災害支援協定締結状況

＜目次＞

④ 災害支援協定締結状況

（企業数）

（社）

※〔％〕は、「各項目別企業数／設問回答企業数(309社)」

〔1％〕

〔4％〕

〔92％〕

〔3％〕

(f) (g) (e)

(d) (c)

(b) (a)

(a) (b)

(c)

(d) (e) (f) (g) １億円以上１億円未満

※「構成比(％)」は、「支援金額階層別別企業数／設問回答企業数 (対策本部設置企業：271社、未設置企業：154社)」

197

119

31 53 3442

3 1

0 24

50 100 150 200 250

３月４月～６月７月～９月

(a)義援金 (b)支援金 (c)奨学金・助成金

（単位：社・グループ、億円）

項目実施企業数金額

実施割合構成比

既支出

438

-

537.99

75.2%

(a) 義援金（被災者に直接届けられる見舞金）

417

95.2%

358.03

50.0%

(b) 支援金（ＮＰＯ等の支援活動に対する寄付）

154

35.2%

137.52

19.2%

(c) 自社（・グループ）が運営する奨学金・助成金等

7.8%

28.74

4.0%

(d) その他

12.3%

13.70

1.9%

支出予定

8.2%

177.42

24.8%

合計

（金銭寄付実施企業） 438

-

715.41

100.0%

◇金銭寄付については、その７割が義援金、その３割が支援金(NPO等の支援活動への寄付)として支出されており、義援金は回答企業の９割超（417社）が寄付している。

◇金銭寄付の３割(約232億円）が３月末までに支出されており、企業が極めて迅速に対応したことがわかる。今後（10月以降）も約177億円の寄付が予定されている。

◇金銭寄付の支出先としては、企業数・金額ともに、日本赤十字社、中央共同募金会、地方公共団体が上位を占める。

◇支援額決定に際しては、｢過去の支援額｣、｢同業他社の動向｣や｢経営者独自の判断｣が重視されている。寄付先の決定にあたって重視した点として、｢寄付先の信頼性・透明性等｣を挙げた企業が半数を占めた。

５．金銭寄付

（１）種類別の取り組み状況

（２）寄付の種類

（既支出分の金額構成比）

※「構成比(％)」は、「各項目別金額／既支出金銭寄付金額(538億円)」

※「義援金」とは、被災された方々の生活再建のために被災者に直接届けられる見舞金のこと。自治体・中央共同募金会・日本赤十字社・マスコミ等を通じて集められた後に一つに統合され、数回に分けて被災状況に応じて配分される

※「支援金」とは、義援金とは異なり、NPO等の支援活動に対する寄付

※「実施割合(％)」は、「各項目別実施企業数／金銭寄付実施企業数(438社・ｸﾞﾙｰﾌﾟ)」

※「構成比(％)」は、「各項目別金額／企業による金銭寄付金額(715億円)」

※「(d)その他」の主なものとして、地方公共団体や各種イベント実行委員会等への寄付がある

※「構成比(％)」は、「各項目別金額／企業による金銭寄付金額(715億円)」

（３）支出時期

（金額構成比）

（４）寄付の種類の変遷

（金額）

※〔％〕は、「支出時期別金額／種類別金銭寄付金額」

(義援金：358億円、支援金：138億円、奨学金・助成金：29億円)

