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注記事項

ドキュメント内 日本長期信用銀行 年報 1999 (ページ 49-55)

貸借対照表関係

(平成10年3月期末/平成10年3月31日)

※1 貸出金のうち、銀行業の決算経理基準に基づき、未収利息を収益不計上としている破 綻先債権額は218,477百万円、延滞債権額は650,841百万円であります。

※2 貸出金のうち、金利減免等債権額は10,034百万円であります。

なお、金利減免等債権とは、債務者の再建・支援を図るため、約定条件改定時にお いて公定歩合以下の水準にまで金利を引き下げた貸出金及び利鞘が確保されていな いスプレッド貸出金、並びに金利棚上げの措置を講じ未収利息を収益不計上としてい る貸出金であります。

※3 貸出金のうち、経営支援先に対する債権額は151,405百万円であります。

なお、経営支援先に対する債権とは、債務者の再建・支援のため、損金経理につい て税務当局の認定を受けて債権放棄等を行い、経営支援している先に対する貸出金 であります。

※5 ローン・パーティシペーションで、平成 7 年 6月1日付日本公認会計士協会会計制度 委員会報告第 3 号に基づいて、参加者に売却したものとして会計処理した貸出金の元 本の期末残高の総額は、475,373百万円であります。

※6 子会社の株式及び出資総額 113,243百万円

※7 自己株式のうち、商法第210条ノ2 第 2 項第 3 号に定める自己株式はありません。

※9 その他の資産には、平成 8 年 3月期の住宅金融専門会社に対する貸出金236,720 百万円に係る債権放棄による貸出金償却についての平成 8 年 8月23日付法人税更正 処分に伴う法人税等納付額133,317百万円が含まれております。

なお、上記処分については、平成 8 年 9月6日に国税不服審判所長に対して審査請 求を行いましたが、平成 9 年10月28日に請求棄却の裁決書を受領いたしました。こ れに対し、同年11月14日に更正処分取消訴訟を東京地方裁判所に提起し、現在係争 中であります。

※10 動産不動産の減価償却累計額 38,291百万円

※11 動産不動産の圧縮記帳額 64,697百万円

(当期圧縮記帳額 −百万円)

※12 借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特 約付借入金1,092,916百万円が含まれております。

※13 会社が 発行する株式の総数

普通株式 4,000,000千株

優先株式 100,000千株

発行済株式の総数

普通株式 2,392,904千株

優先株式 100,000千株

※14 その他の剰余金のうち長期信用銀行法第17条前段において準用する銀行法第17条 の 2 第 4 項により利益の配当に充当することを制限されている金額はありません。

※15 当期から、特定取引勘定設置に係る長期信用銀行法施行規則の改正により貸借対照 表の様式が改訂されましたが、その内容は次のとおりであります。

(1)従来の「商品有価証券」及び「その他負債」中の「売付商品債券」は、「特定取引資産 及び同負債」の内訳科目になりました。また、決算日にて募集期間が終了してい ない国債等の引受契約からの引受残額についても「商品有価証券」に計上するこ ととなりました。

(2)商品有価証券取引に係る派生商品は、「特定取引資産及び同負債」に表示するこ ととなりました。したがって、従来「その他資産」、「その他負債」で表示してい た商品有価証券取引に係るオプション取引からのプレミアムは、「特定取引資産 及び同負債」中の「商品有価証券派生商品」に表示しております。

(3)従来の「有価証券」及び「その他負債」中の「売付債券」のうち、長期信用銀行法第 17条前段において準用する銀行法第17条の2第1項第2号目的の有価証券取引 に係るものは、「特定取引資産」中の「特定取引有価証券」及び「特定取引負債」中 の「特定取引売付債券」に表示することとなりました。

(4)長期信用銀行法第17条前段において準用する銀行法第17条の2第1項第2号目 的の有価証券取引に係る派生商品は、「特定取引資産及び同負債」中の「特定取引 有価証券派生商品」に表示することとなりました。したがって、従来「その他資 産」、「その他負債」で表示していた同号目的のオプション取引からのプレミアム は、「特定取引資産及び同負債」中の「特定取引有価証券派生商品」に表示してお ります。

(5)特定取引目的の派生商品(有価証券関連を除く)は、「特定取引資産及び同負 債」中の「金融派生商品」に表示することとなりました。したがって、従来「その 他資産」、「その他負債」で表示していた特定取引目的の金利オプション取引から のプレミアムは、「特定取引資産及び同負債」中の「金融派生商品」に表示してお ります。

