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(注5)

ドキュメント内 育児・介護_あらまし_本文.indd (ページ 42-62)

けることがときどきある」状態を含む。

(注6)「⑫日常の意思決定」とは毎日の暮らしにおける活動に関して意思決定ができる能力をいう。

(注7)慣れ親しんだ日常生活に関する事項(見たいテレビ番組やその日の献立等)に関する意思決定 はできるが、本人に関する重要な決定への合意等(ケアプランの作成への参加、治療方針への合 意等)には、指示や支援を必要とすることをいう。

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常時介護を必要とする状態に関する判断基準

介護休業は2週間以上の期間にわたり常時介護を必要とする状態にある対象家族を介護するための休 業で、常時介護を必要とする状態については、以下の表を参照しつつ、判断することとなります。ただ し、この基準に厳密に従うことにとらわれて労働者の介護休業の取得が制限されてしまわないように、

介護をしている労働者の個々の事情にあわせて、なるべく労働者が仕事と介護を両立できるよう、事業 主は柔軟に運用することが望まれます。

「常時介護を必要とする状態」とは、以下の(1)又は(2)のいずれかに該当する場合であること。

(1)介護保険制度の要介護状態区分において要介護2以上であること。

(2)状態①~⑫のうち、2が2つ以上又は3が1つ以上該当し、かつ、その状態が継続すると認め られること。

状態 項目

(注1)

(注2)

①座位保持(10分間一人で座 っていることができる)

自分で可 支えてもらえればできる

(注3)

できない

②歩行(立ち止まらず、座り込 まずに5m程度歩くことがで きる)

つかまらないでできる 何かにつかまればできる できない

③移乗(ベッドと車いす、車い すと便座の間を移るなどの乗 り移りの動作)

自分で可 一部介助、見守り等が必要 全面的介助が必要

④水分・食事摂取(注4) 自分で可 一部介助、見守り等が必要 全面的介助が必要

⑤排泄 自分で可 一部介助、見守り等が必要 全面的介助が必要

⑥衣類の着脱 自分で可 一部介助、見守り等が必要 全面的介助が必要

⑦意思の伝達 できる ときどきできない できない

⑧外出すると戻れない ない ときどきある ほとんど毎回ある

⑨物を壊したり衣類を破くこ とがある

ない ときどきある ほとんど毎日ある

(注5)

⑩周囲の者が何らかの対応を とらなければならないほどの 物忘れがある

ない ときどきある ほとんど毎日ある

⑪薬の内服 自分で可 一部介助、見守り等が必要 全面的介助が必要

⑫日常の意思決定(注6) できる 本人に関する重要な意思決定は できない(注7)

ほとんどできない

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(注1)各項目の1の状態中、「自分で可」には、福祉用具を使ったり、自分の手で支えて自分ででき る場合も含む。

(注2)各項目の2の状態中、「見守り等」とは、常時の付き添いの必要がある「見守り」や、認知症 高齢者等の場合に必要な行為の「確認」、「指示」、「声かけ」等のことである。

(注3)「①座位保持」の「支えてもらえればできる」には背もたれがあれば一人で座っていることが できる場合も含む。

(注4)「④水分・食事摂取」の「見守り等」には動作を見守ることや、摂取する量の過小・過多の判 断を支援する声かけを含む。

(注5)⑨3の状態(「物を壊したり衣類を破くことがほとんど毎日ある」)には「自分や他人を傷つ けることがときどきある」状態を含む。

(注6)「⑫日常の意思決定」とは毎日の暮らしにおける活動に関して意思決定ができる能力をいう。

(注7)慣れ親しんだ日常生活に関する事項(見たいテレビ番組やその日の献立等)に関する意思決定 はできるが、本人に関する重要な決定への合意等(ケアプランの作成への参加、治療方針への合 意等)には、指示や支援を必要とすることをいう。

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常時介護を必要とする状態に関する判断基準

介護休業は2週間以上の期間にわたり常時介護を必要とする状態にある対象家族を介護するための休 業で、常時介護を必要とする状態については、以下の表を参照しつつ、判断することとなります。ただ し、この基準に厳密に従うことにとらわれて労働者の介護休業の取得が制限されてしまわないように、

介護をしている労働者の個々の事情にあわせて、なるべく労働者が仕事と介護を両立できるよう、事業 主は柔軟に運用することが望まれます。

「常時介護を必要とする状態」とは、以下の(1)又は(2)のいずれかに該当する場合であること。

(1)介護保険制度の要介護状態区分において要介護2以上であること。

(2)状態①~⑫のうち、2が2つ以上又は3が1つ以上該当し、かつ、その状態が継続すると認め られること。

状態 項目

(注1)

(注2)

①座位保持(10分間一人で座 っていることができる)

自分で可 支えてもらえればできる

(注3)

できない

②歩行(立ち止まらず、座り込 まずに5m程度歩くことがで きる)