〔33％〕

〔31％〕

〔10％〕

〔85％〕

〔55％〕

〔22％〕〔39％〕

〔3％〕

〔11％〕

（億円）

Ⅱ－8

186

158

143

117

57

54

0 50 100 150 200 250

自社における過去の震災対応支援額

同業他社の動向

経営者の独自の判断

自社の経営状況

他業界の動向

その他

190 161 109 105 67 63 60 58 45 41 33 6

23

0 100 200 300

寄付先の信頼性・

透明性等経済団体等からの協力要請

・仕組みの提示等これまでの寄付実績

被災者・被災地のニーズ

経営者の意思

同業他社の対応工場や営業所立地等

による地縁寄付先の活動理念

税制面における優遇措置の存在政府・地方自治体からの

協力要請等寄付先の実施プログラム

内容の評価対外的なＰＲ度の高さ

その他

172 144 84

50 22 16 11 10 7 6 4 1 0

12

0 50 100 150 200 250

日本赤十字社地方公共団体中央共同募金会自社(・ｸﾞﾙｰﾌﾟ)の財団・ファンド等

ジャパン・

プラットフォーム海外赤十字ほか海外の人道支援機関その他の寄付受入団体個別の被災者経済団体・

業界団体ＮＰＯ/ＮＧＯ等

被災企業・団体国・中央政府機関その他のＮＰＯ/ＮＧＯ

中間支援組織その他

233 148 106 99 51 45 42 21 17 12 7 6 5

50

0 100 200 300

日本赤十字社中央共同募金会地方公共団体経済団体・

業界団体その他の寄付受入団体

ジャパン・

プラットフォーム海外赤十字ほか海外の人道支援機関

被災企業・団体ＮＰＯ/ＮＧＯ等個別の被災者その他のＮＰＯ/ＮＧＯ

中間支援組織自社(・ｸﾞﾙｰﾌﾟ)の

財団・ファンド等国・中央政府機関その他

（５）支出先

①企業数

降順 ②金額降順

（７）金銭寄付先決定で重視した点

（３つ以内回答）

（社・ｸﾞﾙｰﾌﾟ）（億円）

（社）

※〔％〕は、「各項目別金額／既支出金銭寄付金額 (538億円)」

※〔％〕は、「各項目別実施企業数／金銭寄付実施企業数 (438社・ｸﾞﾙｰﾌﾟ)」

※ ＜＞内の数字は、各項目別実施件数

〔53％〕＜315件＞

〔34％〕＜191件＞

〔24％〕＜241件＞

〔23％〕＜171件＞

〔12％〕＜69件＞

〔10％〕＜52件＞

〔10％〕＜63件＞

〔5％〕＜26件＞

〔4％〕＜20件＞

〔3％〕＜12件＞

〔2％〕＜9件＞

〔1％〕＜7件＞

〔11％〕＜73件＞

〔32％〕

〔27％〕

〔16％〕

〔9％〕

〔4％〕

〔3％〕

〔2％〕

〔1％〕

〔0％〕

〔2％〕

〔47％〕

〔40％〕

〔27％〕

〔26％〕

〔17％〕

〔16％〕

〔15％〕

〔14％〕

〔11％〕

〔10％〕

〔8％〕

〔2％〕

〔6％〕

※〔％〕は、「各項目別企業数／本設問への回答企業数

（407社）」

（６）支援額決定で重視した判断基準

（２つ以内回答）

（社）

〔46％〕

〔39％〕

〔35％〕

〔29％〕

〔14％〕

〔13％〕

※〔％〕は、「各項目別企業数／本設問への回答企業数（408社）」

※「その他」として、災害規模、グループ企業の動向等がある

37%

25%

13%

10%

11%

7% 6%

7% 8%

10% 9% 10%

16%

8% 25%

３月

４～６月

７～９月

(a)食料・飲料品 (b)生理・衛生用品

(c)日用消耗品

（除く生理・衛生用品）

(d)医療品 (e)家具・寝具 (f)衣料品 (g)家電製品 (h)サービス (i)車両等 (j)重機・設備等 (k)通信機器 (l)事務用機器 (m)その他

３月 664件

〔52%〕

４月～６月 469件

〔36%〕

７月～９月 102件

〔8%〕

時期不明 55件〔4%〕

（単位：社・グループ、件、億円）

項目実施企業数実施件数金銭換算相当額

実施割合構成比 ^{うち金額入力件数}金額入力割合構成比

既支出 331 - 1,290 100.0% 858 66.5% 133.23 100.0%

自社（・グループ）製品・サービス 231 ^69.8% 603 ^46.7% ⁴⁴⁰ ^73.0% 105.69 ^79.3%

社内備蓄等の活用 173 52.3% 213 16.5% 132 62.0% 2.27 1.7%

市場からの購入 160 ^48.3% 357 ^27.7% ²⁴⁰ ^67.2% 12.16 ^9.1%

その他 63 19.0% 117 9.1% 46 39.3% 13.11 9.8%

支出予定 14.69

-合計（現物寄付実施企業） 331 - 1,290 147.92

-◇現物寄付の実施にあたり、自社･自グループの製品・サービスを提供した企業が７割、社内の備蓄物資等を提供した企業が５割、市場から購入して提供した企業が５割あった。

