・ 面材の高さ ≧ 横架材間内法 × 0.8
【腰壁等の条件】
・ 900㎜ ≦ 腰壁等の長さ ≦ 2000㎜
・ 一続きの面材の高さが360㎜以上(360㎜未満の場合は0とする)
・ 両側に同種の木ずり、または面材の耐力壁、準耐力壁がある 2
準耐力壁等を使った壁量チェック
2
性能表示では準耐力壁等の壁倍率を加算できます。例えば、耐力壁線を追加したくても既に耐力壁が配置されている、または プラン上これ以上耐力壁を追加できない場合などに、準耐力壁等を配置することでその通りの存在壁量を増やし、耐震等級を 満たすことができます。ここでは、準耐力壁等を使って壁量をチェックする方法を解説します。
専用初期設定のツリーから「凡例」の「準 耐力壁等」を選びます。
使用する準耐力壁等を確認します。
ツリーから「自動条件」の「準耐力壁等」
を選びます。
準耐力壁等の自動配置条件を確認しま す。
ツリーから「性能表示」を選びます。
[準耐力壁等]で、横架材の内法寸法と、
開口高に関する設定を確認します。
初期設定を確認・変更する
[性能]をクリックして性能表示モードに 切り替えます。
[自動]をクリックします。
壁がある場所には準耐力壁、建具がある場 所には腰壁等が配置されます。
準耐力壁等の表記
[専用初期設定(凡例-準耐力壁等)]の記号「P」が連 動します。「04」などの番号は壁左右の準耐力壁等のNo を表し、「0」は準耐力壁等がないことを表しています。
準耐力壁等としての条件を満たさない場合は、「×」が表 示されます。
準耐力壁等を自動配置する
A:横架材の内法寸法 B:下地貼高 C:開口高
B A C
【準耐力壁】
1
2
3
4
[外部]がONのとき、開口部のある外壁の外面 に準耐力壁等を自動配置します。
開口部のない外壁の外面には配置されません。
[内部]がONのとき、外壁の内面と建物内部に ある壁の両面に準耐力壁等を自動配置します。
この値より壁の長さが小さいと、
準耐力壁等は配置されません。
5
6
【腰壁等】
1
「戸」「大」「中」「小」の表記
開口部を補正していると、開口高に応じて
「戸」「大」「中」「小」と表示されます。
補正していない場合は表示されません。
火打が配置されているとみなして計算する
火打の位置はまだ特定できないが、条件を満たす火打が配置されているものと仮定して床倍率の計算を行いたい場合は、[専用初期設定(性 能表示)]で[火打が配置されているとみなして計算する]をONにします。
このとき、水平構面図では、1本あたりの負担面積で火打の本数 を算出して火打構面の仕様が表記されます。
※[火打が配置されているとみなして計算する]がONの場合、
火打材の入力コマンドは選択できなくなります。また、火打 が入力されていても、水平構面図に火打は描画されません。
専用区画による火打構面のチェック
3
床構面と屋根構面で存在床倍率が確保できない場合、火打構面を検討しますが、火打構面のチェック方法には、次の2つがあ ります。
(A)X方向、Y方向の耐力壁区画ごとに判定します。 ⇒ P.34参照
(B)火打構面の区画(専用コマンドによる専用区画)ごとに判定します。 ⇒ 下記参照
(A)(B)において耐力壁区画、火打の配置状況が同じ場合、次図のようにX1-X2間の床倍率チェックの結果が異なります。
ここでは(B)のチェック方法を解説します。
火打構面(専用区画)の判定 がOKとなれば、その火打構 面の存在床倍率をそのまま耐 力壁区画(X1-X2)の平均存 在床倍率に加算できます。
耐力壁区画の面積=9.0㎡ 床構面の存在床倍率:2.0
耐力壁区画内にある火打だけが判定の対象となります。
9.0㎡/2本=4.5㎡
火打構面を有効にするには、平均負担面積 5.0 ㎡以下
(梁せい105㎜)となります。
火打構面の存在床倍率:0.15 耐力壁区画の平均存在床倍率=2.15
火打構面(専用区画)の面積=6.0㎡ 床構面の存在床倍率:2.0
火打構面(専用区画)にある火打が判定の対象となります。
6.0㎡/4本=1.5㎡
火打構面を有効にするには、平均負担面積2.5㎡以下
(梁せい105㎜)となります。
火打構面の存在床倍率:0.5 耐力壁区画の平均存在床倍率=2.5
【(A)耐力壁区画(Y方向)】
X1 X2
【(B)火打構面】
X1 X2
火打構面
(専用区画)
専用初期設定のツリーから「性能表示」
を選びます。
[火打構面チェック]の[火打構面]にチ ェックを入れます。
1 2
初期設定を確認・変更する
1 天空図
2 性能表示による壁量等計算
付 録
[床倍率]メニューから[床倍率判定表]
を選びます。
[存在床倍率]をクリックします。
火打構面の存在床倍率が耐力壁区画の平 均存在床倍率に加算されていることを確 認します。
[性能]メニューから[火打]の[火打構 面]を選びます。
火打の仕様を設定します。ここでは、「3:
木製90×90、平均負担面積2.5㎡以下、
梁せい105以上」を選びます。
[火打登録]にチェックを付けます。
[簡易チェック機能]がONで、[床倍率 判定]がONになっていることを確認し ます。
火打構面の範囲の始点と対角点を クリックします。
床倍率の判定を確認します。
火打を個別に入力する場合
[性能]メニューの[火打][火打(複数)]
で個別に火打を入力する際、仕様を設定す ることはできません。
火打が入力されている火打構面の存在床倍 率で平均存在床倍率を計算します。
有効な火打構面の存在床倍率が、2 つ の耐力壁区画の平均存在床倍率に加算 されていることを確認できます。
7
火打 1 本の負担面積が表 示され、火打構面の仕様と 1 本当たりの負担面積が 満たされていると、判定が OK(青字)になります。
8
火打構面を入力する
2 1
3
[簡易チェック機能]
がONのとき、各区 画の床倍率の判定を 確認できます(赤字 は判定がNG)。
火打構面の存在床倍 6 率0.50が加算され、
判定がOK(青字)に なったことを確認で きます。
5 4
[簡易チェック機能]の[火打構面]を ONにします。
マウスカーソルをCAD画面に移動して、
火打構面の判定を確認します。
すでに火打が入力 されている場合は OFFにします。
判定結果を確認する
12
3
基礎・横架材の計算
3
意匠データ(平面図、屋根伏図)と木造構造図データ(基礎伏図、床小屋伏図)を読み込んで、基 礎と横架材を構造計算により確認しましょう。また、エラーが出ている箇所を修正して伏図に反映 し、構造計算書を印刷しましょう。