CHAPTER 6
■測定部の操作
6-2 測定機能の選択
6-2-1 選択方法
MEASUREMENTブロック【16】のキー操作によって、6-1表のように測定機能を選択できます。
6-1表 測定機能の選択
キー名称 SHIFTキー (灰) 測定機能 オフ (消灯) 全ひずみ率
IMD DISTN
キー
オン (点灯) 混変調ひずみ率 オフ ダイナミックレンジ
SINAD D RANGE
キー オン SINAD
オフ R/Lレシオ
L/R R/L
キー オン L/Rレシオ オフ S/N
DC LEVEL S/N
キー オン DCレベル測定 オフ ACレベル (注)
AVERAGE AC LEVEL
キー オン アベレージ (注)
オフ THD1
THD2 THD1
キー オン THD2
2fo
~
5fo キー - 高調波分析
注: RELATIVEキーをオン (点灯) にすると、相対値測定となります。
6-3 周波数測定
本器はレシプロ力ル方式の周波数カウンタを内蔵しており、10 Hz ~ 110 kHz の範囲の周波数を測 定し、表示部1 【6】に表示します。ただし、OSCブロック【26】のSOURCE / MEASUREMENTキーが
SOURCE (点灯) になっているときは、測定値は表示されず、発振部の設定値が表示されます。
表示分解能は100 Hz 以上で5 桁、100 Hz 未満で 0.01 Hz、測定可能な入力信号レベル範囲は100 mV [rms] ~ 100 V [rms]です。
測定部の操作■
6-4 AC レベル測定
本器はACレベル計として0.316 mV、3.16 mV、31.6 mV、316 mV、3.16 V、31.6 V、100 Vフルス ケールの7レンジを持ち、30 µV ~ 100 Vの電圧を測定できます。dBV単位では、-90 dBV ~ +40 dBVの範囲、dBm単位では、-88 dBm ~ +42 dBmの範囲のレベル測定ができます。
■備 考
dBV:0 dBV=1 V [rms] ただしパネル上の表示単位はdBです。
dBm:600Ω系で1 mWを基準とした電力単位表示です。
帯域は10 Hz ~ 110 kHzです。応答特性は平均値応答と実効値応答が選択できます。
6-4-1 測定値の表示
1チャネル測定のときは表示部3 【10】に測定値が表示されます。2チャネル測定のときはLチャネル の測定値が表示部2 【8】に、Rチャネルの測定値が表示部3 【10】に各々表示されます。
表示分解能は最大 4 桁です。単位は DISPLAY ブロック【15】の
UNIT
キーによって、V・mV と dBV・dBm のいずれかを選択できます。
dBV・dBm 単位を選択したとき、発振部の出力振幅の設定が dBV で行われていれば測定値の単位も
dBV、発振部の出力振幅の設定がdBmで行われていれば測定値の単位もdBmになります。
選択された単位は、測定値表示部右側の単位表示部 (【9】、【11】) に表示されます。
6-4-2 自動レンジ設定
以下の手順でACレベルの自動レンジ設定が行えます。
① MEASUREMENTブロック【16】の
AVERAGE AC LEVEL
キーを押して点灯させます。
② AUTOキー【22】を押します。キー右側のMEAS RANGEライトが点灯します。
③ 入力信号を加えると自動的に適正レンジが設定され、測定値が表示部に表示されます。
6-4-3 マニュアルレンジ設定
(1) 概 要
測定レンジを固定してACレベル測定が行えます。
測定レンジを固定する方法として、DATA ブロック【25】を用いた設定コードによる方法と、MODIFY ノブ【23】による方法とがあります。以下にその操作方法について説明します。
6-3
■測定部の操作
(2) 設定コードによる測定レンジの固定
ACレベル測定では、6-2表に示す設定コードによって測定レンジを固定できます。
6-2表 測定レンジの設定コード 測定レンジ 設 定
コード 単位:V・mV 単位:dBV (パネル表示はdB)
なし 現在のレンジに固定
0 自動レンジ設定
1 100 V 40 dBV
2 31.6 V 30 dBV
3 3.16 V 10 dBV
4 316 mV -10 dBV
5 31.6 mV -30 dBV
6 3.16 mV -50 dBV
7 0.316 mV -70 dBV
SHIFT キー (青)【3】に続いて DATA ブロック【25】の数値キー「2」を押すと、設定コードが入力可能 になります。以下に操作例を示します。