◇現物寄付に係る支援額は、実施件数の６～７割しか把握できていないものの、約148億円にのぼり、その大部分は地方自治体を経由して、被災者や被災企業等に届けられた。

◇物資等の半数が３月中に提供された。時の経過とともに食料・飲料品、生理・衛生用品から、家電製品や通信機器等の割合が増加するなど、被災地ニーズに柔軟に対応した。

◇提供物資等の種類は多岐にわたるが、提供にあたっては「自社の製品・サービスであること」に加え、「被災地住民」や「政府・自治体からの要請」が重視されている。

６．現物寄付(サービスを含む)

（１）取得先別の取り組み状況

※「実施割合(％)」は、「各項目別実施企業数／現物寄付実施企業数(331社・ｸﾞﾙｰﾌﾟ)」

※「構成比(％)」は、「各項目別実施件数（or金銭換算相当額）／現物寄付実施件数(1,290件)（or既支出金銭換算相当額(133億円)）」

※ 専門機器等の無償貸与を含む

※ 金銭換算相当額は、帳簿価格であり、把握できる場合のみ集計（実施件数の６～７割程度）

※「その他」の主なものとして、取引先からの拠出等がある

（３）支出時期

（件数構成比）

※ 〔％〕は、「各項目別実施件数／現物寄付実施件数（1,290件）」

（４）主な提供物資の変遷

（提供時期別、件数構成比）

※「構成比(％)」は、「各項目別件数／実施時期別現物寄付実施件数(3月：664件、4～6月：469件、7～9月：102件)」

※「(m)その他」の主なものとして、灯油・ガソリン・軽油等、本・文房具・おもちゃ、専門機器等がある食料・飲料品生理･衛生 (除く生理・衛生用品) ^{日用消耗品}

用品医療品衣料品

家電製品ｻｰﾋﾞｽ車両等重機･設備等通信機器事務用機器

その他

（a）

（a）（b）（c）（e）（f）（g）（h）（i）（j）（k）（l）（m）

（b）（c）（d）（e）（f）（g）（h）（i）（j）（k）（l）（m）

（b）（c）（d）（e）（f）（g）（h）（i） ^（j）^（k）（m）

家具･寝具

（２）用途

（金銭換算相当額構成比）

※「構成比(％)」は、「各項目金額／既支出現物寄付金銭換算相当額 (133億円)」

(現物寄付実施件数：1,290件、うち金銭換算相当額入力件数：858件)