つかまらないでできる 何かにつかまればできる できない

③移乗(ベッドと車いす、車い すと便座の間を移るなどの乗 り移りの動作)

自分で可 一部介助、見守り等が必要 全面的介助が必要

④水分・食事摂取(注4) 自分で可 一部介助、見守り等が必要 全面的介助が必要

⑤排泄 自分で可 一部介助、見守り等が必要 全面的介助が必要

⑥衣類の着脱 自分で可 一部介助、見守り等が必要 全面的介助が必要

⑦意思の伝達 できる ときどきできない できない

⑧外出すると戻れない ない ときどきある ほとんど毎回ある

⑨物を壊したり衣類を破くこ とがある

ない ときどきある ほとんど毎日ある

(注5)

⑩周囲の者が何らかの対応を とらなければならないほどの 物忘れがある

ない ときどきある ほとんど毎日ある

⑪薬の内服 自分で可 一部介助、見守り等が必要 全面的介助が必要

⑫日常の意思決定(注6) できる 本人に関する重要な意思決定は できない(注7)

ほとんどできない

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ことも可能です。

※1 平成年月日までにした、介護のための所定労働時間の短縮等の措置を利用した日数は含み ません。

※2 電子メールによる場合は、労働者が記録を出力することにより書面を作成できるものに限りま す。

※3 「速やかに」とは、原則として労働者が介護休業申出をした時点からおおむね1週間以内をいい ます。ただし、介護休業申出の日から介護休業開始予定日までの期間が1週間に満たない場合は、

介護休業開始予定日までに通知をすることが必要です。

また、介護休業の申出が2週間前までに行われなかった場合における事業主の休業開始予定日の指定 についても、同様となります。

ポイント解説 介護休業に関し、この法律で労働者の権利として定められたものより労働者に有利な条件を 設定することは、労働者の福祉の増進を目的とするこの法律の趣旨からも当然許されます。し たがって、休業期間、取得回数、対象となる家族の範囲などの事項に関して、法の内容を上回 るような制度を定めることは自由であり、事業主に対しても、そのような努力が求められてい ます(Ⅸ-7、ページ参照)。

★ 逆に、介護休業の対象となる労働者の範囲をこの法律で示された範囲より狭くすること、対象 家族の範囲、休業期間、申出の手続についてこの法律の規定より厳しい条件を設けること等は許 されず、このような定めをした就業規則の当該部分は無効と解されます。

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Ⅲ-2 介護休業の申出 (第11条)

○ この法律の介護休業は、労働者の事業主に対する申出を要件としています。

○ 介護休業の申出は、一定の時期に一定の方法によって行わなければなりません。

○申出は、対象家族1人につき3回までであり、申し出ることのできる休業は連続したひとまと まりの期間の休業です。当該対象家族について、介護休業をした日数の合計が93日に達してい る場合は、その対象家族について介護休業をすることはできません。

○ 事業主は、介護休業申出がなされたときは、介護休業開始予定日及び介護休業終了予定日等を 労働者に速やかに通知しなければなりません。

介護休業は、あらかじめ制度が導入され、就業規則などに記載されるべきものであることに留意し

てください(指針第2の13)。

介護休業の申出は、それにより一定期間労働者の労務提供義務を消滅させる効果のある意思表示で

す。

介護休業の申出は、次の事項を記載した介護休業申出書を事業主に提出して行わなければなりませ

ん(則第 条)。事業主が適当と認める場合には、ファックス又は電子メール等(※2)によること も可能です。

① 申出の年月日

② 労働者の氏名

③ 申出に係る対象家族の氏名及び労働者との続柄

④ 申出に係る対象家族が要介護状態にあること

⑤ 休業を開始しようとする日及び休業を終了しようとする日

⑥ 申出に係る対象家族についてのこれまでの介護休業日数(※1)

事業主は、労働者に対して申出に係る対象家族が要介護状態にあること等を証明する書類の提出を

求めることができます(則第 条第3項)。

期間を定めて雇用される労働者が介護休業をする場合、現在締結されている労働契約期間の末日ま

で休業した後、労働契約の更新に伴って更新後の労働契約期間の初日を介護休業開始予定日とする申 出をする場合は、再度の申出をすることができます。

()について期間を定めて雇用される者が労働契約の更新に伴って申出をする場合に必要な事項は

①、②、⑤のみです。

事業主は、介護休業申出がされたときは、次に掲げる事項を労働者に速やかに(※3)通知しなけ

ればなりません(則第条第2項)。

① 介護休業申出を受けた旨

② 介護休業開始予定日(法第条第3項の規定により指定をする場合にあっては、当該事業主の指 定する日)及び介護休業終了予定日

③ 介護休業申出を拒む場合には、その旨及びその理由

通知は、書面によるほか、労働者が希望する場合には、ファックス又は電子メール(※2)による

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