設定コードによる測定レンジの固定例
ステップ 操 作 表示部2【8】または3【10】 ENTERライト【24】 1 点灯 MEAS2
SHIFT
現在の測定レンジが表示される 点 滅
2 3 設定コードを入力
LEVELREF
MEASUREMENT
V
選択した測定レンジが表示される
点 滅
3 kHz いずれかの単位キーを押す 測定レンジが固定される 消 灯
■備 考
• 測定レンジを固定すると、AUTOブロック【22】のMEAS RANGEライトが消灯します。
• 0~7以外のコードは設定できません。
測定部の操作■
(3) MODIFYノブ【23】による測定レンジの固定
SHIFTキー (青)【3】に続いてDATAブロック【25】の数値キー「2」を押すと、MODIFYノブ【23】で測 定レンジを選択・固定できます。以下に操作例を示します。
MODIFYノブ【23】による測定レンジの固定例
ステップ 操 作 表示部2【8】または3【10】 ENTERライト【24】 1 点灯 MEAS2
SHIFT
現在の測定レンジが表示される 点 滅
2 回して測定レンジを選択
MEASUREMENT
V
選択した測定レンジが表示される
点 滅
3 kHz いずれかの単位キーを押す 測定レンジが固定される 消 灯
■備 考
• 測定レンジを固定すると、AUTOブロック【22】のMEAS RANGEライトが消灯します。
• MODIFYノブ【23】を時計方向に回すとフルスケールが大きなレンジへ、反時計方向に回すと小さ なレンジへ切り換わります。
• 単位キーを押すと、表示部2【8】または3【10】はレンジ固定操作を開始する前の状態に戻ります。
• 2 チャネル測定実行時に測定設定操作を行うと、L、R チャネルともに同じ測定レンジに固定さ れます。
6-5
■測定部の操作
6-5 DC レベル測定
本器はDCレベル計として316 mV、3.16 V、31.6 Vフルスケールの3レンジを持っており、DCコ ネクタ【14】に入力された信号のDCレベルを測定できます。
6-5-1 測定値の表示
表示部3 【10】に測定値が表示されます。表示単位はV、mVのみです。
6-5-2 自動レンジ設定
以下の手順でDCレベルの自動レンジ設定が行えます。
① MEASUREMENTブロック【16】の
SHIFT
キーを押して点灯させます。
② MEASUREMENTブロック【16】の
DC LEVEL S/N
キーを押して点灯させます。
③ AUTOキー【22】を押します。キー右側のMEAS RANGEライトが点灯します。
④ 入力信号を加えると自動的に適正レンジが設定され、測定値が表示部に表示されます。
6-5-3 マニュアルレンジ設定
(1) 概 要
測定レンジを固定してDCレベル測定が行えます。
測定レンジを固定する方法として、DATA ブロック【25】を用いた設定コードによる方法と、MODIFY ノブ【23】による方法とがあります。以下にその操作方法について説明します。
(2) 設定コードによる測定レンジの固定
DCレベル測定では、6-3表に示す設定コードによって測定レンジを固定できます。
6-3表 測定レンジの設定コード 設定コード 測定レンジ
なし 現在のレンジに固定
測定部の操作■
設定コードによる測定レンジの固定例
ステップ 操 作 表示部3【10】 ENTERライト【24】
1 点灯
MEAS 2 SHIFT
現在の測定レンジが表示される 点 滅
2 INPUT1 設定コードを入力
MEASUREMENT
V
選択した測定レンジが表示される
点 滅
3 kHz いずれかの単位キーを押す
MEASUREMENT
V
測定レンジが固定される
消 灯
■備 考
• 測定レンジを固定すると、AUTOブロック【22】のMEAS RANGEライトが消灯します。
• 0~3以外のコードは設定できません。
• ステップ2でコードを入力せずに単位キーを押すと、現在の測定レンジに固定されます。
• 設定操作中に、点滅しているSHIFTキー (青)【3】を押すと、設定操作をキャンセルできます。
• 単位キーを押すと、表示部3【10】はレンジ固定操作を開始する前の状態に戻ります。
(3) MODIFYノブ【23】による測定レンジの固定
SHIFTキー (青)【3】に続いてDATAブロック【25】の数値キー「2」を押すと、MODIFYノブ【23】で測 定レンジを選択・固定できます。以下に操作例を示します。