Ⅱ－10

21 19 15 14 8 8 8 6 5 3 2 0

24

0 10 20 30 40

重機・

設備等食料・

飲料品生理・

衛生用品サービス医療品家具・寝具車両等家電製品日用消耗品衣料品通信機器事務用機器その他

155 136 122 81 81 17 11 9

26

0 50 100 150 200

自社取り扱い製品・

サービスである被災地住民

（社員、取引先等）

からの要請の吸い上げ

政府・地方自治体からの要請等があった

経済団体等からの協力要請等があった

自社備蓄品として保有していた

取引先等からの調達が容易である

マスコミなどの報道による言及

既存の災害支援協定の内容に含まれている

その他

386 134

133 78 72 71 65 56 43 41 33 15

163

0 100 200 300 400 500 食料・

飲料品生理・

衛生用品日用消耗品衣料品家電製品医療品サービス家具・寝具車両等重機・

設備等通信機器事務用機器その他

（５）提供物品・サービスの種類

① 件数降順 ② 金銭換算額降順

※〔％〕は、「各項目別件数／現物寄付実施件数(1,290件)」

※〔％〕は、「各項目別の金額／既支出現物寄付金銭相当額(133億円)」

※ ＜＞内の数字は、金銭換算相当額記載件数

（件）（億円）

（６）現物寄付品目決定で重視した点（３つ以内回答）

※〔％〕は、「各項目別企業数／本設問への回答企業数（304社）」

※「その他」として、独自判断、企業の社会的使命、総合判断等がある

（社）

〔30％〕

〔10％〕

〔6％〕

〔5％〕

〔4％〕

〔3％〕

〔1％〕

〔13％〕

〔16％〕

＜27件＞

〔14％〕

＜259件＞

〔18％〕

＜108件＞

〔51％〕

〔45％〕

〔40％〕

〔27％〕

〔6％〕

〔4％〕

〔3％〕

〔9％〕

〔11％〕

＜95件＞

〔10％〕

＜26件＞

〔6％〕

＜46件＞

〔6％〕

＜35件＞

〔6％〕

＜36件＞

〔5％〕

＜66件＞

〔4％〕

＜85件＞

〔2％〕

＜39件＞

〔2％〕

＜22件＞

〔0％〕

＜14件＞

597 145

86 78 69 62 40 34 20 18

141

0 250 500 750

地方公共団体経済団体・

業界団体避難所・仮設住宅

への直接提供ＮＰＯ／ＮＧＯ等

への直接提供個別の被災者への直接提供被災企業・団体への直接提供

その他の寄付受入団体国・中央政府機関

ＮＰＯ/ＮＧＯ中間支援組織災害ボランティア

センターその他

66 10

7 5 5 5 4 4 2 0

23

0 25 50 75

地方公共団体個別の被災者への直接提供経済団体・

業界団体国・中央政府機関

その他の寄付受入団体避難所・仮設住宅

への直接提供被災企業・団体

への直接提供ＮＰＯ／ＮＧＯ等

への直接提供ＮＰＯ/ＮＧＯ

中間支援組織災害ボランティア

センターその他

（７）提供先

① 件数降順 ② 金銭換算相当額降順

（件）（億円）

※〔％〕は、「各項目別件数／現物寄付実施件数(1,290件)」 ※〔％〕は、「各項目別金額／既支出現物寄付金銭相当額(133億円)」

※ ＜＞内の数字は、うち金銭相当額記載件数

〔46％〕

〔11％〕

〔7％〕

〔6％〕

〔5％〕

〔3％〕

〔2％〕

〔1％〕

〔11％〕

〔50％〕

＜415件＞

〔8％〕＜45件＞

〔6％〕＜107件＞

〔4％〕＜25件＞

〔4％〕＜32件＞

〔4％〕＜33件＞

〔3％〕＜35件＞

〔3％〕＜54件＞

〔2％〕＜16件＞

〔0％〕＜17件＞

〔18％〕＜79件＞

119 69

54 26 19

52

0 50 100 150

店頭募金等の募集チャリティイベント

収益寄付寄付金付商品

の販売インターネット募金等の募集

ポイント換算募金の提供その他

（単位：社・グループ、件、億円）

項目社員等の寄付消費者・顧客等の寄付合計

実施実施件数支出実施実施件数支出支出

企業数うちﾏｯﾁﾝｸﾞ実施件数

金額企業数うちﾏｯﾁﾝｸﾞ実施件数

金額金額

358 674 125 79.28 131 309 15 132.90 212.18

(a) 義援金（被災者に直接届けられる見舞金） 322 551 96 65.59 108 213 10 110.62 176.21

(b) 支援金（ＮＰＯ等の支援活動に対する寄付） 55 89 24 5.95 33 66 2 17.65 23.60

24 34 2 0.27 11 16 2 0.41 0.68 9 15 6 0.48 6 14 3 0.10 0.58

合計（寄付の呼びかけ実施企業） 398 723 133 80.03 154 339 20 133.41 213.44

(ア) 金銭寄付

(イ）現物寄付（サービスを含む）

(ウ) その他

◇398社の企業(回答社数の８割超)が、従業員募金など、社員等に寄付を呼びかけた。

◇店頭募金の実施(119件)、チャリティイベントを通じた収益金の寄付(69件）、寄付金付き商品の販売(54件)等によって、消費者・顧客へ寄付を呼びかけた企業は154社である。