(6)従来の「現金預け金」、「買入金銭債権」のうち、特定取引目的の財産については、

「特定取引資産」中の「その他の特定取引資産」に表示することとなりました。

(7)従来の「その他負債」中の「借入有価証券」のうち、長期信用銀行法第17条前段 において準用する銀行法第17条の2第1項第2号目的の有価証券取引に係る貸 借取引によるものは、「その他負債」中の「借入特定取引有価証券」に表示するこ ととなりました。

16 配当制限

当行の定款の定めるところにより、平成10年 3 月31日発行の第二回優先株式所有 の株主に対しては、優先配当金( 1 株につき年13円)を超えて配当することはあり ません。

損益計算書関係

(平成10年3月期/平成9年4月1日から平成10年3月31日まで)

※1 その他の経常費用には、株式会社共同債権買取機構へ不動産担保付債権を売却した ことによる損失5,745百万円、債権売却損失引当金繰入額9,462百万円及び累積債 務国向け債権その他の債権を売却したことなどによる損失29,702百万円並びに取 引先支援のための損失187,054百万円を含んでおります。

※2 当期から、特定取引勘定設置に係る長期信用銀行法施行規則の改正により損益計算 書の様式が改訂されましたが、その内容は次のとおりであります。

(1)「特定取引収益及び同費用」中の「商品有価証券収益及び同費用」に、従来の「そ の他業務収益及び同費用」中の「商品有価証券売買益及び同損」と評価損益が加 えられるとともに、「資金運用収益」中の「有価証券利息配当金」及び「資金調達 費用」のうち商品有価証券取引に係る受払利息等、「営業経費」のうち商品有価 証券取引に係る有価証券取引税及び取引所税並びに「役務取引等収益」のうち商 品有価証券取引に係る引受料を含めることとなりました。

(2)「特定取引収益及び同費用」中の「特定取引有価証券収益及び同費用」に、従来の

「その他業務収益及び同費用」中の「国債等債券売却益」、「国債等債券償還益」、

「国債等債券売却損」、「国債等債券償還損」及び「国債等債券償却」のうち長期信 用銀行法第17条前段において準用する銀行法第17条の2第1項第2号目的の有 価証券取引に係る損益と評価損益が加えられるとともに、「資金運用収益」中の

「有価証券利息配当金」及び「資金調達費用」のうち同号目的の有価証券取引に係 る受払利息等、「営業経費」のうち同号目的の取引に係る有価証券取引税及び取 引所税を含めることとなりました。

(3)「特定取引収益及び同費用」中の「金融派生商品収益及び同費用」に、従来の「資 金運用収益」及び「資金調達費用」中の「金利スワップ受入利息」、「金利スワップ 支払利息」、「その他の受入利息」、「その他の支払利息」のうち特定取引目的の 金融派生商品取引に係る受払利息等と評価損益が加えられるとともに、「営業 経費」のうち特定取引目的の金融派生商品取引に係る取引所税を含めることと なりました。

(4)「特定取引収益及び同費用」中の「その他の特定取引収益及び同費用」に、従来の

「資金運用収益」及び「資金調達費用」に計上されていた特定取引目的の「譲渡性 預け金」及び「買入金銭債権」等に係る利息と評価損益が加えられることとなり ました。

※4 その他の特別損失は、退職給与支給基準の改訂による退職給与引当金繰入額のうち の過年度相当分であります。

リース取引関係

(平成10年3月期/平成9年4月1日から平成10年3月31日まで)

1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース 取引

・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額 取得価額相当額

動   産 9,583百万円

そ の 他 973百万円

10,556百万円

減価償却累計額相当額

動   産 4,173百万円

そ の 他 270百万円

4,444百万円

期末残高相当額

動   産 5,409百万円

そ の 他 703百万円

6,112百万円

(注)取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に 占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。

・未経過リース料期末残高相当額

1 年 内 1,661百万円

1 年 超 4,451百万円

6,112百万円

(注)未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産 の期末残高等に占めるその割合が低いため、支払利子込み法によっておりま す。

・当期の支払リース料 1,743百万円

・減価償却費相当額 1,743百万円

・減価償却費相当額の算定方法

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。

2. オペレーティング・リース取引

・未経過リース料

1 年内 1,300百万円

1 年超 6,246百万円

合 計 7,546百万円

有価証券の時価等関係

(平成10年3月期/平成10年3月31日)

「有価証券などの時価情報」のページ(63ページ)に記載しております。

金銭の信託の時価等関係

(平成10年3月期/平成10年3月31日)

