: Packet Error Rate
RSSI: Received Signal Strength Indication の最大値と最小値 が表示されます。
RSSI 値は 8 ビット 256 階調を 16 進数で表示しています。
RSSI 値は受信電力の目安で、大きな値ほど受信電力が大きいことを意味しており、
下の例では最大値 FF なので、強い電波を受信しています。
テストされるチャネルは、メニュー9 のチャネル設定で選択します。送信側でチャネル設定をすれば、受 信側は自動的に切り替わります。このような、測定するチャンネルの設定や、測定結果の取得などはチ ャンネル 11 (2405MHz)を使って送信側と受信側でネゴシエーションが行われます。
よって実験中に操作が必要なのは基本的に送信側のみで、受信側ではデバッグできます。
RF テスト・プログラムのその他のモードを以下に説明します。チャネル(搬送波の周波数)の変更や、送 信電波の電力の調節がメニュー9、およびメニュー0 によって、それぞれ可能です。
2.11.2
変調信号擬似連続送信メニュー3
の選択により PN9 符号(擬似雑音)を連続的に送信します。
GTS1/GTS2 スロットを使用して連続的に PN9 符号を送信します。
2.11.3
無変調連続送信メニュー4
キャリアのみ無変調で出力します。
リセットデフォルト値では出力は 0dbm ではありません。
2.11.4
受信モードに切り替えメニュー5
起動直後、通常メニュー表示状態では既に受信モードになっていると思われますが、RF チップ に対してリセットをかけ強制的に受信モードへと切り替えます。
2.11.5
アイドルモードに切り替えメニュー6
「RX OFF」と「TX OFF」を両方設定してあります。
2.11.6
スリープモードへ移行メニュー7
UBEC チップを Deep Sleep モードへ移行します。
2.11.7
スタンバイモードへ移行メニュー8
UBEC チップをスタンバイ・モードへ移行します。
2.11.8
チャンネル設定メニュー9
A,B,C で 2405MHz, 2440MHz, 2480MHz を切り替えます。
また、[+]キーで1チャネル・インクリメント、
[-]キーで1チャネル・デクリメントします。
送受信テストの際は、送信側のみチャネル設定をすれば、受信側のチャネルも自動的に 切り替わります。
2.11.9
レジスタ設定メニュー0
手動で UZ2400 のレジスタに値をセットすることができます。
レジスタの仕様については UZ2400 のデータ・シートを参照して下さい。
Long Register は 0x200 を足した値をレジスタ番号として入力してください。
送信出力の低減は、0x203 のレジスタに対し以下の値を設定します。
LREG[203]:
[7:6] -> large scale tuning 00: 0 dB
01: -10 dB 10: -20 dB 11: -30 dB
[5:3] -> small scale tuning 000: 0 dB
001: -1.25 dB 010: -2.5 dB 011: -3.75 dB 100: -5 dB 101: -6.25 dB 110: -7.5 db 111: -8.75 dB [2:0] -> 000
例えば、もし -15 dB に設定したいのであれば “60”を入力します。
“LREG[203] : 00 > 60”
送信出力の最小値は”F8” (-38.75 dB)となります。
2.11.10
チップのリセットメニューA
UZ2400 をリセットします。