◇社員や消費者等からの寄付は約213億円にのぼり、これに連動する形で企業が寄付した支援額(マッチング寄付）は約27億円である。いずれの寄付においても、義援金の割合が最も高く、その多くが日本赤十字社や中央共同募金会、地方自治体等に寄せられている。

７．社員や消費者等への寄付の呼びかけ・マッチング

（１）寄付等の呼びかけ

（３）マッチング寄付の取り組み状況

（２）消費者等への寄付の呼びかけ

（件数）

※〔％〕は、「各項目別件数／消費者・顧客への寄付の呼びかけ実施件数(339件)」

※「その他」の主なものとして、株主優待相当分の寄付、テレビを通じた募金等がある

※「実施割合」は、「項目別マッチング実施件数／各種呼びかけ実施件数」（社員等への寄付の呼びかけ：723件、消費者・顧客への寄付の呼びかけ：339件）

※「マッチング率」は、「項目別マッチング実施金額／各種呼びかけに係る寄付金額の合計」（社員等による寄付金額：80億円、消費者・顧客による寄付金額：133億円）

（件）

〔35％〕

〔20％〕

〔16％〕

〔8％〕

〔15％〕

〔6％〕

（４）寄付の種類

（件数構成比）

① 社員等の寄付 ② 消費者・顧客の寄付 ③ マッチング寄付

（単位：件、億円）

項目ﾏｯﾁﾝｸﾞ実施件数ﾏｯﾁﾝｸﾞ実施金額

実施割合ﾏｯﾁﾝｸﾞ率

社員等への

寄付の呼びかけ 133 18.4% 23.73 29.7%

消費者・顧客への

寄付の呼びかけ 20 5.9% 3.15 2.4%

合計 153 14.4% 26.88 12.6%

義援金 551件

〔76%〕

支援金 89件

〔12%〕

奨学金・

助成金 34件

〔5%〕

現物寄付 34件〔5%〕

その他 15件〔2%〕

※「構成比(％)」は、「各項目別実施件数／取り組み別実施件数の合計」

（社員等の寄付：723件、消費者・顧客の寄付：339件、マッチング寄付：153件）

義援金 84件

〔55%〕

支援金 20件

〔13%〕

奨学金・

助成金 6件〔4%〕

現物寄付 2件〔1%〕

その他 41件

〔27%〕

義援金 213件

〔63%〕

支援金 66件

〔20%〕

奨学金・

助成金 30件〔9%〕

現物寄付 16件〔5%〕

その他 14件〔4%〕

Ⅱ－12

ドキュメント内東日本大震災における経済界の被災者・被災地支援活動に関する報告書 (ページ 51-58)

＜目 次＞

④ 災害支援協定締結状況

項目 実施企業数 金額

既支出

-

75.2%

(a) 義援金（被災者に直接届けられる見舞金）

95.2%

50.0%

(b) 支援金（ＮＰＯ等の支援活動に対する寄付）

35.2%

19.2%

(c) 自社（・グループ）が運営する奨学金・助成金等

7.8%

4.0%

(d) その他

12.3%

1.9%

支出予定

8.2%

24.8%

合計

-

100.0%

◇金銭寄付については、その７割が義援金、その３割が支援金(NPO等の支援活動への寄付)と して支出されており、義援金は回答企業の９割超（417社）が寄付している。

◇金銭寄付の３割(約232億円）が３月末までに支出されており、企業が極めて迅速に対応し たことがわかる。今後（10月以降）も約177億円の寄付が予定されている。

◇金銭寄付の支出先としては、企業数・金額ともに、日本赤十字社、中央共同募金会、地方 公共団体が上位を占める。

◇支援額決定に際しては、｢過去の支援額｣、｢同業他社の動向｣や｢経営者独自の判断｣が重視 されている。寄付先の決定にあたって重視した点として、｢寄付先の信頼性・透明性等｣を 挙げた企業が半数を占めた。