「有価証券などの時価情報」のページ(63ページ)に記載しております。

デリバティブ取引関係

(平成10年3月期/平成9年4月1日から平成10年3月31日まで)

1. 取引の状況に関する事項

(1)取引の内容

当行の行っている主なデリバティブ取引は以下のとおりであります。

①金利関連 取引所取引 金利先物、金利オプション

店頭取引 金利先渡契約、金利スワップ、キャップ、フロア、

スワップション

②通貨関連 取引所取引 通貨先物、通貨オプション

店頭取引 通貨スワップ、為替予約、通貨オプション

③株式関連 取引所取引 株式指数先物、株式指数オプション

(2)取組方針

デリバティブ取引は、国際的な金融自由化の進展および金融技術の進歩に伴い多様 化する価格変動リスクの有効なコントロール手段であります。

デリバティブ取引には、市場リスク、信用リスク、流動性リスク、事務・システム リスク等が存在しておりますが、当行は、これらのリスクを把握し管理する統合的 なリスク管理体制の下で、広範な取引を行っております。

(3)利用目的

当行が行うデリバティブ取引の利用目的は、金利、為替相場、有価証券の価格その 他の指標に係る短期的な変動、市場間格差等を利用した自己トレーディング目的、

顧客の財務マネージメントニーズに対応した多様な商品の提供のための対顧取引目 的および当行の資産負債から発生するリスクをコントロールし当行全体の収益を安 定的に確保するためのALM目的と、多岐にわたっております。

これらの取引につきまして、当行はあらかじめ定められたリスク管理指標の範囲内 において、信用リスクの限定された取引所取引や、定型化され流動性の高い店頭取 引を中心に取引を行っております。

(4)取引に係るリスク内容

デリバティブ取引に係るリスクのうち、特に管理に留意すべきリスクは市場リスク および信用リスクであります。

①市場リスク

市場リスクは、取引対象商品の将来における市場価格の変動と、デリバティブ取 引に固有のボラティリティー等の将来における変動によって損失を被るリスクで あります。

市場リスクについては、円、米ドル、ドイツマルクを中心とするOECD主要国の 長短金利、為替相場および東証株価指数先物を中心とする株式指数先物を、主な リスク管理の対象としております。

これらのリスク量につきましては、主にバリュー・アット・リスク(VAR)法を 用いて管理しております。

なお、VAR法による平成10年3月期における当行トレーディング業務の市場リ スク計測値は、最大値18億円、最小値3億円、平均値7億円となっております。

(方法:分散・共分散法、変動幅:2.33標準偏差(99%の確率事象をカバー)、

保有期間:1日)

②信用リスク

信用リスクは、取引の相手方が倒産等により当初定めた契約条件の履行が不可能 となった場合に損失を被るリスクであります。

信用リスクについては、信用リスクが限定的な取引所取引を多用しておりますが、

スワップ関連取引等の店頭取引については、オリジナルエクスポージャー方式お よびカレントエクスポージャー方式を併用したクレジットラインの範囲内で管理 しております。なお、平成10年5月より全てカレントエクスポージャー方式での 管理に移行いたしております。

また、平成10年3月期末の自己資本比率(国際統一基準)に基づく連結ベースで の信用リスク相当額は1兆941億円となっております。

(5)取引に係るリスク管理体制

当行では、独立したリスク管理部署であるリスク統轄部を設置し統合的なリスク管 理を行っております。

①市場リスクの管理体制

リスク統轄部は、恣意性を排除した業務運営を可能とするため、業務の理念や戦 略、リスク管理方針、リスク管理手続、ポジションおよび損益の計測定義に係る 諸規定を制定し、原則として半年毎に、必要な場合は随時、見直しを行っており ます。また、バンキング・トレーディング両部門の市場リスク状況を日次で統合 的に把握し、モニタリングし、経営に対し報告を行っております。

②信用リスクの管理体制

信用リスクの管理は、同一の基本理念、管理手法に基づき各顧客本部が作成した オフバランス取引の進達規定に基づいて行っており、同規定には、申請方法、決 裁権限、進達手順および事後管理方法等が定められております。

取引は、あらかじめ主要なデリバティブ商品については統合されたクレジットラ インを設定し、その範囲内で行われており、与信決定権限はフロント部門から完 全に独立しております。

クレジットラインの遵守状況のモニタリングは、フロント部門、バック部門でそ

ドキュメント内 日本長期信用銀行 年報 1999 (ページ 49-55)

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