MODIFYノブ【23】による測定レンジの固定例
ステップ 操 作 表示部3【10】 ENTERライト【24】
1 点灯 MEAS2 SHIFT
現在の測定レンジが表示される 点 滅
2 回して測定レンジを選択
MEASUREMENT
V
選択した測定レンジが表示される
点 滅
3 kHz いずれかの単位キーを押す 測定レンジが固定される 消 灯
■備 考
• 測定レンジを固定すると、AUTOブロック【22】のMEAS RANGEライトが消灯します。
• MODIFYノブ【23】を時計方向に回すとフルスケールが大きなレンジへ、反時計方向に回すと小さ なレンジへ切り換わります。
• 単位キーを押すと、表示部3【10】はレンジ固定操作を開始する前の状態に戻ります。
6-7
■測定部の操作
6-6 アベレージ測定
本器は基準信号をもとに入力信号を加算平均して、基準信号に同期した信号成分を取り出し、そのレ ベルを測定するアベレージ測定機能を備えています。基準信号を L チャネルに、被測定信号を R チャ ネルに入力して測定を行います。
測定レンジの構成、測定範囲、帯域、応答特性は AC レベル測定の場合と同じです。ただし、基準信 号は100 mV以上の入力レベルを必要とします。
平均回数は、16、32、64、128、256の中から選択できます。
6-6-1 測定値の表示
基準信号の周波数が表示部1 【6】に、アベレージ測定値が表示部3 【10】に各々表示されます。
表示分解能は最大 4 桁です。単位は DISPLAY ブロック【15】の
UNIT
キーによって、V・mV と dBV・dBm のいずれかを選択できます。
dBV・dBm 単位を選択したとき、発振部の出力振幅の設定が dBV で行われていれば測定値の単位も dBV、発振部の出力振幅の設定がdBmで行われていれば測定値の単位もdBmになります。
選択された単位は、測定値表示部右側の単位表示部3【11】に表示されます。
6-6-2 自動レンジ設定
以下の手順でアベレージの自動レンジ設定が行えます。
① MEASUREMENTブロック【16】の
SHIFT
キーを押して点灯させます。
② MEASUREMENTブロック【16】の
AVERAGE AC LEVEL
キーを押して点灯させます。
③ AUTOキー【22】を押します。キー右側のINPUT RANGEおよびMEAS RANGE ライトが点灯し ます。
④ 平均回数を選択します。(6-6-4項を参照)
⑤ 基準信号をLチャネルに被測定信号を Rチャネルに加えると自動的に適正レンジが設定され、測 定値が表示部に表示されます。
測定部の操作■
(2) 設定コードによる測定レンジの固定
アベレージ測定では、6-4表に示す設定コードによって測定レンジを固定できます。
6-4表 測定レンジの設定コード 測定レンジ 設 定
コード 単位:V・mV 単位:dBV (パネル表示はdB)
なし 現在のレンジに固定
0 自動レンジ設定
1 100 V 40 dBV
2 31.6 V 30 dBV
3 3.16 V 10 dBV
4 316 mV -10 dBV
5 31.6 mV -30 dBV
6 3.16 mV -50 dBV
7 0.316 mV -70 dBV
SHIFT キー (青)【3】に続いて DATA ブロック【25】の数値キー「2」を押すと、設定コードが入力可能 になります。以下に操作例を示します。
設定コードによる測定レンジの固定例
ステップ 操 作 表示部3【10】 ENTERライト【24】
1 点灯 MEAS2 SHIFT
現在の測定レンジが表示される 点 滅
2 3 設定コードを入力
LEVELREF
MEASUREMENT
V
選択した測定レンジが表示される
点 滅
3 kHz いずれかの単位キーを押す
MEASUREMENT
V
測定レンジが固定される
消 灯
■備 考
• 測定レンジを固定すると、AUTOブロック【22】のMEAS RANGEライトが消灯します。
• 0~7以外のコードは設定できません。
• ステップ2でコードを入力せずに単位キーを押すと、現在の測定レンジに固定されます。
• 設定操作中に、点滅しているSHIFTキー (青)【3】を押すと、設定操作をキャンセルできます。
• 単位キーを押すと、表示部3【10】はレンジ固定操作を開始する前の状態に戻ります。
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