５．金銭寄付

（１） 種類別の取り組み状況

（２）寄付の種類

（３）支出時期

（４）寄付の種類の変遷

186

158

143

117

57

54

190 161 109 105 67 63 60 58 45 41 33 6

23

172 144 84

50 22 16 11 10 7 6 4 1 0

12

233 148 106 99 51 45 42 21 17 12 7 6 5

50

（５）支出先

①企業数

（７）金銭寄付先決定で重視した点

（６）支援額決定で重視した判断基準

-◇現物寄付の実施にあたり、自社･自グループの製品・サービスを提供した企業が７割、社 内の備蓄物資等を提供した企業が５割、市場から購入して提供した企業が５割あった。

◇現物寄付に係る支援額は、実施件数の６～７割しか把握できていないものの、約148億円 にのぼり、その大部分は地方自治体を経由して、被災者や被災企業等に届けられた。

◇物資等の半数が３月中に提供された。時の経過とともに食料・飲料品、生理・衛生用品か ら、家電製品や通信機器等の割合が増加するなど、被災地ニーズに柔軟に対応した。

◇提供物資等の種類は多岐にわたるが、提供にあたっては「自社の製品・サービスであるこ と」に加え、「被災地住民」や「政府・自治体からの要請」が重視されている。

６．現物寄付(サービスを含む)

（１）取得先別の取り組み状況

（３）支出時期

（４）主な提供物資の変遷

（２）用途

21 19 15 14 8 8 8 6 5 3 2 0

24

155 136 122 81 81 17 11 9

26

386 134

133 78 72 71 65 56 43 41 33 15

163

597 145

86 78 69 62 40 34 20 18

141

66 10

7 5 5 5 4 4 2 0

23

（７）提供先

119 69

54 26 19

52

◇398社の企業(回答社数の８割超)が、従業員募金など、社員等に寄付を呼びかけた。

◇店頭募金の実施(119件)、チャリティイベントを通じた収益金の寄付(69件）、寄付金付き 商品の販売(54件)等によって、消費者・顧客へ寄付を呼びかけた企業は154社である。

７．社員や消費者等への寄付の呼びかけ・マッチング

＜目次＞

項目実施企業数金額

◇金銭寄付については、その７割が義援金、その３割が支援金(NPO等の支援活動への寄付)として支出されており、義援金は回答企業の９割超（417社）が寄付している。

◇金銭寄付の３割(約232億円）が３月末までに支出されており、企業が極めて迅速に対応したことがわかる。今後（10月以降）も約177億円の寄付が予定されている。

◇金銭寄付の支出先としては、企業数・金額ともに、日本赤十字社、中央共同募金会、地方公共団体が上位を占める。

◇支援額決定に際しては、｢過去の支援額｣、｢同業他社の動向｣や｢経営者独自の判断｣が重視されている。寄付先の決定にあたって重視した点として、｢寄付先の信頼性・透明性等｣を挙げた企業が半数を占めた。

（１）種類別の取り組み状況

-◇現物寄付の実施にあたり、自社･自グループの製品・サービスを提供した企業が７割、社内の備蓄物資等を提供した企業が５割、市場から購入して提供した企業が５割あった。

◇現物寄付に係る支援額は、実施件数の６～７割しか把握できていないものの、約148億円にのぼり、その大部分は地方自治体を経由して、被災者や被災企業等に届けられた。

◇物資等の半数が３月中に提供された。時の経過とともに食料・飲料品、生理・衛生用品から、家電製品や通信機器等の割合が増加するなど、被災地ニーズに柔軟に対応した。

◇提供物資等の種類は多岐にわたるが、提供にあたっては「自社の製品・サービスであること」に加え、「被災地住民」や「政府・自治体からの要請」が重視されている。

◇店頭募金の実施(119件)、チャリティイベントを通じた収益金の寄付(69件）、寄付金付き商品の販売(54件)等によって、消費者・顧客へ寄付を呼びかけた企業は154社である。